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  3. 自分自身に寛ぐことが、絶対平和への道【後編】

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「他人に迷惑をかけないように、波風を立てずに…」そういう生き方をしている人は多いと思います。では人はなぜそう思うのでしょうか?その根底には「人に嫌われたくない、争いたくない」という感情がどうもあるようです。しかし一見“平和主義的”にみえるこのような生き方が、目の前に真逆の実情を生み出していることが実は多いのです。今回ご紹介する女性はそのカラクリを理解し、本当の平和を手にしたのです!

Tさん 50代 女性【福岡県】

自分の感情と繋がり始める

ある時、浦鉄平講師のミロスセミナーに夫婦で参加したこともありました。
講師から
「ご主人はそこに座っているだけでいいですよ」
と言っていただき、安心して二人でセミナーを受けることができました。

また、加藤万紀子講師のミロスセミナーを受けたとき、講師が「なぜ私が鬱になったのか」という経緯を聞かせてもらったとき
「え!これって私のこと?」
と、講師と私が重なり、もっと自分のことが知りたくなり、翌日のワンデーコース(現:集中講座)にも参加しました。

『外側に見ている世界は、自分自身の内側』

「夫は鬱になり、自らが鏡となって私に教えてくれていたんだ!私が鬱だったんだ!」
感情を切り、感じようとせず生きてきた私でしたが、そこからどんどんと感情と繋がるようになり、私の思い込みが一枚、また一枚と、薄皮が剥がれるように外れていきました。
「夫の姿は私自身の姿だ!」
そう受け取って帰った翌日、あれほど動かなかった東北への転勤が正式に決まったのです!

夫はパワハラから解放され、鬱も完治し、元気に過ごしております。
私自身もようやく自分との感情と繋がり、これまでいかに感情を切って生きてきたか?ということも受け取ることができ、私自身の声をしっかり聞けるようになり、自分を愛することが出来るようになりました。

また、今まで決して弱音を吐けなかった私でしたが、一人で頑張ることをやめ、しんどい時はしんどい、無理な時は無理だと、素直に仲間にも言えるようになりました。

変容していく家族

そんな時、夫のもとに嬉しいニュースが!
なんと、夫が仕事で防衛省から表彰を受けたのです!
鬱で苦しんで、仕事をやめようかと悩んでいた夫が表彰を受けたのです。
それを聞いた浦講師が
「それはあなたが表彰されたんですよ。」
と言ってくださったのですが、意味がわからず「???」となりました。

「防衛省とは、国を守る機関。あなたはずっと家を守り続けていたでしょ?自分のことを認めたから、外側から認められたんですよ。」
そう言われ、ハッとしました。
自分のことを認める、自分にOKを出すことの大切さを改めて実感しました。

そして今年のお正月、やっと家族の前でも寛げるようになったと実感した事がありました。
それは、家族の中で一番遅く起きたのに、一切罪悪感を感じなかったことです。
「え?それがどうしたの?」
と不思議に思われるかも知れませんが、今まで「~~ねばならない」で生きてきた私にとっては“ゆっくり寝る”なんて考えられないことなのです。

こうして本当の自分を取り戻し、自分自身に寛ぐことで、夫の鬱も治り、二人の息子たちも好きな事を始め、家族みんなが生き生きとし初め、本当に守られています。
ミロスに出会わなければ、私たち家族はどうなっていたかわかりません。

これからも、目の前を自分自身の内側として捉え、自分の声に耳を傾けていきたいと思います。

ありがとうございました。

(終わり)

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