思いと現実のギャップ、自分への違和感を感じながらもスルーして生きている人が大半ですが、そこから抜け出したいという意志さえあれば、全く新しいステージが用意されます。
平和な人生を求めても争いが絶えなかったという女性が、自分の中の闇と向き合い、解放していった勇気ある体験です。
佐々木 美香さん 40代 女性【静岡県】
自分探しをする…
私は10代の頃から心理学を学んだり、自己啓発本を読んだり、精神世界の本を読んだり、ずっと自分探しをしていました。
「自分」とは?の答えが知りたかったのです。
ミロスのシステムを初めて見た時、分からないながらも、なにかもっと聞いてみたいとワクワクしました。
カリキュラムを受けていく度に、実践が本当に大切で、システム(設計図)をしっかり掴みたいという気持ちになり、MWMコース、ミロス集中講座、ミロス実践コースを受講することに。
講義、カウンセリングでどんどん自分が解放され、そこで色々な自分を発見していきました。
私はずっと自分の感情に蓋をして生きてきました。幼いころから両親は喧嘩が絶えず、いつも争いを見てきました。
喧嘩だけではなく首を絞め合う激しい2人、そんな環境の中、私は両親の喧嘩の原因は
「自分がいい子でないから…自分が悪いんだ」と思い込み、「私は居てはいけない!」と自分の存在を強烈に否定しだしたのです。
他人を優先して…
そんな自己否定を隠すかのように、私は“いい子、いい嫁、いい妻、いい母…”とにかく、いい人を目指しました。
「いい人でいたい!」「嫌われたくない!」そういった思いが他人を優先し、自分の感じる事に蓋をしていたのです。
カウンセリングで自分の事、父母の事を話していく中で、講師から
「自分の気持ちをごまかしているね!」「逃げているね!」
と言われた時、ハッ!っとしました。
『私は自分に向き合うことから逃げている!』
『隠している!』
本当に衝撃でした。
そこから、頑なに閉め切った蓋が開いていったのです。
奥底にしまっていた本当の気持ちを、講師と共に引っ張り出していくと、出てくる出てくる…。
黒い黒い、ブラックな私!
びっくりすると共に、こんなものを持っていたのか…。
あまりのエグさに、恥ずかしさと共に、「こんな自分と思われたくない!」という思いが込み上げ、ミロス実践コースの帰り道、駅に向かう地下道でしゃがみこんで泣いてしまいました。
一緒に受講した友人にその気持ちを受け取ってもらい、本当に癒されました。
優越感にひたる…
自分のこと、両親のことをミロスのシステムにあてはめて観ていくと、いつも怒っているあの母の怒りこそ、自分の中に押し込めた怒り、そして「復讐!」というワードが現れたのです!
えっ!!
自分がとてつもないものを隠していることが見えました。
復讐!!
その通りだ! まさしく、これ!
しっくりときました。
いつも私は”被害者意識”を持ち、悲劇のヒロインを演じては、相手に罪悪感を持たせて、相手を加害者にし「ごめんね」と相手が謝ってくることで「勝った!」と優越感に浸っていたのです。
いつも不幸、かわいそうを握りしめていたのは、こういうことだったのか!
ミロス集中講座でも、疎外感から親密を得ていたこと。
自ら自分を不幸にして、幸せを求めていたことを知りました。
なんじゃこりゃー!
全く知らなかった無意識の動きによって、こんな世界を私は繰り広げていたのかと衝撃でした。
そして全ての根源は、自分の存在を否定する”自己否定”だったことも分かりました。
また、“復讐”の相対にある”許す”という言葉が思わずでてきた時には、
『私、そのままの自分を許したかったんだー!』
『どんな自分にもOKを出したかっんだー!』
と一気に解放された感覚になりました。
まさか自分と戦っていたなんて!!
小さい頃から争いを見て、争いを嫌い、波風を立てないように平和を求めてきたけれど、
それほどまでに“自己否定”という攻撃性を自分に向け、自分をジャッジし、いつもファイティングポーズをとり戦っていたことも解りました。
まさか自分と戦っていたなんて!!
MWMコースの最後のカウンセリングでこれが分かった瞬間、力が抜け、温泉に入ってるかのような心地良さを感じました。
先祖代々の怒り、寂しさが一気に紐解かれた瞬間でした
全て自分が選んだ人生の体験プログラムだとわかり、これで良かったんだとどんな自分にもOKを出せた時、父母にも初めて感謝できたのです。
今、安心感に包まています。
自分が無意識に握りしめていたものが分かり、手放せる奇跡!
ミロスの視点、システムに感動です。