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最近では転職は珍しいことではありません、むしろ定年まで同じ会社に勤める男性は少なくなっていると思います。けれど、夫が転職する場合に「妻や家族にはどんな影響があるのか」は意外に知られていないのでありませんか。転職経験のある夫を持つ既婚女性にアンケートしてみたところ、最も困ったこととして「収入の減少」「生活リズムの変化」「引っ越し」などが挙げられていました。今回の女性も、夫から突然、転職の相談を受けて最初は驚いたのですが、「夫の喜ぶことをしたい!」と考えている彼女にとっては、世間の方が思う「不安」とは全く違っていました。どんなことがあったのでしょうか?

Sさん 40代 女性【神奈川県】

転職を決める!

以前「夫の喜びは私の喜びだった」というタイトルで表現させていただいたことがありました。

その後、夫は何をしたら喜ぶか?ということを考えることが増え、そんな気持ちで日々を過ごしていると次の新たな展開がやってきました。

3月にあったイベントに参加して、いろんなことが動いていくことを知り、これからどんな展開になっていくのか?とワクワクしていると、イベントの2日後に夫から驚きの言葉を聞きました。

他の病院から「ぜひうちに来てください」とオファーがあったというのです。

声をかけられて、「転職したいと思うけどいいかな」と夫から私に相談がありました。

しかし、新たな転職先は、仕事が忙しくなり、収入も下がると夫が言うので、私はその時、今の職場は収入もかなりいいし、時間的にもとても余裕あるからもったいなくないかな?と伝えました。

それを捨ててまで、なぜ転職したいと思うのか、疑問に思い理由を聞くと、「今の職場も悪くないが、やりがいに欠ける。新しいチャレンジをしたい」とのことでした。

その時、ちょうどカリキュラム受講中だったので、そのことを講師に聞いてみると、「夫が新しい挑戦をしたいと言っているのだから、応援してあげたら夫が喜ぶよ」と講師からアドバイスをもらいました。

それを聞いて「本当だ!」と思いました。

今の職場を離れるのがもったいないというのは、私のエゴだと気付きました。夫が喜ぶことをしたい!だから、これが答えだとわかり、夫に「転職を応援するよ」と喜んで伝えたのです。

するとやはり夫も喜んでくれました。

それからトントン拍子に話が進みました。

話が進む中で、在籍していた職場から「辞めないでほしい。できる限りの条件で対応するので、とどまりたいと思える条件があれば出して欲しい」という驚きの提案もありました。

しかし、夫は 《やりがい》という観点から、それが無理だとわかっていたので、その提案をお断りして転職を決めました。

父との関係性で…

そんな中、少し話は変わりますが、夫の父(私にとっての義父)が6月に入って体調を崩したと連絡がありました。

もともと、義父は去年から病気を患い、入院し介護が必要になりました。今は自宅介護をしていますが、少しずつ病状も悪くなっているようで、かなりの高齢であることも考えると、最後の時もそう遠くはないかもという話を夫ともしていました。

その義父の様子を見に行ったところ、食欲が落ちてかなり痩せ、元気がない状態でした。

そのことを、またカリキュラムでシェアしました。すると、そこからまさかの理解が進みました!それは、夫と父親との関係性です。

義父は現役時代、歯科医として開業していました。

夫は医師として働いています。

夫に、なぜ歯科医を継がずに医師になったのか聞いたところ、「父から医師になったらどうか」と言われていたとのことでした。

それから「父は医師と歯科医の格差のようなものに常々疑問を感じていた」とも言っていました。

そのことから、「医師になった息子は父親にとって、きっと自慢の息子だったよね。今回の転職を一番喜んでいるのは、そのお父さんだね」と講師から言われて「本当だ!」と思いました。

「その義父の気持ちを夫に伝えたら、また喜んでくれるんじゃない?」と講師からアドバイスいただき、それを聞いて、また私も嬉しくなって、夫にそのことを伝えたのです。

すると、「そうかな〜?」と言いながら、照れ笑いする夫を目撃しました。

次々起こる、まさかの展開

すると、その2日後に、また面白いことが起こりました。

夫が転職する予定の病院から「副院長として来てください」と連絡があったのです。

まさかの展開でした。

そんなことがあった次の日、ちょうど夫の実家に家族で行く予定がありました。

義父が「孫の顔を見たい」と言っていたので、みんなでお見舞いに行くことにしたのです。みんなで行くと、義父はとても喜んでくれました。孫とも久しぶりに会えて、嬉しいと言っていました。

それで元気が出たのか、その日は食事もいつも以上に食べれたようで、それを見て義母も喜んでいました。

そんな中、介護が必要になってから散髪できてなかった義父の髪を夫が散髪することになりました。

「上手くできるかな〜?」と言いながら、なんだか嬉しそうに、なかなか器用に散髪した夫。

義父も「さっぱりした」と喜んでいました。

その一連の出来事を、次の週のカリキュラムで、またシェアしました。

そこで、今回の夫の転職と義父との関係性が全てつながりました。

夫婦で喜び合えること

夫が転職によって副院長という立場になることで、義父は最高に自慢の息子として誇りに思え、義父の欠乏が満たされることになり、また、夫は夫で今回の転職で父親から認められたと感じることができ、夫の欠乏も満たされたとわかりました。

「それは、お互いの確執が解けて歩み寄りができたと言うことではない?」と講師から教えていただきました。

さらに「その現象が、夫が義父の散髪を嬉しそうにしていたことだよね」と伝えていただき、「そうなんだー!」と驚きとともに、私もまた喜びを感じることができました。

そして、迎えた前職の最後の日。

夫は多くのスタッフから、沢山のプレゼントをもらって帰ってきました。

「またいつでも戻ってきてください」「ありがとうございました」など、沢山嬉しい言葉もいただいたそうです。

そのことから、夫が前職でも、周りのスタッフから信頼されていることを知ることができ、ありがたいねと夫婦で喜びが溢れました。

新しい領域が展開

その次の日から、夫は新しい職場に出勤しています。忙しいながらも、見ていてやはり、やりがいを感じている様子が伺え、転職してよかったなと思っているところに、またもや驚きの出来事がありました。

先日、またカリキュラム(ミロス集中講座でした)を受講しました。その講座では、過去がリセットされ新しい領域が展開されていくことをハッキリ理解でき、参加者みんなで喜びを感じることができました。

その日の夜、夫が義父の様子を電話で聞いたようで教えてくれました。

義父の食欲が戻って、少し元気を取り戻したということでした。

それを聞いてまた驚きと共に、よかったー!と喜びが湧いてきました。

このタイミングでこの情報を聞けることが、すごい!と思いました。

今回起こった一連の出来事を思い返すと、それは「夫の喜びは私の喜びだった」ことを表現したことから始まったなと思います。

喜ばせたいという思いから始まって、喜びが喜びを生み、循環し続けているんだなと感じました。

それとともに他にも見る世界が変化していることに気づかせていただきました。

こんなに変わるものなの??

実は長女は小学5年生から不登校になり、去年は中学3年生でしたが、結局中学校は1日も普通に登校することなく卒業したのです。

そして今年は高校生になる年。

どうなることかと思っていたら、難なく近くの通信制高校(週3日制コース)に行くと決めて4月に入学。

その後も今までの不登校期間を考えると、大丈夫か?と不安に思っていた私でしたが、気がついてみると長女は1日も休まず学校へ行っていました。こんなに変わるのか!?と驚きを隠せませんが、嬉しいかぎりで、そのことも夫と喜んでいます。

今回の夫の転職という体験によって、確実に目の前の世界が変化していることを実感させていただきました。

それは、去年からのポイントポイントで行われているイベントと常に連動していたように思います。

そして、カリキュラムを定期的に受講し、虐待研究チームの活動をチームメンバーとともにしていくことで、常にミロスに触れる機会を与えていただける環境にいることが大きいと思いました。

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《PS》講師に、お聞きしたメッセージをご紹介いたします。

ご主人を喜ばせよう(愛されてることが分かり安心して男性を愛そうとした)と思え、実際に喜んでくれたことから、このご夫婦に穏やかで微笑ましい会話も増えました。

そうなって初めて、実は自分の夫婦間は冷め切っていて愛がなかったことを知り、その後は本当の意味で夫婦が再生したことを自覚されました。

長女さんの変化も凄いですが、次女さんも、とてもアグレッシブになり、思いを叶えようとする本来の力を発揮し、またそれをご夫婦で微笑ましく思っていたりして、素晴らしいご家庭が着々と築き上げられてまーす!

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