親は、子どもが病気になることがとても辛くて「元気な体に産んであげれなくてごめんね」と、そんな気持ちになる方は多いのではないでしょうか。病気やケガを気にしすぎて心配するあまりに、外との関わりなども怖いと思う方もいるかもしれませんね。でも今回の女性のお母様は、子どもの病気を何とかしたい思いで様々なところに足を運びいろんな治療を試みました。もしかしたらその治療方法が違っていても、麻痺されていてわからなかったようです。今では、視点のとらえ方が分かった彼女にとっては「辛かった体験は愛を感じるためだった!」などと言われています。
西村 美香 さん 50代 女性【神奈川県】
コンプレックスとの戦い?!
鈴木優子講師のカウンセリングを受けた事がきっかけで、痛みに翻弄されて来た人生を改めて振り返ってみました。
私は子供の頃、口数が少なく、言いたい事を全く言えないおとなしい女の子でした。
それでも運動神経が良く、スポーツが出来た為にいじめられる事もなく普通に過ごしていましたが、10歳になったころ突然足首に水が溜まり痛みを感じるようになり、医者に言われるまま袋を取る手術をしたら痛みで普通に歩けなくなりました。
中学生になってからも、手術や入院を繰り返し、気が付けば活溌だったはずの私は走ることの出来ない、上手に歩くことも出来ない女の子になっていました。
それ以降、上手に歩けない、走れない事は私の最大のコンプレックスになり、私の人生は痛みとの戦いになりました。
かばって歩く事で年月と共に痛む箇所は増えて関節は動かなくなり、歩く度に食いしばる歯はひび割れ、顔は痛みで変形し、そんな自分をどんどん嫌いになりました。
ミロスとの出会い
そして病院では治らないと思った母は、良いと聞いた所に私を連れ回すようになります。
中には、全身に数十箇所もナゾの液体を注射する激痛の治療や、女性の健康状態は胸に現れると言って胸を揉んでばかりの男性治療家、ただ大声で怒鳴りつけるだけの霊能者など、今となれば笑って話せますが、当時はただの苦痛。
でも母の気持ちを思うと何も言えず、辛い、悔しいを閉じ込め、またその治療の場に一緒に居た母は、そのおかしな治療に数万~数十万円も支払っている事に疑問を持てないほど二人して麻痺していました。
その後も気功、宗教、スピリチュアルと渡り歩き、ミロスに出会います。
不信感の固まりになっていた私は、また母がお金をかけて何かの学校に通い始めた事を知って、又か…という絶望と今まで抑圧してきた負の感情が怒りとなって外に現れました。この矛先がミロスでした。
そして、ミロスの嘘を暴いてやる!と戦闘モードで参加したセミナーが私とミロスとの出会いになります(笑)。
その時は残念ながら母を説得するネタを見つけられず、今度は当時のワンデーというカリキュラムに参加しました。
終了後「参加して良かったです」と涙と共に口からこぼれた自分の声を聞いて本当にビックリし。
大きな不信は大きな信頼へと一気に変わりました。
自分を知るためにカリキュラムを受講
ミロスに出会っても目的は歩けるようになりたいだったので、動けたら喜び動けなくなると落ち込む、その繰り返し。
ミロスを深めたいと様々なカリキュラムを受講し、毎回積極的にイロイロと参加してきましたが、相変わらず痛みに振り回されて上がったり下がったり。
ミロスに向かうと止められる…(当時はそうとしか思えず)何度も泣いてきましたが、
動けないながらもミロスに関わり続ける事が出来ていました。
その後は、活動もあまり積極的には出来ていなくて、何をして良いのか分からなくなり、ただ居るだけの状態になっていました。
そんな時に鈴木優子講師のLINEライブ配信が始まり、初回から毎日聴いていたら、私の中ですっかり眠っていたワクワクが目を覚ましました。
当初から『ミロスはエネルギー論です』という講師の言葉に感じた事を思い出し、数年ぶりにカリキュラムに参加しようと思えるようになりました。
今度は以前とは違い、現状を何とかする為ではなく、ワクワクを感じた自分を知る為の受講です。
そして受けた鈴木優子講師の独身限定Lifeコースでは、今まで長い間どうしても苦手だった人への《抵抗》が消えるという、周りも驚きの奇跡が起きました。
やりたいことはやっていた!!
また、先日の優子講師のカウンセリングの時にアウトドアが好きだった事を話したら、
「やりたい事してきてるじゃない」と言われて本当にビックリ。
足を治す為に生きてきて、痛みで寝てばかりな人生だと思っていたからです。
でも言葉にしてみたら、動けなくなって周りに迷惑をかけてでも、
サッカー観戦に行っていたし、
大好きな海で素潜り・キャンプ・釣り・BBQを楽しんでいました。
真っ黒に日焼けして夏女と呼ばれていた事があった事を思い出し、
痛み止めの注射を打ってまでやっていました。
たくさんの楽しかった事は、やりたい思いを諦めずに自分に与えてきた事だったと知りました。
マサカマサカでした。
更に優子講師に「足が悪いのにママは何でもやらせてくれたんだね」と言って頂いて
またまたビックリ!お口あんぐり!
そんな風に考えたことはなく、逆に母は私の足を心配してる人だと思ってきたのに、言われてみれば足が悪いからという理由で両親から何かするのを止められた事は無く。
障害者だからというような腫れ物扱いされた事も無く、
こんなにも信頼して貰えていたんだという衝撃の事実に出会い、
またしても見えてなかったものを知ることになりました。
ずっと縛られた不自由な生活だと思って来たのに、何に縛られてた? 誰が縛ってた???
ビックリし過ぎて過去がグルンとひっくり返った感覚になりました。
そしたら、自分の人生めちゃ面白いじゃん!と笑えて、笑いと共にムクムクと自信が湧き上がってきて、
自分の人生にやっと
《オッケーが出た!》 《オンリーワン凄い!》
このハッピーな感覚を誰かに伝えたい!
そんな気持ちが溢れてきて、表現させて頂いています。
愛を知るためのプロセスだった
ただ今、わが家は大規模修繕工事中で、強制的に断捨離しなくてはならなくなり、40年間溜め込んだ物を処分しました。
母と二人で運ぶのはとても重労働だったけど、5階からゴミ置き場まで階段で何度も往復し運ぶ事が出来ました。
「美香ちゃんがこんなに動ける日が来るなんて感謝しか無いわ」と言う母の長年の願いは気がつけば叶っていました。
過去に痛みへの感謝のお話を表現した事もありますが、
その後も上がったり下がったりを繰り返す自分を許せず、自分へのジャッジが止まりませんでした。
ミロスに向かうと止められるとしか思う事が出来ず外側にしか向いていませんでした。
今はこの痛みに翻弄されてきた人生は全て愛を知る為のプロセスだとハッキリ言う事が出来ます。
なんという幸せ。
これからも最高に楽しんでいきたいと思います。
鈴木優子講師をはじめ、お世話になっている講師の方々、仲間の皆さま、いつもありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。