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今の会社に不満はないものの、上司や同僚との相性が良くなかったり、どうしても仕事内容が好きになれないとか、企業選びに失敗しないためにも悩みは尽きませんね。ネットで検索すると、なるだけ人と関わらない仕事などが増加傾向ともいわれたり。ですが今回の女性は、逆に仕事でかかわった方達から自分の自身の偏った考え方に気づき、仕事に対する価値観が変わりました。自分自身を知ることは新しい人生を手に入れる「鍵」になるのだと思います。

勝野 晴子さん 40代 女性【福岡県】

偏見がなくなった!

コロナ禍で仕事が激減する中で、職場には、副業として働く方が多く集まってきました。
その出会いによって、偏った自分の考え方が変わりました。

どういった職種の方がいたかと言うと、例えば、料理長、楽器奏者、吉本芸人、司会者等の専門職。

多種多様で普通だったらまとまって出会うことのない、だからこそ面白く、私にとっては、自分を取り戻すタイミングになりました。

今まで違った仕事をしていた人達が、経歴関係無く、同じ仕事に向かう姿を見た時、私の中にあった偏見が無くなっていきました。

それまでの私は、仕事にランク付けをしていました。
そんな見方をしていたので、思った仕事に就けなかったら、力を抜くということをしていました。この仕事なら、この程度で良いというように。

しかし、職場で出会った人達は、手を抜くことはありませんでした。
自分の出来ることを、一生懸命に取り組んでいたのです。

《気配り、笑顔、元気に対応する》ということ。
当たり前に真剣に取り組んでいました。
当たり前のことを、今までの私はしていませんでした。

自分を取り戻す

ある日、TV番組で、キムタクが飲食店で1日皿洗いをするという企画がありました。
驚いたのが、皿洗いをしていてもキムタクであったこと。
手を抜かず、裏方の皿洗いでさえ一生懸命にやる。
芸能人だからキムタクになったので無かった。
どこにいても、何をしても、いつも自分でいた。

「何かをしたら価値がある」
と信じていた私にとっては、本業でなくとも、自分を表現している姿が、私にとって、自分を取り戻すための出会いとなったのでした。

同時に、『私は私で良い!』
そう思いました。
何をしていても、自分でいるということ。

それ以降、偏見が無くなったのか、意図的に手を抜くことは無くなりました。

どこにいてもベストな自分であり、自分の出来ることをし、当たり前に取り組めるようになりました。

力を入れたり抜いたりすることをせず、自分をコントロールする必要が無くなったので、悩みがなくなりました。

私達は、オンリーワンの存在。
どこにいても最高の自分で生きていきます!

傷つかないように生きていた

以前、こんな文章を書いていたことがあったのですが、ここでも自分への気づきは起こっていました。

それは、
過去の私の常識、守ってきた私の価値観、変えたくても変えられなかった自分。

ついに、崩壊してしまうタイミングがやってきました。

自分とは真逆の極性のエネルギーがやってきました。
過去の経験から積み重ねてきた、凝り固まった私自身をぶっ壊す出来事が起きたのでした。

当時の私は、「特に欲張ろうともせず、今の自分に折り合いをつけ、今の生活でいい、人生マル、今の自分でOK」と、思っていた時期でした。
この位でいいと思っていたのです。

上なんて求めなくて良いよ。
欲張ることは醜いし。
頑張ってる人、キツそうだよ。
やる気がある分、争いもあるし、競争なんてしたくない。
モチベーション上げても、いつか下がるでしょ。

頑張らないでいいように、傷つかないように、生きていました。

恐怖心と生き方をリセット

そんな時‥‥

知人の社長からいきなり
「どうしてやろうとしないんだーーーー(激怒)」
「その程度で満足してるんだーーーー(激怒)」

目の前で、ちゃぶ台をひっくり返すくらいの勢いで、今までにない怒りと共に、私の方に本気で向かって来られました。
しかも、居酒屋で。
人が見てるからやめてー、恥ずかしいー。

しかし、この出来事によって、私の思考がぶち壊され、自分の力では壊すことのできなかった”恐怖心と生き方をリセットできる節目”となったのです。

その方は、現状には満足しない。
私とは真逆の人。

常に上を向いて走り続け、苦しみを乗り越え、自力で地位と財を切り開き、結果を出す。

『やろうとしない、その程度で満足している人』を見ては、いつも決まって怒りをあらわにしていたのです。

「まぁまぁまぁ」
いつもの私だったら、中間に立って怒りを鎮めるなだめ役。
もしくは、「出来ない人を見下し、差別している」といつも相手に反発していました。

自分自身の言葉に驚く

そのはずが‥

その怒りが今回は自分に向けられていることを知り、他人事でなくなりました。
怒りを向けられた瞬間、自分が自分でいられない、いたたまれない、何とも言えない状態に陥ってしまいました。

「やろうとしない」という言葉に反発し、やれない自分自身への、やるせない葛藤。
怒りと同時に、ポロッと出した自分自身の言葉。
「どうせ何かを成し遂られる人は、ごく一部の人」

はっとしました。
自分自身の言葉に愕然としたし、絶望しました。
(私は何を言ってるの?そんな事思ってるハズがない)

今まで、人には可能性があると疑わないからこそ、色んな学びもしてきた。

《怒り》がメッセージに変わる時

それなのに‥‥

でも、本当の本当の本心は、「可能性なんて無い」と思っていたのです。
自分の想いにショックすぎて、頭が真っ白になってしまいました。

落ち着いてから、自分の会社の女性社員の方を例に、可能性の話をしてくれました。
「女性でも、稼いでいいんだよ」
女性が身近に成し遂げている方が普通にいることを知りました。

しかし、その日から1週間怒りが全く治まらない(こんな事は、今までに無い)どころか、日に日に感情が高まるばかり。
更に日にちを追うごとに、怒りから、次第に悲しくなっていったのでした。
同時に、「自分の本質に触れている」ことを感じました。

目の前の怒りは、自分への重要なメッセージでした。
そして、奥の奥の悲しみにまで、触れることができたのです。

この1週間で、『あきらめ続けていた自分自身への癒し』へと変化したのでした。

それ以来、準備OKの自分に戻ることができ、やっとスタートを0(ゼロ)にできました。

【〜何をやってもいいし、受け取ってもいい〜】

成し遂げようとか、始めようとすると、得体の知れない自分の中の湧いてくる恐怖がありました。

自分では触れられなかった、恐怖心の崩壊から、バランスの世界へと、自分自身を取り戻すことができました。

目の前が、怒りを持って真の意味を伝えてくれました。

『極性との出会い=人生のリセット』

ありがとうございました。

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