「親が怖くて何も言えない」「家にいるだけでストレスを感じてどうしていいかわからない」とか、親に言われっぱなしで、言いたくても言い返せないなどと、こんな悩みがある方はいませんか?ですが親にしてみれば「子供には〇〇に育ってほしい」「〇〇な人間になってほしい」などの期待が強いほど、罵声を浴びせてしまうこともあるようです。お互いに思いあっていても、コミュニケーションが上手くいかないこともある。今回の女性も、父親が怖くて仕方なかった方です。そんな女性が、講師の一言で、「執着」していた無意識を理解すると一瞬で長年の思い込みが外れ解放されました。どんな思いこみ??
Tさん 40代 女性【長崎県】
Lifeコースを受講して
ミロスに出合い、自ら決めてきたストーリーを体験させて頂いているんだとわかっていても、父の足音が聞こえると頭が真っ白になり身体が緊張し焦りが出ることを、
平気なフリをしていただけで見て見ぬフリ、
ちゃんと自分の中の《恐怖・葛藤》と向き合えていなかったことを、
Lifeコース1回目を終えて感じました。
父に対して感じていたこと
ここで少しだけ、今までの父親や家族について……
私は子どもの頃から父に怒られるのが、こわくてこわくてたまらなかった。
普通に話していても声が大きくて怒っているように聞こえるし、母を怒鳴り散らす声。
父の帰宅の気配にビクビク、父と同じ空間にいると身体が硬直する。
息が詰まり自分の部屋に逃げ込む。
『ジャックと豆の木』のお話のように眠ってる鬼を起こさないように家の中では足音を立たないように歩く。
それが何十年と続いていました。
父は休みの日は一日中寝ています。
ミロスを知り初めて、会社で大変な思いをして働いてくれていたからだとわかりますが、寝てばかりいる父が大嫌いでした。
音を立てられないから、いつも窮屈でとてもイヤでした。飲んで遅く帰ってくる時は過ごしやすく家の中の空気も緩みました。
こうやって強烈に父の顔色を見ながら、空気を読む達人、他者基準のはじまりとなっていったことなど、小さかった頃の自分の気持ちが感じられ、自分で決めてきたプログラムとして改めて理解出来たのです。
まさか父への執着がある?!
Lifeコースを申し込みしてから、父へ感謝が溢れたり愛しさが込み上げたりする時もあれば、居るだけでイラッとしてしまう葛藤が如実に出てきました。
講義の中でこのことを話すと、
「父からの愛を感じても、次の瞬間そうではないものを拾い、また愛を感じたいと繰り返していた。」
「父の愛に執着していたこと」をレクチャーして頂き、本当にまさかの無意識を一瞬で知れました。
父にいつも感じていたのは、監視されている。
ですが、父の愛に執着していたまさかの私が父を監視していたのです。
また、父に執着していたので結婚する気も全くなかった…!
父への愛の執着を一瞬で受け取れたら、
人間関係での緊張、深く付き合えない、遠慮、コミュニケーションが出来ないなどの葛藤が解放され、
父との関係性をそのまま社会でも体験していたのだと感じています。
父に感じた怖さはどう思われるかの怖さだった。
嫌われたくなかった、それほど大好きだったんだ、もう笑っちゃうしかありません!
手を広げてクルクル回りたくなるような清々しさ、肩の荷がおりたような軽さを感じています。
これからも目の前の自分をハッキリ見て感じて知っていきます。
元々、愛されていた!!
Lifeコース終わって、その日は私の誕生日でした。
母がお稲荷さんや、手巻き寿司の準備をしてくれていました。
父と母と3人でさぁ食べようとした時に父が、
「おー今日はご馳走たいね」と言いました。
母が誰かさんの誕生日だからねと。
「ふーん」と父。
やっぱり覚えてもないし関心もなかったの?
毎年のことだと…。
てっきり、母だけが覚えていてくれて用意してくれていたのだと思ったのですが、
なんと朝から父が今日は誕生日だから何かせんでいいとか?と母に促してからのことだったそうです…!
そこから、じゃあなにかしようかと母が買い物に行ったそうです。
食べながら「今日は誕生日やったばいね」と照れ笑いしながら父が言ってくれました。
そんなことを言ってくれたのも初めてで、何が起こったのかわからないくらいに驚きでした。
本当に私は愛されていたのだと愛の眼差しの中にいたことを受け取れ、
後でお風呂に入った時に嗚咽で涙が溢れ、ミロスに出合えて
愛の体験をさせて頂き本当にありがとうございます。