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「今回はここを失敗してしまったけど、次回から注意しよう」とプラス思考で自分の学びとして捉え、どんどんスキルアップをし、常に頑張ることが当たり前。失敗を糧に変えられると頑張って生きる方は多いのではありませんか。今回の女性も、頑張ってきたけれども人生のどん底のような事態になった時にミロスに出合い、一気に巻き返すようにドラマチックに変化しました。我慢することが本当に正しいのでしょうか?今までにないとらえ方によって新たな人生が導きだされた女性を見てみたいと思いませんか。

Hさん 60代 女性【福岡県】

プラス思考で生きてきたのに…

幼い時から宗教哲学に興味があり宗教の実践には余念がなく、哲学、自己啓発の本を読み漁り、常にプラス思考に傾くよう自己を叱咤激励。“頑張って”生きてきました。

3年前、ミロスに出会ってから、そのプラス思考がよくなかったのだと知った時は、目から鱗。ミロスを教えてくれた先輩、福岡に来てくださった講師の方々のおかげで、ミロスの面白さ、理論の痛快さに夢中になりました。

しかし、そんな中パンデミックがまん延し行動が制限され、私の人生設計はガタガタと崩れ始めたのです。

国際芸術祭に関わっているヨーロッパに住むパートナーと一緒に暮らそうと、マンションを売り渡欧の準備を始めた頃、コロナ禍のため渡航禁止が言い渡されました。

終結する様子もなく、私は住む場所を失いました。

そして音楽家として生計を立てている私の仕事(コンサート)もほとんど失くなり生活のめどがたたなくなり、最悪なことにパートナーの顔、鼻、目の回り、歯茎に癌が見つかりそれは急速に進行し終末期の宣告を受けました。

痛みに苦しむ彼を見たくなく、「何とかしたい、治してあげたい」私も不安と恐怖の苦しみから解放されたいと、抗がん剤治療のため貯金を送金し、一瞬にして私は家もお金も仕事もない状況に陥ってしまったのです。

不思議なご縁がきっかけで

こんな時こそミロスで生きていく、とそれまで学んだノートを取り出しました。

ミロスの設計図、そして理論は素晴らしく、説得力がある。
しかしそれは私の頭の中での域を超えられず気持ちや考え方は変わっても生活に変化はなく、彼の容態は日々悪くなり骨と皮だけになってしまいました。

生来のがんばり屋の虫は歯をくいしばり「そんなことでは動じない、ミロスを学んで乗り越えよう」と、自分に暗示をかけ明るく平気な振りをし、心は耐えていました。

そして今年はじめ、何とかコンサートが少しずつ開催できるようになりましたが、日本人全体に引きこもりの習慣が身に付いたせいかお客様は中々集まりません。

そんな中、富山県で行ったコンサート、そこの数少ないお客様の中に偶然ミロス仲間がいたのです!

その方からコンサート後、話がしたいとお食事に誘われました。

「何だか演奏の合間のお喋りが自分が実践しているミロスというのに似ている」と言われ、きゃーっ!と叫ぶ私。

不思議な縁に興奮したのは言うまでもありません。その場で意気投合。
そして私の地元福岡に岸本講師が来られミロス集中講座をされると彼女から聞き、すぐさま申し込みました。

彼の姿は私の姿そのもの

以前からミロスの講師紹介動画での岸本講師の確信あるお声が心に刺さっていました。
岸本講師からどんな宇宙が拡がるんだろうという緊張感とワクワク感。

お会いするなり講師に癌で苦しんでいる彼の話をすると、何と話が終わる前に、「瀕死はあなた」と。

まず最初に頭をガツン!頑張って頑張っていつも必死で生きてきた、死にかけてたのは確かに私。

彼は瀕死の私の姿を見せてくれてただけなのでした。

過去にお金を騙されたことを話した時はそれも終わる前に、「あなたはお金要らなかったのよ」(チーン!)
そして、私はもう疲れました。

このまま永遠の眠りについても構わないんです。
と言ったら講師は「まだ起きてもないのに?まだ目覚めてもないでしょ」と。(笑)

ピアニストとして最高の芸術は軽みだとピアノの師に教えられてきました。
腕が重い、心が重いはまだその域に達していないと。

岸本講師の宇宙は軽い。身体も心も軽い!正しく達人でした。

講師のミロス集中講座の間中、ああ!私はずっとこの言葉が聞きたかったんだ!この素晴らしい空間と時間が私のシナリオだったなんて、と感謝で涙を抑えることができませんでした。

過去を終わらせると変化が!

2度目のミロス集中講座は福岡の2ヶ月後の広島でしたが既にその頃から変化がおとずれ始めました。

「驚異の無思考」
「過去を終わらせる」
心の中で躊躇なく大声で「はい!」と返事をしました。

躊躇がなくなってきました。
少しずつですが直観で生きること、身を任せる、そして「この私を終わらせる」ことの意味を身体で感じるようになってきたのです。

私自身の生活にも変化がおきました。

文化庁の助成金が最高額おりて、それで今年は思い通りのコンサートが開催できるようになりました。
3年間も海外に行けてなくて、もう私の活動する場所はなくなったと思っていたところ、リトアニア文化庁より招待をもらい、ヨーロッパを代表するピアニストの面々から、「あなたの活動をお手伝いするよ」とのメッセージが届きました。

また彼の病気で断念した国際音楽祭でしたが思いもかけず今年、北陸で国際音楽祭の音楽監督をすることになりました。ひょっとしたら長い間こんな音楽祭があったら多くの人に喜んでもらえるのになあと、心あたためていたクラシックの枠を超えた音楽祭、それが今、目の前におりてきたのかもしれません。

美しい空間を創造:コンサートは満員

パンデミックでできなくなった高齢者施設での音楽療法ライブ。

これを事業にしようと経済産業省の事業再構築に応募。

今まで私1人が行けるのは毎月1施設。

この楽しいライブを日本全国の高齢者に届けたいとチャンネル配信の企画をしました。

大企業でも採択の難しい高額な補助金です。

中小企業診断士か行政書士に依頼しないと100%無理ですよ、と周囲に言われましたが(笑われましたが)、私と世の中に必要だったら必ずおりる、と気楽にビジネス素人の私が自分で取り組み応募したのです。結果は採択。

私のコンサートはミロス集中講座以降毎回満員御礼が続き、演奏中の心の葛藤は消え、お客様と美しい空間を創造しています。

彼とのことは病気であれ、パンデミックであれ、会えないのは双方合意と講師に言われ納得しました。

そして「よかれと思って」手を差しのべることは終わりにしました。

現在何の治療もしていませんが2年前、終末期と言われた彼の命は続き仕事をしようとしています。

私の変化に周りも驚き、ハワイの友人も来年のミロス集中講座にハワイから参加することを決めました。

ミロスに出会えた奇跡と喜び、そして感謝は言葉だけでは言い表せず音にして宇宙に拡げたいと思います。

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