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「緊張の緩和」これは“笑い”が生まれるメカニズムの一つとして、緊張状態が緩和された時に“笑い”が生まれる…という理論。今回ご紹介するのは、人生で【緊張】し、心底寛げなかった女性が、ミロスシステムに人生を当てはめた時、なぜそのような人生を生きなければならなかったのか?が理解出来、自分自身のパターンを手放したと同時に、一気に【緊張】から解放され、【寛ぎ】の人生に変わったという実証例です。今回の女性が「緊張の緩和」で笑ったかどうか?は定かではありませんが、過去の自分の人生を振り返った時、自作自演だった人生を滑稽に思え、おそらく笑えたのではないでしょうか?

Aさん 50代 女性【神奈川県】

いつも寛げない

2021年1月〜2月 今回初めて松本典子講師のミロス実践コースを受講しました。

各々が今回の目的を出していく中で、共通のテーマはコミュニケーションでした。

普段の夫との空間では、ささいな事で責められるように感じて寛げず、緩んでいても緊張している様なことがよくありました。

看護師として仕事で緊張している分、家ではのんびりとソファーや絨毯でごろ寝をしたり昼寝をしたいのに、そんな姿に夫から注意されることが多々あり、いつも心では夫に反発しては、飲み込んできました。

だから、頭痛など体調を崩す事でしかゆっくり休むことができず、10年前には癌にもなりました。

両親をどう見たか?!

そんな生き方の偏りを作り出した根源、両親をどう見たかという初心に戻り、もう一度、一つひとつ、父と母から観ていきました。

《父は支配的で傲慢、短気でいつも怒っている》

《母は優しく穏やか、従順でおっとりしている》

私の中では父が強くて母が弱く、父が絶対的な存在であったこと。この自分の内面の男性性と女性性がとてもアンバランスな状態だったことを、はっきりと知ったのです。

専業農家だったので24時間一緒の2人。農家の仕事でスピーディーに動けないことや、苦手な家事に対し

「役に立たない!」と、父はよく怒りを露わにし、時には暴力もありましたが、母は反論することもなく、ただただ耐えていました。

そんな両親をみてきた幼少期、母をかわいそうと思うも父が怖過ぎて母を助ける事もできず、自分も怒られない様に顔色を伺い、父が居るとビクビクと、いつも寛げない状態でした。

更に父は、幼少期の病気が原因で聾者(ろうしゃ)となり障害者として生活してきました。普通のコミュニケーションが取れず、意思疎通が上手くいかないことでイライラを募らせることもよくありました。

そんな状態の父に対し、子どもながらに「父は怒っても仕方がないんだ」「自分達が我慢すれば良いんだ」と諦めていました。

この「仕方がない」という思いは、私の観念体系として、その後の人間関係にも大きく影響を与え続けていました。

この様に、父母をどう見ていたかを深く知ることで、自分と夫との関係も父母と全く同じ「支配と服従」であったことや、父母がなぜ引合ったのかを理解することもできました。

父も母も二人とも内面に自己価値を認められないコンプレックスを持ち、それをバネに、きっちり何でも出来る強く支配する父となり、母はそのまま従順になる事で父の役に立とうとしていたのです。

これまでの父母への思い込みだった

「かわいそうと思っていた母」も、「怖いと思っていた父」も、初めて同じ者同士が引き合ったのだと観れた時、どちらも上げたり下げたりすることが出来なくなりました。

本当に、自分が見たい部分だけを切り取り、強化して、その一部分しか見ていなかったことや、デメリットな関係性にはメリットもしっかりあったのだと思いました。

夫を認めることが出来た

こうして、システムの理解で自分の内面が整うと、夫とのコミュニケーションはすっかり変わりました。

夫の話すことを素直に聞けるようになり「どんな私でも認めて欲しい」など、自分の気持ちも何でも言えるようになりました。

寛げる柔らかい空間になったのです。

そんな中、ミロス実践コース中に、普段なかなか帰って来ない一人暮らしの二男が自分から家に帰って来ました。そして就活中の三男と「どれだけ社会人として立派だったか」と、父親(夫)の事を褒め合っていたようでした。

こんなことはかつて一度も無い事でした。今までの私なら、夫が褒められても「私もしっかり仕事してるわよ!」って嫉妬心が湧き上がってきたところですが、

夫を褒める子供達の姿を素直に喜べることも、自分の中の大きな変化でした。内面の男と女の戦いが終わった証だと受け取りました。

定年退職した9歳上の夫は趣味の写真を撮る事に生き生きとし、綺麗に取れた鳥の写真を見せてくれます。

私は歌が大好きで、仲間との新しい歌のプロジェクトに参加することになり、この後の展開にワクワクしています。

こうしてお互いに自分のやりたい事をして、また二人でも大好きな自然の中に出かけ、楽しめるようになりました。

愛を知るために選んだ両親だった

15年以上前ですが、母が3度目の脳梗塞で入院し意識もあまり無い時、一か月以上、片時も離れず付き添い、亡くなってからは毎日仏壇の前で母に語りかける父の姿がありました。

過去の男女は思考の傷ゆえに愛したくても愛せず、亡くなってからしか愛を語れなかったけれど、

私はミロスに出会い視点を持つことで今愛を語り合うことができます。

愛を知る為、本当の存在に戻る為にこの両親を選んで生まれて来たと理解しました。

今回、松本講師のレクチャーのもと、参加者の事例を丁寧にシステムを通して見させてもらい、本当の愛を知る為、本当の存在に戻る為のプログラムであった事を皆んなで受け取り合うことができました。

受講できて本当に良かったです。

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