良好な関係を築きたいのに、子どもと会うとすぐに喧嘩になってしまう。こんな親子の方もいると思います。どう対応すれば良いのかわからないとも感じる。子どもが親との距離を取ろうとする親の特徴として、親の価値観や考え方を一方的に押し付けるなどが原因になっているケースがあるとお聞きします。今回の女性は、お父さんとの距離感がつかめずにいましたが、
父から愛されていたことが分かったことで、変化が起こりました。まさか笑える日がくるなんて！
Mさん 50代 女性【兵庫県】
長女が苦手でした
ミロスに触れ続けさせてもらう事で娘との関係性はどんどんと良くなっています。
また父との関係も穏やかになってきました。
私には離婚した夫との間に2人の娘がおり、今は長女と暮らしています。
いつもその長女との関係に頭を抱えていました。
急に不機嫌になり、暴言を吐いたり物を投げつける。注意しようものなら叩かれる。発散した後は急におとなしくなり何事もなかったかのようになってしまう。
そのような事がしばしば起こるため、いつも娘に対して緊張しながら接していました。
Lifeコースで柳沢かおり講師にその事をお話ししたところ、まずひとことめから娘の言葉を否定していると言われました。
目の前の問題ばかりに囚われてしまい、自分の気持ちばかり主張し、何も娘の事を理解しようとしていませんでした。
それがわかった事で、まずは娘の声を否定せず、何を言いたいのかを注目していきました。
娘の思い＝自分の思い
耳を傾ける日々が続きました。
今まで理由が分からず困惑する私。
その場から逃げたいほどの思いでしたが、これこそが、私が孤独や悲しみを抑圧した事であり、それを娘がストレートに見せてくれていたのだと後から理解することができました。
「こんな愛の表現もあるのよ」と講師に教えて頂き、その事を理解した以降、娘との辛いコミュニケーションは無くなっていきました。
そして辛いコミュニケーションは無くなったものの、
私はお金に対していつも不安を抱えていて、
娘との揉め事はほとんど財に関する事でした。
私には 《家賃支払い＝減る》 という思い込みがありました。
それからは気持ちよく支払いする事を続け、次第にそれが当たり前となり恐怖と感じる事が無くなってきました。
両親を見ていくと…
そしてカリキュラムにも触れ続け、父と母を理解していきました。
私の父は感情を表現するのが苦手です。
口数もそう多くはありません。
逆に、激しい感情を出す母に対して、私は距離を置き、自分から歩み寄るようなことはしませんでした。それでもまた関心を向けては激しくなるの繰り返しでした。
母とは穏やかに話すことが出来ずにいましたが、そのほとんどが勘違いであったこともわかりました。
柳沢かおり講師のLifeコースにて、私が早合点してしまいすぐに恐怖になってしまっている事がわかりました。
その事で、激しい母や理解できない母という思い込みも、実は母にも同じように理由があったからだと思えるようになりました。
恐怖すぎて早合点し、訳がわからなくなり激しくなる。
この早合点を知ることでこれまでの経緯に合点がいき、何故？を理解でき、亡くなった母に対する大きな誤解は無くなっていきました。
父との会話がはずむと…
父は私からは影の薄い存在、弱い人に見え、頼ることや甘えることなどはあまりありません。
ですが幼少の頃に父に抱き上げられる写真を見つけた時、父に愛されていたという事を思い出しました。
それからは会いに行くという実践。
意識して実家の父のところに行くようになりました。
寡黙なため最初は話もせず、ただひっそり静かにしてるだけの父。
庭の草取りしたり、ただ父の顔を見にいくだけでしたが、徐々にいろんな話しをするようになっていきました。
ある時は父と母の結婚式のDVDを私に見せようと準備し待っていてくれたり、何もしなかった父が私の為にと行動を起こすようになりました。
一緒にご飯を食べに行ったり、ごく普通の事ですが改めて父の傍にいるだけで安心し、ずっと前から変わらず愛されていた事を更に感じるようになってきました。
会話も解れていき、今では父と過ごす時間がとても豊かなひとときとなっています。
父の愛を感じることで
3月の父の誕生日の日、私の幼少の頃の写真をいつも持ち歩いていると言う事を教えてくれました。
でも実はそれは父の勘違いでそれは私ではなく妹の写真。
「これは、あんたじゃないのか？」としばらく写真を眺める父。
私を喜ばせようとした事が伝わり嬉しさで傍にいた娘と一緒に笑いました。
こんな風に笑い合える時が来るなんて、本当に感謝でいっぱいです。
娘の激しさも私の中の激しさが映っていただけと知るとどんどん変わっていきました。
私が父からも愛されていたと理解していくと娘も男性から愛されるようになり、あっという間に入籍する事になりました。
そして2人で家探しを始め、私も一緒に住めるようにと一軒家を購入してくれました。
今リフォームの真っ最中です。
娘だけではなく私まで一緒に、お嫁に行くようなちょっとレアな体験。
お金を気持ちよく出し続ける事で一緒に暮らせる家というプレゼントがあるなんて少し前までは創造すらしていませんでした。
誰からも愛されないという自己否定の人生が、ミロスに向かうことで目の前の風景がガラッと変わりました。
ずっと触れ続け父と母を理解していくと いつの間にか父にも娘にも義理の息子にも大切にされるようになりました。
待ちに待ったお家、もう目の前まで来ています。
ミロスに触れて行く事でしか両親の事を理解する事はできませんでした。
今溢れる感謝でいっぱいです。
