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  3. ようやく父の死を受け取れました~孤独という恐怖からの解放~【後編】

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『孤独』この言葉に対しての感じ方は人それぞれだと思います。
また、『孤独』が“良い”とか、“悪い”とか言う話でも、もちろんありません。
今日ご紹介するのは『孤独』の恐怖から解放された女性のお話です。 彼女は『孤独』に恐怖を感じていたことに初めて気づき、そしてその思考パターンが彼女の人生をいかに支配していたかをシステムを通して知ることになります。 そしてその理解は、彼女の人生を一気に変容するキッカケとなったのです! 果たして彼女の思考パターンとは?

 

Yさん 50代 女性 【北海道】

何故振られるの??

【関心と無関心】

初めて私の中で交わった感じでした。
関心に同化し過ぎて、まったくわかりませんでした。
だから毎回、相手から告白されて付き合うのに関わらず、必ず全員に振られていました。

私を求めてくれる人に、この人こそ私が求めているものと思い込んで、
「求められたからには」と一生懸命でした。
「もういなくならないでね」と尽くしてばかりいました。

自分の意見も言わず、妊娠した時も相手に言われるがまま堕胎もしてしまいました。

相手に合わせているようで、相手への関心が行きすぎて、押し付けがましかった私がそこにいたとは、
全くといっていいほど分りませんでした。

最初は相手から告白してくるのに…

自分から求めてもいないのに…

自分に感心がなかった

私は、昼間も働いていますが夜もバイトをしています。

昼間の職場の男性たちも、夜のバイトの男性のお客様も、なんだか男性たちにイライラしていたのですが、
やはり同じパターンで、私に関心が寄せられていないことへの不満でした。

それは全ての異性との関係性に表れていました。

本当は私に関心がないわけではなくて、私自身が男性たちに全く関心がなかった。

“自分が自分に関心がなかった”のだと分りました。

だから自分から告白して付き合って欲しいなんて絶対言えないし思えなかったのです。

愛する人がいなくなる恐怖があった

今まで父を助けれなかった自分を責め続けていたので、本当に求めるものを「私なんかが」と諦めていました。

異性との関係性を完全に諦めていた私がいたことを発見しました。

それと同時にもう自分を求めていいんだと感じられた時に

「私最高――!!」と自分自身に叫んでしまいました。

父の死をやっと受け入れることができたのです。

先祖代々愛する人がいなくなる恐怖がありました。
絶対いるはずの人がいなくなる。
父は、ずっと私の中にいて一切離れていなかったと感じています。

数日後、母に「あなたの話し方は押し付けがましいからね」と言われ、
今までなら逆上するはずが、「そうでしたね」とすんなり受け入れることができました。

やっとこうして表現することができました。
すると自分の中から、
奥の奥のほうに追いやっていた感情が現れてきて、
さらに味わっていくと、なんと現実にこんなリアリティが起きました!

自分の感情と向き合う

表現したことから、次の感情がざわついてきてエゴが落ち着かせてくれません。
やること、やれることはやってあとは委ねていこう…
この感情はアパートの上の、あの事件のこととリンクしていないのはわかっている。

だけど次の住まいとして稚内にいる母と札幌で一緒に住むためのアパートマンションを探しながら、
どうしても出てくる感情は
自分が死んでしまう恐怖」でした。

でも
「それは生きていく恐怖なのか」と感じているところでした。

そんなことを講師とやりとりする中で、次、次と顕在化してくる感情をみていくことができました。

「一人、孤独に死んでいく恐怖。」

「一人、孤独に生きていく恐怖。」

「愛する人に先立たれ、一人置いていかれる恐怖」

それが代々の女性性が抑圧した恐怖でした。
それが浮き上がってきたということ。
だからこそ母を札幌に呼びたいんじゃないか?と講師に言われました。

私の無意識に潜む“孤独感”が母に映り、母を孤独にさせないようにしようとしていたのは、

自分自身に対して、してあげたかったことでした。

自分を知るためのプロセスだった!

講師から
「孤独の恐怖が悪いわけじゃないしね。丁寧に理解してあげたらいい。孤独の恐れは今を生きることさえ忘れさせて囚われてしまうけれど、理解によって、それが幻想であり実態のないものであり、あなたのものではない。今を生きたらいい、今の自分を愛したらいい。大丈夫やで。」と言われ

私 「そうだった!もういいんだ!私のせいではない、誰も悪くはない。」

自分を責めていきていたけれど、自分を知るプロセスだったんだと感じることができ、

内側の先祖代々のDNAが喜んでるのを感じ癒され、涙が溢れ止まりませんでした。

今回、一気に体験がきて
「苦しいー!辛い!」ってことばかりが押し寄せてきたけれど、どこかで大丈夫と思えている自分もいました。

諦めなくて良かった!

そうして淡々と毎日を過ごしていると、なんと素晴らしい条件で母と暮らせる部屋が見つかりました!

お店のお客様の持ち物でしかも新築、敷金礼金もいらない。

保証人なしで、その上に今年の家賃はいらないって!……

この物件、春ぐらいにも言ったよーって言われましたが(笑)

あれもダメこれもダメって諦めに同化していた私は、まったく聞けない受け取れない
自分になっていたんだと客観視できました。

しかしこうやってアパートの上の方が亡くなられたことをきっかけに、

自分の「無意識と盲点」がはれていったことで、あるがままの世界が広がり見ることができ、受け取ることができる。

そのことを体験をもって理解できたのです。

必要な体験がある

気付けば、職場の男性陣は私に無関心という思い込みもリセットされ、
逆にこんなにも“男性性・内なる父性”からも愛されていたことを受取れました。

ふと先日、ナインティナインの岡村さんが結婚したのをみて、
彼がある時、メディアで失言をしてしまい、
それがきっかけで炎上したときにパートナーが支えてくれたそうです。

一見ヤバいことを言ってしまったけど、何もダメなことはなかったし、それが必要だった!
結婚する上で必要な体験なんだって!…

私の今回の体験もまさに全てが、必要な体験だったと、彼(岡村)の体験と一致し受け取れました。

「何もダメなことはない!」

そんな時に今回の物件の話しが舞い込んできたのです。

今回お部屋の話を聞いた時も

「えっ?まさか!!そんなんでいいの?」って数日考えちゃってたけれど、

これもエゴか!!まったく自分を信じてなかったと見破れました。

本当に感謝です。ありがとうございます。

※PS

見つかった物件に20数年ぶりに母と一緒に住むことになりました。

次の展開にとてもワクワクしている自分最高です! 

おわり

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