MIROSS ACADEMY

  1. MIROSS Academyトップ
  2. 体験レポート

  3. 自分自身に寛ぐことが、絶対平和への道【前編】

一覧へ戻る

「他人に迷惑をかけないように、波風を立てずに…」そういう生き方をしている人は多いと思います。では人はなぜそう思うのでしょうか?その根底には「人に嫌われたくない、争いたくない」という感情がどうもあるようです。しかし一見“平和主義的”にみえるこのような生き方が、目の前に真逆の実情を生み出していることが実は多いのです。今回ご紹介する女性はそのカラクリを理解し、本当の平和を手にしたのです!

Tさん 50代 女性【福岡県】

波風を立てないように…

厳しい両親に育てられた私は、大人に対して大きく反抗する事もない、おとなしくて良い子でした。
4つ年の離れた姉が大学に進学した頃、当時私は中学生で、親戚の金銭問題などで、家中が何かとゴタゴタし始めていました。私には、母がそこに巻き込まれているように見え、その様子を見かねた私は
「私が母を守らないといけない!」
と思うようになり、さらにこれ以上母に迷惑を掛けないように、出来るだけ波風を立てないように過ごしていました。

結婚してからも、そのスタンスは変わりませんでした。
家族や職場の人など、私以外の周りの人がどれだけ笑顔でいてくれるか?という事が私にとっての幸せだ、と思って暮らしていました。
それは私にとって決して特別なことではなく、私のことよりも家族のこと、周りのことを最優先にする事はごくごく自然で、当たり前だったのです。

良い妻、良い母として
「~~でなければならない」
と、当時保険の外交員として頑張って働いていた私は、気がつけば毎日の平均睡眠時間が4時間くらいまでになっていました。夕食を作りながら寝てしまうことはしばしば。鍋に手が触れて火傷をして目が覚めたり、お皿を洗いながら寝てしまって、お皿が割れる音で目が覚めたりと、そんな日々を送っていました。

その様子を見て友達から
「それ普通じゃないよ」
と言われ続けても、それが当たり前だと感情を切って生きてきた私にとって、その異常さをしばらく理解することが出来ず、その行為自体が自分を酷使しているなんて思ってもみませんでした。

夫が鬱に…

そんなある時、仕事仲間から
「おもしろい話があるよ」
というので誘われて行ったのがミロスセミナー。それが私とミロスとの出合いでした。
それでも当時はまだ「自己啓発のセミナーの延長」くらいにしか捉えておらず、良く理解出来ていませんでした。

しかしそんな中、夫に異変が起こり始めました。
二人の息子達も成人し、落ち着き始めた頃、急に夫の様子がおかしくなったのです。
夫は建設会社の設計の仕事をしており、毎日の帰宅時間も遅く、出張も当時は頻繁にありました。ある時、夫はポツリと私にこう言ったのです。
「電車に飛び込もうと思ったことがある・・・。」と。

聞くと、上司からのパワハラを受け、心身共に疲弊していたのです。見るに見かねた私は夫に退職を勧め、病院で正式に診断してもらった結果「鬱」と診断され、それを社長に報告しました。
社長は事情を考慮してくれ、上司との接触がない、東北への転勤を提案してくれました。
しかし、その後転勤への手続きが難航する日々が続き、なかなか実際には動きがありませんでした。

そんな夫の状況を、ミロス仲間に相談したりしていくうちに、私自身ミロスのカリキュラムにもどんどん触れていくようになりました。

後編に続く

キーワード検索

ミロスが学べるスクール

オンライン受講が可能になりました!