「本音と建前」これは日本人特有の使い分けに例えられています。本当のことを言い過ぎて、相手にどう思われるのかが心配になったり。たとえ迷惑だと感じても、中々「NO!」が言えずに、遠回しのことを言ってしまうなど。今日の女性は、息子さんと、本音で話せなくてどうしたら良いのか分らない時に、ある事が起りました。何故本音が言えなかったのか?
親子の関係性のパターンが分かると変化が起きたのです。ご覧ください!
Hさん 50代 女性 【神奈川県】
コミュニケーション不足が原因?
去年、12月にミロス実践コースを受け田坂講師やメンバーの皆さんのお陰で息子との関係がみるみる変わっていきました。
ミロス実践コースは、以前から受けたいと思いながら金銭的な事や仕事の都合を理由になかなかジャンプ出来なかった私がやっとの思いで申し込みをしました。が、それも本当は、去年の11月に申し込みをしたけれど、色々とトラブルがありドタキャン、そして12月のコースに決まり運命の出会いがあったのです。
コース初日から私が自分でも気づかなかった無意識の問題をズバッと講師に見抜かれ切り込まれました!
それは、息子との関係性でした。
息子は特に反抗期もなく、優しく超真面目な子です。
しかし、いつの頃からか家族や身内と一緒に居る事を嫌い口数もどんどん少なくなり、私には何を考えているか解らず。
また私も息子とは必要最低限の事しか話しませんでした。
でも、この関係性に“不満や不安”を持ちながらもスルーしていましが、去年の2月に起きた出来事で、大きく変わる事になりました。
本音が言えないもどかしさ
その当時、公務員として勤めていた息子が、いつものように「行ってきます」と家を出たきり行方不明になったことでした。
その日、私も何となくいつもと違う様子の息子に何も言えずいつものように「行ってらっしゃい」と見送ったのですが、そのまま音信不通となりました。
息子が家を出て数時間後、仕事場からの「息子さんがまだ、来ていません」の電話に一気に血の気が引き、不安が胸に広がりました。
数日後、息子から電話があり泣きじゃくりながら何度もゴメンなさいと、「自殺しようと思ったけど死ねなかった」と話してきました。
ショックと無事であった安心感と色々な思いが込み上げ私も泣き崩れました。
その時は「ただ生きていてくれたらいい、他には何も望まない!」と強く思い守って下さったご先祖さまに感謝しました。
が、しかし!喉元過ぎれば熱さ忘れるではありませんが、
その後、仕事を辞め1度は“うつ病”と診断されたものの順調に回復し元気になった息子に喜びを感じながらも、腫れ物に触るように“本音”が言えずまた、息子も私や主人を避けるように何も話してくれず、どうしたいのか何を考えているのか分からず、もどかしく思っていました。
思考パターンが遺伝する
そんな中。今回のミロス実践コースで田坂講師やメンバーのかたに、今息子が生きている事への感謝、そして私と母親との関係性から思考パターンが遺伝する事を教えて頂きました。
私が2歳の時に両親が離婚し母子家庭で育ったのですが、強く厳しい母とはケンカばかりでしたが、本音を言えず寂しさや不満、不安も押し殺し我慢してきました。
その事と息子との本音で話せない言って貰えない事との思考パターンの遺伝がハッキリと見え、そうだったのか!と理解しました。
《何も話さない息子と幼い頃の私》
《強く厳しく私を育てた母と今の私》
このことを、“親子の関係性の仕組み”を知ったことで、ようやく一致したのです。
すると、その次の日からなぜだか息子との会話が増え、私も思いを素直に伝えられるようになり、今まで私たちを避けていた息子も一緒に過ごす時間が増えて、仕事の事や友だちの事など何気ない会話もしてくれるようになりました。
命の大切さを実感!
本当に嘘のように、みるみる息子との関係性が変わっていきました!
今では、先輩が経営しているお好み焼き屋で、元気に楽しそうに働いています。
今は修行の身ですが、そのうちお店を任せたいとも言って貰い本人も活き活きとしています。
今回のミロス実践コースを通して、命の大切さを改めて実感し、また口では感謝と言いながら感謝出来ていなかった事もハッキリと見る事が出来ました。
田坂講師やメンバーの皆んなに出会えた事こそがミラクルだったと感じています。