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愛の欠乏感が創り上げた滑稽な人生~40分圏内の女の真相とは?~

母の喜ぶ顔がみたくて頑張ったり、母に認められるために、子どもがとる行動には本当に驚きますね。今回の女性も、どうして今まで母にこれほどまでに《執着》していたのか分からなかったのですが、母を失う《恐怖と不安》を感じていったことで、漸く今までとっていた行動の辻褄があった!と思えたのです。どんな紐解きがあったのでしょうか。

Tさん 40代 女性【兵庫県】

母との関係性

ミロスカウンセリングで、今まで知らなかった自分の「何故?」に出会いました。

私は生まれてから、保育園、小学校、中学校と通い、高校、大学はもちろんのこと、全て実家から通いました。

アルバイト、就職、結婚、そして唯一電車を使って通った大学以外は全て実家から40分以内で行ける距離を選択していて、「どうしてなの?」と講師から疑問を投げかけてもらった事で、すぐに母に会いに行けるからという理由に繋がっていき、これまで選択してきた自分の行動にとても興味が湧きました。

なぜ、このようにずっと母の近くに居るかというと、それは私の生い立ちに遡ります。

私は兄と弟がいます。
兄が2歳になる少し前に初めての女の子として生まれました。

そして私が4歳の時、いつも一緒だった母が弟の出産のため家に居なかった事から、これまで自分に向けられていた母の視線が突然ごっそり無くなってしまった、と思い込んだ事でひどく傷ついてしまいました。

その寂しさを埋めるためにこれまでももちろん、親になった今も子供よりも母の喜ぶ事、母に認めてもらう為の選択をし続けていました。

普段から仕事で娘より帰りが遅くなった時に「お母さんが居なくて寂しくなかった?」と聞く事が口癖なのも、自分の寂しさを埋めるためだと理解できました。

母の視線の先には……

このように今まで知らなかった自分の「何故?」の入り口に立ち、受講したミロス実践コースで母の生い立ちや私の幼少期の母との寂しい別れやショックだった事などを見ていきました。

真っ先に思い浮かんだのは私が8歳の頃の母の家出事件でした。

大きめのカバンを肩にかけ、まさに今この家から出て行く!という母の姿を見た時の映像がずっと記憶に残っています。

母は家出の真似をして父に関心を向けて欲しかったのだと思いますが、小さかった私はまた突然母の視線を失うかもしれないという傷に触れ、その《恐怖と不安》がどれだけ大きかったのか今なら想像できます。

また、結婚して母親になってからのことです。

私の娘が6歳と2歳の頃、介護の資格を取った母が依頼のあったママの産後のサポートに行くようになりました。

私が娘を連れて実家に遊びに行く予定の日に、その依頼者のママとお子さん2人を自分の家に招待しようと母が私に言った事がありました。

その時はかなりショックで、自分がこんな不安な気持ちになるという事に不思議さを感じたことを覚えていますが、やはり依頼者のママに母の視線を取られてしまう恐怖だったんだと今なら理解できます。

母が喜んでくれるなら……

そして9年前、母に7歳と3歳の娘を何度か預けた時に母が電話で言った「お母さん疲れたわ」という些細な言葉をきっかけに「これまでお母さんに愛されるためだけに頑張って来たこの私を否定するの!?」とばかりに怒りが噴き出して今まで言えなかった母への不満、家族への不満、最終的に先祖への不満を一気に言ってしまった事で母を怒らせてしまい、1週間連絡が取れなくなったことがありました。

その1週間は母を失い、地獄に突き落とされた気持ちでした。

友達の後押しもあって何とか謝りに行ったのですが、いつも華やかな母が別人のように頬が痩せて、生きる気力を失い、何も手につかない状態で父も困り果てていました。

母もまた「疲れた」という気持ちを受け入れられること無いまま怒りをぶつけられた事により「おまえは母親失格!」と言われたぐらいの衝撃を受けてひどく傷ついた状態でした。

母に謝ってもすぐには許してもらえず、このまま母に一生会えない地獄を味わうなら生きている意味がない!

小さな我が子を残してでも死ぬしかない!と、涙ながらに本気で考えました。

それぐらい私にとって母を失う事が恐怖でした。

これまでに高校受験に拘った事も、大学に進学を決めたことも、就職先を選んだ事も、母に認めてもらうためであり、結婚相手に夫を選んだことも母が喜んでくれた相手だから決めたということにも辻褄が合いました。

女性の傷

また母の事を知りたいと思って昔の事を聞いてみたら、6人姉妹の末っ子ということは知っていたものの驚いた事に5人の姉は夫のDVと離婚、または夫の酒と浮気のいずれかで、「かわいそうな女性」というところが全員共通していました。

そして母もまた「かわいそうな女性」という傷を持っていました。

お見合いで知り合った父と結婚した母は兄を妊娠した時に初めて婚姻届けがまだ出されていない事を知ったそうです。

母はひどく傷つき父を問い詰めたところ、義理母が「妊娠がはっきり分かるまで婚姻届けを出さない。」と決めていた事が分かりました。

女性として粗末に扱われた屈辱を悲しそうに母は話してくれました。

母は父に向き合ったものの、女性としてひどく傷ついたその気持ちを理解されないまま、

愛の欠乏感から作ったもの

私と同じ様にもう二度と傷つきたくないと言う思いから、自分だけに向いてくれる子供に執着していった事を理解しました。

父では埋まらないので子供で埋めようとした母と、どうやったら母に愛されるのかだけを考えてきた私が繰り広げてきたリアルに見えた苦しい事象も、

すべては愛の欠乏感から作った茶番劇で、こんな風に理解できた今は笑ってしまいます。

これまでも間違った自己イメージとして、「惨めさ」をテーマに体験し理解してきましたが、

今回のミロス実践コースでは、「お母さんという愛を無くした惨めさ」という風により深いテーマへと理解が深まっていきました。

知らなかった『何故』を理解出来た事で、これからより深みに入っていくプロセスを楽しんで行きたいと思います。

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