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  3. 心の絶対平和の実現 ~求めてやまなかった真の平和~ 夫編

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長年、自分の思考に翻弄されてきた女性が、夫と共にその苦しみから抜け出した体験です。
人生のストーリーをミロスの視点から紐解いていくことで、問題と戦うのではなく「理解」することで救われていったご夫婦の体験を、妻側、夫側からご紹介します。
今日は夫側の体験です。


 Uさん 50代 男性【東京都】

安らぐことがなかった…

私と妻は結婚して9年になります。
昨年の10月に会社制度で1週間の休暇を取っていた時、妻とミロスの設計図に向かうことで、私たちが求めてやまなかった豊かさに触れる体験をさせていただきました。

ミロスに出合う前は、妻はうつ真っ只中でまるでジェットコースターに乗っているかのように一切安らぐことがありませんでした。

ニコニコしていたかと思ったら、些細なことで突然キレはじめ、理不尽な言い分で、その原因を私のせいにして責める、殴る、蹴る等の暴行に至り、謝れと言うから謝っても、怒りは増長して、もちろん殴られる。
土下座をしろと言うから土下座しても、アスファルトの上で頭を踏みつけられる。
言い返そうものなら、怒りは頂点に達する。
などなど。

もちろん、私に限らず色んな方と揉めて、ちょっと収まったかと思ったら、また別の人と揉めてくる。その怒りは収まることがありませんでした。

私は、色々な方にご迷惑を掛けてるなと思っても、理不尽なその対応にただ耐えて、通り過ぎるのを待つことしかできませんでした。
この理不尽な対応に耐えられる自分ってすごいなと思うことくらいでしか、自分を癒すことができずに過ごしてきました。

妻の怒りは、
思い通りにならない状況や相手に対して「足を引っ張られた!」
そして、私に対して、
「助けてほしいときに役に立たない、足を引っ張る。なんで守ってくれないんだ。役立たず!」と叫ぶ。

その「助けてほしいときに役に立たない、足を引っ張る」という怒りを、私の隠した怒りとしたなら、どこから来るのか?ミロスで人生を紐解いていきました。

迷惑をかけてはいけない…

ここで、私の母のことを書きます。
母は、私が11歳の時に脳内出血で倒れて手足が不自由になりました。
明るくて楽しい人だと思っていましたが、口うるさく感じるようになってしまいました。
そして、あまりに変わった姿形が原因でイジメられるのではないかと不安になり、実際、それが原因でイジメに遭い、私はいつの間にか母を毛嫌いするようになりました。

母が倒れたことで父や当時同居していた祖母は金銭的にも時間的にも余裕がないことは分っていましたので、私は少しでも迷惑を掛けまいと自分の中に抱え込むようになりました。

このときに私が抑圧してしまった思い・・・
当時、イジメに遭っていたましたが、母が入院していたため、本当は助けてほしいのに言えなかったこと。
これこそが、妻が表現していた“怒り”だったのです。

また、迷惑をかけまいと頑張ったことで、起こしてしまったことがありました。
母が入院して数か月経った頃に、私は膝をケガしました。
放っておけばすぐに治ると思っていたのが一向に治らず、歩き方がおかしい私の姿を見た近所の方から、病院へ行くように促され、母が入院している病院で受診すると、左膝の半月板損傷で、放っておいたために手術が必要だと診断されました。

そして、母と同じ病室に1か月間入院することになりました。

少しでも親に迷惑をかけまいと頑張っていたのが、結局は足を引っ張り面倒を掛ける側となってしまった自分が嫌で仕方ありませんでした。

しかし、本当はそんな自分を助けてほしかった。
けれども、そんな自分の想いを無視して、私はこれ以降、より一層、自分の中に抱え込むようになりました

いつも自分のことで精一杯で、平気な顔をしていても、足を引っ張られるようなことがあるとイライラしていました。
逆に、自分が人の足や自分の足を引っ張るようなことをしてしまうと、強烈に自分を責めていました。
電車に乗り遅れただけで、自分の頭を殴ってしまうといった具合に、些細なことでも自分を責めていたのです。

この後の私の人生も、頑張っても助けてもらえない相手や理不尽としか思えない現象を見続け、また、足を引っ張り面倒を掛ける側になってしまうことの繰り返しでした。

会社でも、頑張って仕事を身につけた頃に、異動や出向になってキャリアがリセットになって出世は遠のき、異動先では、一から仕事を覚えなくてはならなくなり、活躍するどころか、自分はお荷物になっているように感じることの繰り返しでした。

誰も助けてくれない…

でも、ミロスで人生を紐解き、それらの体験が自らを本当の意味で救い、求めてやまなかった『心の絶対平和を実現』するために必要なプロセスであったと理解できた時、これまでの人生すべてが感謝でしかありませんでした。

ミロスの設計図を通して、私は”救われる・救われないというパターン”に嵌まり込んでいたことが解りました。
どうせ誰も助けてくれないという思い込みから頑張ることで、助けてほしい時に助けてもらえない現象や、目の前の相手を助けようとしても助けられなくて、”助けてくれない!”という叫びを見るパターンに嵌り込んでいたのです。

どうせ誰も助けてくれないという目で物事を見ていますから、本当は助けてくれていたとしても、そうは見えていなかったことも解りました。

自分が嵌っていたパターンを設計図を通して理解すると、自分が何か行動を起こす時、何か起こっても、“あそうだったのか!”と理解できるようになり、物事に動じないようになりました。

知性を感じられる…

自分にシステムという芯が通ったような感覚です。

そして、妻は目の前の状況を客観的に観て受け入れられる寛容で優しい妻に変容しました。
その姿は凛として知性的に感じます。
怒ることもありますが、以前のように怒り続けることはなく、観ている私も、囚われることがなくなりました。状況に入り込んで何とかしようということもなくなり、目の前の事象から解放されています。

今では、出会った頃にはあり得ない2人に変容し
求めても求めても手に入らなかった「心穏やか」な家庭に変わりました。
真に求めた心の絶対平和を感じる体験をさせていただいています。

本当にありがとうございます。

※妻側の体験談もあります。

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