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  3. まさか!親の無意識がわが子の成長を止めていたとは!?

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最近、子育て世帯の間で「ワンオペ育児」という言葉が流行っているようです。パートナーの単身赴任や、度重なる残業などの理由によって、奥様、もしくはご主人のどちらか一方に家事や育児の負担がかかっている状態を「ワンオペ育児」と呼ぶのだそうです。今回ご紹介する女性の家庭は、そういう状況ではありませんが、どうしても育児はママの方に偏りがちなもの…。3人の息子のお母さんである彼女は、三男の育児中に、ある大きな発見をします。その大発見とは…?


佐々木 美香 さん 40代 女性【静岡県】

発達障害といわれて…

私には3人の息子がいます。
20歳の長男に、18歳の次男、そして末っ子の三男はず~っと年が離れて、今5歳です。
その末っ子は、3歳頃から保育園の先生に
「この子は発達が遅いかもしれません」
と言われ、専門の先生に診断を勧められていました。

園の先生が言うには、うちの子は…
「自分で何かをしようとしない」
「言葉がけをしないと動けない」
「初めての体験を恐がる」
「お友達とコミュニケーションがとれない」

…などなど、“周りのみんなと同じようにできない”という事でした。

年の離れた3番目の子という事もあり、また長男とは15歳、次男とは13歳差も年が離れているため、私にとってはまるで『孫』のように可愛い、可愛い存在なのです。
私は保育園の先生の指摘にピンと来なくて、
「子どもだって個人差もあるし大丈夫!たとえ発達障害であっても、この子にはこの子の人生があるから問題ない!」
という気持ちがどこかにありました。

それからしばらく経って、三男が年長になったある日のこと。保育園から
「○○君は来年小学生になるので、ぜひ就学前相談会に参加してみてください。」
と連絡があったのです。
私はいよいよ
「この子は本当に発達障害なのだろうか?」
それを確かめたくて、就学前相談会に参加したのです。

そこで適性検査のようなテストをしたのですが、結果は…
「特別支援学級へ進まれることをお勧めします。」
とのことでした。
そして『ことばの教室』に参加してみてくださいと言われました。

決めるということ…

「なぜ?…」
私が直面している問題、私の目の前に映っている世界はなんなのだろう?
ミロスでいう
「問題はない」
「ありのままを見る」
とは、いったいどういうことなんだろうか?
「もう逃げずに見よう!」
そう決め、牧寛子講師のミロス集中講座の受講を決めました。
その“決断”はその後、素晴らしい体験を私たちにプレゼントとして用意してくれていました。

私はその講義で、私の中に存在していた“あるもの”と初めて対峙し、衝撃を受けたのでした。
それは…

『疎外感』

カリキュラムの中に、『自分と自分との関係性を知る』という実践の時間がありました。
ホワイトボードに書かれた文字。

『疎外感⇄親密性』

それだけを見ても最初は
「?????」
と、直ぐには理解出来ませんでした。
そして講師に言われた、
『自分が自分を疎外している』

自分が自分に…?
自分が誰かを疎外したり、自分が誰かから疎外されたりと…それなら理解できるのですが、
『自分が自分を疎外している』と言われてもあまりピンと来ませんでした。
しかし、人間を取り巻く現象の仕組みとして、
「自分が自分に与えているものが、反転して目の前に現れる」
ということを知り、
「えっ!自分が自分を疎外していたのかー!!」
本当にビックリしました!
私が自分自身を蔑ろにし、誰よりも私が“疎外感”を握りしめていた!…それを理解したのです。

どうせ私なんて…

誰に対しても、
「どうせ私なんか…」
「良いもん!私は!」
というように、無意識に、しかも瞬時に自分を疎外しているのです。
こうして内側で、自分が自分を疎外しているから、外側に親密性を求めるというパターン。

しかもそれを、子どもを使ってまで体験しようとしている。
一人でなにも出来ない子どもにすることで、先生に特別に構ってもらい、常に付き添ってもらい、自分の子どもを見てもらっているという“優越感”。
『手のかかる子どもを持つ親』
という目で、周りから見てもらう特別感。
“不幸”を作って、“可愛そう”をわざわざ作って、そして構ってもらうことで得る、親密感と満足感…。
これで満たされて、喜んでいるのは『エゴの自分』だけなのです。

こうやって、『自分が自分を疎外していた』という無意識が、目の前の問題を創りだしていたという事が、ハッキリとパターンとして見えたのです!
すると、そこからの子どもの変容が驚きの連続でした!

やはり何も問題はなかった!

それまで保育園で発表会などの行事がある時は、いつも人前に出ると、緊張でワンワン泣いて、先生に付き添ってもらっていた子どもだったのですが…なんと目の前の息子は堂々と舞台に登場し、劇中のセリフも、歌も、踊りも太鼓も、鍵盤ハーモニカも、さらに手話で歌うことも全て堂々とこなしたのです!
さらに、将来の夢のスピーチも一人で喋りました!
先生に1度も付き添われる事なく、終始息子は堂々と表現していました。
あまりの息子の変容ぶりに、保育園の先生方も本当にビックリされていました。

そして先日のこと。
参加していた『ことばの教室』の先生から
「お母さん、○○君は大丈夫です。元々なにも問題はありませんでした。どうか自信を持って小学校へ行ってください。」
という言葉をもらい、4月からは普通学級に入学する予定です。

やっぱり、子どもは全く問題なかった!
目の前に映し出される世界は、自分の内側の反映。

自分自身が疎外感から解放されると同時に、目の前の世界(息子)まで解放される!という体験をしました!
『親の無意識が子どもの成長をとめていた』
ミロスのシステムがなければ、絶対にえられない視点。
まさかの自分に出合えたことに、感謝であり、感動です。

ありがとうございました。

 

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