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「主夫」という言葉を聞いて、何をイメージしますか?女性がキャリアを持つようになったことで、男性・女性という性別にとらわれず、夫婦の中で家事が得意な方が家事を担当し、仕事をしたりお金を稼いだりすることが得意な方が働くという、家庭も増えたようです。その中で夫婦共に固定概念のない自由な考え方なんだと思うとか、何故そういう形に行き着いたのかに興味があるといった意見もありました。各々が生きたい生き方を選べるということもありなのだと思います。「女性学」を学んだ今回の女性の結婚観にあなたは何を感じますか?!ご覧ください。

網 千代美さん 50代 女性【香川県】

良妻賢母の母

子どもの頃、親戚が集まる盆と正月、男は座って飲み食いし、女は座る暇もないくらい家事をするのを、「何だかおかしいなぁ~」と思いながら観ていました。

小学校中学年までは男女平等ですが、生理が始まると「女は損」と思うようになりました。

大学2年生の授業で、「女性学」に出会い、上野千鶴子氏を知ることになり、これまで疑問に思っていた男尊女卑の文化を言葉で表現していることに感激しました。

大学では福祉を専攻し、社会福祉士と教員の単位を取っていましたが、小児病院でボランティアをして、子どもたちとの出会いで心理学に興味を持つようになりました。そこで臨床心理士を目指して大学院に進学することにしました。

両親に進学の旨を伝えると、母に「結婚できなくなるから止めなさい。」と言われました。今でも鮮明に、「まだ女に学は必要ないという考え方なのか?」と唖然としたことを覚えています。

母と「結婚しなくて良いので進学する。」と平行線のバトルを繰り広げていたら、それまで黙っていた父が「そんなに言うなら行かせたら良いじゃないか。」と言い、男を立てる良妻賢母の母は、手の平を返して進学に協力的になりました。

結婚の条件とは…

大学院は奨学金で行き、無事に終了し、運良く実家の近くの精神科の正職員にもなり、働いて2年目に母親の希望で見合いをする事になりました。

結婚するつもりはなかったけど何事も経験ですから、臨床経験の一環として見合いをすることにしました。

プロの仲人さんでしたので、「どんな人が良い?」と聞かれ、「飲む打つ買うはせず、たばこも吸わず、転勤のない人」と伝えました。

仲人さんは二人が会う日は男の都合だけ伝えてきて、私の都合は全く聞いてくれませんでした。男の都合で2回ほど会う日時が代わったので、見合い当日、私はかなり怒っていました!!

ところが相手を見たとたん、直感で「この人だ!!」とピンと来ました。そこで、重ねて会うことになり、3回目に会った時に、お互い「将来どうなりたいか?」と言い合った時、私は「一生働きたい」彼は「ヒモになりたい」と言い、利害一致で結婚することになりました。

結婚も契約ですから、結婚に向けて条件として
①自分の部屋を持つこと
②自分専用の固定電話を持つこと
③名前は戸籍上合わせても良いが、通称で旧姓を使うこと
④仕事を続けることの4点を提示し、それを承諾してくれたので夫の実家の敷地内で同居することになりました。
新居は納屋の2階で、条件通り私の部屋とお風呂を増設し、私の部屋には固定電話を引き、義父と夫の計らいで貨物用のエレベーターも付いていて、暮らし始めました。

養父母との子育て

新婚2ヶ月ほどは離れの台所で料理をしておりましたが、私のいつも同じ内容の料理に辟易した夫の申し出で、専業主婦の義母にまとめて作ってもらえることになり、食事の支度から解放されました。

義母は義父と夫の好きなものを作るので、毎日魚と肉料理が2~3品食卓に並ぶ豪華な食卓です。

長男出産後は、夫は離れでそのまま暮らし、私は母屋に移住し母屋で暮らすようになりました。

義父が授乳とおむつ替え以外は子守をして、食事とおむつの洗濯は義母がしてくれるので、私は授乳とおむつ替えと夜の子育てをしながらつつがなく過ごしていました。

息子をどこに婿に出しても恥ずかしくないように育てていたので、義父は孫ができてから裁縫や料理や洗濯もできるようになりました。

休むことに罪悪感があった

長男の子育てをしながらフルタイムで働き、土日は研修や自宅サロンの志事で働いていたので、ストレスで妊娠したら免疫が子どもを殺してしまう自己免疫疾患になり、2回目の妊娠は死産・3回目の妊娠は稽留流産でした。

ちょうど国が臨床心理士をスクールカウンセラーとして学校に派遣する事業の全盛期で人手が必要だったので、精神科病院を退職し、フリーランスの臨床心理士になってスクールカウンセラーに転職しました。

そして、自宅サロンで取り扱っている霊芝を飲んだり、マイナスイオンが出る高額布団を購入して寝たり、ボディトークの体ほぐしをこまめに受けたりしていると、自己免疫疾患は改善し、4回目の妊娠で次男を授かりました。

ミロスに出会うまでは、「男に負けてなるものか!!」とがむしゃらに働き、スケジュールを詰め込み、休むこと無く働いてきました。

休むことに罪悪感を持っていました。

また、子どもの行事(授業参観など)より仕事を優先し、熱が出ている子どもを義父母に預けて働くことにも罪悪感を持っていました。

今思えば、しんどい生き方ですね。

男と闘っていたけれども…

投資仲間の紹介で初めてミロスの講座を受けた時、ジャッジしないこと、設計図を説明されたことに衝撃を受け、これまで莫大な時間とお金を費やして学んできたことが、スッと腑に落ちました。

たくさん学んできたお陰で、人生は上手くいっていたけど、ミロスの設計図を手に入れたら、さらに上手くいくようになりますね。
例えば、休むことに罪悪感を持たなくなりました。

また、息子二人は23歳と17歳なので、家事は夫と息子たちがします。

家事をしないことに罪悪感を持つことなく、堂々と任せています。

「男に負けてなるものか!!」と闘うこともなくなりました。

フリーランスの臨床心理士なので、毎年契約内容が変わります。

これまであった契約が無くなっても、そのうちに新しい契約先が現れるので安心して待てるようになりました。

年収はスケジュールきつきつで動いていた時と特に変わらず、毎年家計のメインを担えています。

今年受講した田坂美紀講師のミロス実践コースのフォローアップで、自分の女性性を「0」にして、男として生きてきていたことが分かったので、男と張り合うことも無くなってきました。

カリキュラムに入る毎に「私が!!」という考えが無くなってきているので、そろそろ夫と長男も稼げるようになることでしょう(笑)。

今後の変化は、また書かせていただきます。

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