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いつも心の中に「寂しさ」を抱え、子育ても「不安と恐怖」が付きまとい、第2子が生まれてすぐに亡くなるという体験。どうしても自分を責めてしまうような事象ばかりを拾い集めて「寂しさ」をさらに強化して生きていました。そんな彼女が、子どもの「命」そのものが自分たち夫婦に何を教えてくれていたのかが分かったことで「愛」を知る体験だったことは、まさかの衝撃でした。今では喜びでいっぱいの毎日に!

森 智都美さん 60代 女性【愛知県】

母と同じ体験をした

今年2月22日に長女に第二子(2人目の孫になります)が誕生しました。

無事に生まれてきてくれて、可愛い命に感謝が溢れるばかりです。こんな嬉しいプレゼントはありません。

普通に産まれて来て当たり前と思っていた出産が、実は私には、《不安と恐怖》があって、怖くてしかたがなかったことをカリキュラムで出しました。

私の実母は第二子を出産した時、お腹の中の赤ちゃんは既に亡くなっていての出産でした。

自力で出産せねばならず必死で産み出したそうです。 原因も分からず、その話を母からは何度も聞かされて育ち、「同じ事を繰り返さないように」と言われておりました。

しかし、私も第二子を出産した時に子どもは産まれてたった一週間の命で亡くなりました。

産院から退院した日、ご近所からお祝いを持ってこられた時のことでした。病院から連絡があり、保育器に入っていた赤ちゃんが亡くなったという知らせでした。

その場で号泣し、立ち上がれないほどの大変なショックでした。

主人も大変悲しんでいました。家では一切言わなかったのですが、会社では「こんなことは2度と味わいたくない!」と言っていたことを同僚の方が教えてくれました。

亡くなって暫くはなかなか立ち直れず、母親失格と自分を責め続けてきました。
辛かった事しか思い出せません。

寂しさを感じていたけれども…

結婚して私たち夫婦は転勤で6回の引っ越し、単身赴任も何度となく繰り返してきました。

主人は海外出張や単身赴任(海外)をしていた時に、
「俺は家事はしない!」ということをよく言っていましたが、考えて見たら海外で
1人でいるので、家事もしただろうし、きっと寂しさも味わっていたと思います。

主人は家族の為に一生懸命頑張ってくれました。

寂しい思いをさせましたが私も主人がいなくて寂しい思いをしました。
お互いに感じることは「寂しさ」でした。

第2子が生まれるその頃、長男はまだ1歳にもならないくらいの時に、大阪から松坂に転勤が決まりました。

主人は、先に引っ越し、私達の引っ越す家が決まらず、主人からは、放っておかれたようで寂しかった毎日を送っていました。

寂しさと愛されない存在

幼少期ですが私は4人家族の長女としてうまれました。

その当時、両親は共働きで、私を保育所に預けるということができない頃だったので、幼い私をいろんな所に預けて仕事をしていました。

幼いながらも
『私なんか愛されてないんじゃないか』
『いない方が、よかったんじゃないか』
『生まれてこなきゃよかったんじゃないか』
と間違った自己イメージを作っていったのだと思います。

なので、その両親に感じていたのは、いつも離ればなれで「寂しかった」という思いでした。

《寂しい思い・愛されない存在ではないか!》
という体験を人生で何度が繰り返してきましたが、これが私のプログラムであり、間違った思い込みで作られていたことが、ようやくわかりました。

小さな命に感謝

寂しい思いも沢山しましたが、私は本当に両親から愛されていたし、大好きだったことも思い出されて、思いっきり癒されました。

やっと愛されない存在という間違った思い込みから抜け出すことができました。
これには、びっくりしました。

そんな頃に《時の響きを全身に浴びて、軽やかに時代を舞っていこう2》の本が私の手元に届きました。

その本の中に書かれていた言葉に私は衝撃を与えてもらった言葉がありました。

それはこんな内容でした…

『子供たちは、親に愛を教える為、この世界を目覚めさせる為に、亡くなる子はあえて短くも力強い生を全うすることを選んだ』

読ませて頂いた時に、私が小さい頃から親に頼らず、何でも自分でやってきて、子育ての上でも、年子で生まれる子供のことを主人にも頼れず、

育てていけるのか?という「不安と恐怖」から亡くしてしまったのかもしれないなどと思っていましたが…。

私たち夫婦が心を1つにさせてくれたことでもあったことがようやく分かり、亡くなった小さな命に感謝が湧き泣けました。

『生まれてきてくれてありがとう』と伝えられ、これが私が私に言いたかった言葉でした。

この人生で良かった!

娘の子育てを観ていると愛いっぱいで接している姿に癒されます。

すると目の前が、愛いっぱいの新しい生活に変わりました。

私の中にあった先祖代々の女性のキズが終わったのです。

苦しい時期がありましたが、

何故、この体験をしてきたのか人生全体を見渡したときに、

『この人生で良かった』と心から思えました。

私の人生で出会った人達に出会ってくれて本当に有難うございますと感謝を伝えたいです。

この世に生まれ出して下さったご先祖様に感謝します。

そして、あの親を選んで生まれてきて良かったです。

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