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「子どもの話を聞いてあげたい」「子どもの話をもっと聞けるようになりたい」と誰しも、親にとっては思うもの。しかし現実には忙しくて中々、子どもの話を聞いてあげれない方も多いのではないでしょうか?男性脳・女性脳という言葉がありますが、男性は解決を求め、女性は共感を求めると言われますが、もし、これを親子に当てはめてみると、親脳は解決を求め、子脳は共感を求めるという感じでしょうか。どうしても親は子どものモヤモヤを解決してあげたくなるものですが、ただただ子どもは共感して聞いて欲しいのだと思います。
今回の女性、子どもの頃から母親に聞いてもらえた感じもなく距離感も掴めないままでしたが、漸く母の気持ちを理解できたときに、母から一番聞きたかった言葉が聞けてとっても嬉しかったと言います。さてあなたは、子どものSOSにどんな言葉をかけていますか?

福田 みどり さん 50代 女性【島根県】

パネルディスカッションに登壇

事の始まりは、昨年末。
柳沢かおり講師から、「松江のMIROSS×189プロジェクトの主催者挨拶で、体験談を話せますか?」とお話しをいただき、「ぜひやらせてください!」とお答えしたことから、ストーリーが動き出しました。

実は、昨年10月に出雲で同イベントを開催した時に、体験を話すチャンスをいただいたのですが、地元開催の為、家族へ配慮するという逃げ道を作り、体験談を話すチャンスを逃してしまいました。

この時、人生が解体しきれておらず、未消化なものがあることをはっきりと認識しました。

そして迎えた1月。松江イベントは主催者挨拶の形もパネルディスカッションも全く新しいバージョンで準備していましたが、まさかの大雪に見舞われ3月に延期となりました。

2023年のMIROSS×189プロジェクトのスタートは、2月の広島となりました。

戦争による破壊から見事に復活した平和の象徴そのものである広島からのスタートに完全性を感じました。

広島では、初めてパネルディスカッションに登壇させていただき、体験を話す機会をいただきました。

緊張しながらも、不思議と安心して、この為に生まれてきたことを細胞レベルで感じ、楽しむことができました。

《過干渉・過保護》だった私が変わっていた!!

実はイベントの、この日は長女が広島で看護師の国家試験を受けており、私と同じく人生において大切な1日を過ごしていました。

イベントに全力集中していたので、夕方になって、ようやく「あ!そういえば、長女は試験だった!」と気づき、一切余計な心配をせずに済みました。

私はミロスに出会うまでは、子育てに手が抜けず、《過保護・過干渉》をしてきましたが、すっかり変わってしまったことに、自分でも笑ってしまいました。

最近は、アプリで当日に答え合わせができ、学校の指示で自己採点をした長女から、「受かったよ!A判定!!」と、イベントの打ち上げ中に連絡が入り、仲間にお祝いの言葉をいただき、歓喜が何倍にもなりました!

全く新しい形になった広島イベントは大成功で、仲間と共に体験させていただきました。

表現させて頂いたからこそ、自分の人生に起こったことは全て完璧だった!とさらに理解できました。

母の泣く姿を思い出す!

イベント後に、この人生で良かった!という喜びは半端なく、さらに、こんな思いが強まりました。

それは、「母を理解したい!もっと進化したい!」でした。

仲間がどんどん求めて進化して変わられていく姿が後押しとなり、今しかない!と自分の気持ちに正直に、大ジャンプしてミロス実践コースに申し込みをしたのです。

すると、ほどなくして母から「出雲に行くことにしたよ。」と連絡が入りました!

子どもが小さい頃は、頻繁に来てくれていましたが、出雲に来てくれるのは7年ぶりです。介護やコロナを理由に誘っても来なくなっていたので、驚きましたが、母を理解するタイミングが来ていることを感じました。

丁度その頃、年末からずっと観たいと思っていた映画「ラーゲリより愛を込めて」を子ども達とスケジュールが合い一緒に観ました。

この映画は、シベリアで捕虜として強制労働を強いられた方の実話です。

私は、祖父からシベリアで捕虜だった頃の話を幼い頃から聞いて育ったので、まるでタイムマシーンで祖父の人生を覗き見に行ったような感覚になり、必死に命を繋いでくれた祖父にさらに深い感謝が湧きました。

そして、思いがけず、この映画の中で1番心を揺さぶられたのは、主人公の妻が、夫の訃報を聞いたシーンでした。

夫の戦死の知らせを聞くと、子ども達に「お父様は戦死しました。でも、私は大丈夫です。」と毅然とした態度で伝えるのですが、すぐさま身を翻して庭に走り出て地面に伏せ、空を切り裂くような声で泣いたのです。

何故、私がそのシーンでこころを揺さぶられたのか?ですが、

私が小1の夏休みに子守を放棄し、身勝手に遊びに行った為に、幼い弟が事故で亡くなった時に、お葬式で泣く母の声と姿がフラッシュバックしたこと。

私の母の泣く姿と同じでした…。

母を理解するという「愛」に気づく

映画を観た2日後がミロス実践コース初日でした。

一緒に受講された方が、母親に対する思い込みが外れ、愛されていたという真実と出会い、どんどん解放されていくところを目撃させていただきました。

私も、母を理解したい!と講師に伝えました。

何故なら、一度も母に受け入れてもらったことがない!母に埋まらない《距離感》を感じるのはなぜだろう?

と思って生きていたからです。

母は不安な事、困った事を相談しても、怒ったような口調だったり、受け流したり、いつもはぐらかされてきたので、

母に受け入れられた感覚が一切なく、ダメな私は愛されていないと思い込み、良いことだけしか母に言えなかった事を話しました。

かおり講師から、
『もし4人の子どもの中で、息子を突然失ってしまったとしたら、残された子どもに対してどう接すると思う?やっと授かった跡取り息子を突然亡くしたお母さんの立場になって感じでみて。』

と投げかけられた時、普通の状態ではいられないし、まともに向き合う自信が無いと思いました。
そこに女性の恐怖の根源である愛した者を失う恐怖があった事を知りました。

それなら母を理解できるし、残された子どもにどう接していいのかわからずで、
話を聞いてあげることが出来なくて、そうなっても仕方なかった…と母の思いを感じました。

母は、けっして冷たいのではなく、愛しているからこそ、真正面から愛すことに恐怖し、はぐらかしていたんだ!と初めて理解することができました。

愛ゆえだったんだ!
本当は私めちゃくちゃ愛されてたんだ!
と自分から愛が湧き出てくるような喜びを感じました。

母を理解すること。それは、
《母を理解するという愛だよ》と教えていただきました。
こんなに愛があったなんて、今まで感じたことなかったです。

ようやくこの答えに出会え、体の枠が溶けて無くなりそうなほど癒されました。

母の誕生日に感謝を伝えた

その翌日、母が出雲にやって来ました。この日は、母の誕生日で、3月3日の女の子の節句でした。

母が生まれて来てくれたことをみんなで賑やかに祝い、感謝を直接伝えられた事がとても嬉しかったです!

そして、他にも嬉しい偶然が重なりました!

丁度、母が来た2日後に、写真館で家族写真を撮る予定を入れていたので、長女の卒業式の袴姿、次女の振り袖姿、高1になった長男のブレザー姿、中1になった末っ子のセーラー服姿を実際に見てもらうことができたのです!

次女が早めに成人式の前撮りをしたいと言うので、長女も卒業式に着る袴姿で一緒に撮影しよう!という話になり、着物のレンタルの都合で、撮影はこの日しかない!という日に母が出雲に来ていることが、あり得ないキセキでした。

長女は成人式にきちんとした振り袖の写真を撮らなかったので、今回、袴姿を撮影することになったのですが、それさえも全て完全性だったんだ!と驚きました。

孫4人が立派に成長した姿に喜ふ母を見て、恩返しができたようでとても嬉しかったです。

初めて母に聞いてもらえた!

そして長女が、広島で看護師として働く日が来ました。引越しの手伝いを終え、出雲へ帰る道中、育てさせてくれてありがとうという気持ちと、私が県外へ出る時に父母がしてくれた事を思い出し、ぐっと込み上げるものがありました。

翌朝、母に電話し、無事長女が引っ越した事と、これまで支えてくれた感謝を伝えました。

そして、自然な流れで、子育てに苦労したこと、立派に育てようと行き過ぎ、虐待をしてしまったこと、人生がすごく苦しかったけれど、セルフメンタルマネジメントに出会い、なぜそうなったのか?人生を根源から理解してから、人生がすっかり変わってしまい、今すごく幸せだ。ということを、初めて母に話すことができました。

母が、否定もせず、こんなにじっくりと聞いてくれたのも初めてでした!

ずっと、ミロスや、MIROSS×189プロジェクトのこと、あの夏の弟の事故のことなどを話したかったのですが、わかってもらえないと、伝えるのを諦めていましたが、この日は全く違いました。

カリキュラムを通して私が母を理解できた今、母にも理解してもらえるという世界に変わっていたのです。

話を聞いた母は、「そうか。良かったね。」と、欲しかった言葉をくれました。受け入れられた安心感と、言えたことで自分が緩んでいくのを感じました。

母と話してわかったのですが、なんと母は私が弟の事故の現場にいたことを知りませんでした。

もちろん、私が遊びに行って子守を放棄した事も知りません。あの状況では無理も無いことです。

あんな事をしてしまった私は母から愛されない!という思い込みは完全なる幻想だったとはっきりしました。

今回、このタイミングでミロス実践コースを自分に与えられたのも記憶だったと思います。

母を理解するという愛、それが自分への愛だと知ることができ、母への緊張感と距離感が無くなりました。

求めれば、こんなに返ってくる今!凄いです!

ミロス実践コースが終了した数日後、延期になった松江イベントが無事開催されました。
地元のご縁の皆さまに体験談をお話させていただき、役割に向かう喜びをめいっぱい感じさせていただきました。

松江イベントもさらに更新され、参加された方から出雲の時と全く違う!すごく伝わりました。と嬉しい声をいただきました。これは主催者みんなの解放が進んでいるからに違いありません。

これからも、社会活動とカリキュラムの両輪で、自分を知るという愛をどんどん増やして循環させていきたいと思います!

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