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どうすることもできない人生でも、そこに在る‟上手くいかない仕組み”を理解したら人生は変わっていきます。
なんとかしようとするのではなく、理解する知性を持つこと。
数々の問題を超え人生を紐解く力を携えた彼女は、どんな状況も”豊かさ”に変えています。


鶴田 美貴子さん 50代 女性【兵庫県】

感謝の言葉に溢れる…

7月は私の誕生日月で、沢山の仲間からお祝いをして頂きました。
ミロスに出合い、毎年、毎年、豊かさが増していってます。

『生まれて来てくれてありがとう、出会ってくれてありがとう』

今までかけられたことのない言葉の数々…。
そして、以前は最悪な関係だった夫とも、彼の単身赴任先で楽しいひと時を一緒に過ごすことができました。

ミロスに出合い5年が経ちましたが、あり得ないほど全てが整っていってます。

以前は、経済的にも、東京の家を飛び出し関西の実家へ戻って来た頃は、貯金は0円。
働いても働いても月末の残金は数百円でした。
おまけに母が経営する介護施設を引き継いだものの、億単位の借金もありました。
そんな経済状況の中でも、ミロスのカリキュラムを受講することは止められませんでした。

その甲斐あって、言葉尻だけの浅い理解から人生を全体性で観る力がつき、
人生の中にあった「何故?」という疑問が紐解け、
間違えた思い込みでつくられた人生ドラマは終わり、真実の人生へと変わっていっています。

『3次元では短所でも、高次元では長所に変わり、歳を重ねるごとに豊かさの制限が外れていきます』
講師や仲間から送られる言葉により、設計図にしっかり当てはめ、理解を深めていける事が本当に有難いです。

父が認知症になって…

それでも尚、私のプログラムである”責任と無責任”にはまり込み、無理矢理ゴリ押しする私を、今回見つけることができました。

認知症が進んできていた父を、善かれというエゴにより、父の思いとは反する事を私と母とでやっていたのです。
父の為にあれこれ世話を焼いてしまう母と私に、『もうええ、ほっといてくれ、構うな〜』と大声を上げて暴れる父。

母と私は医療、介護のプロなのに、父の認知症を受け入れられず、認められず、なんとかしようとしていたのです。

母は何年も父と離れて暮らし、父をほったらかしにしてしまったことで、父は認知症になってしまった…と思い込み、
その責任を取ろうと罪悪感を抱えて父の介護をしていました。
母は『私が頑張ればいいんだ』と一人で全てを抱え込み、結果、ダウンしてしまいました。

私も母と同じように、姉や弟は頼りにならない。私が、責任を持って父を介護し、母を支えなければならない!と思い、
一人で全部抱え込み、結果、疲れ果て、姉と弟に『普段何もしないんだから、お盆休みぐらいお父さんの介護してよ!』と、言い放ってしまう始末。

『無責任な私が責任感のあるフリをし、結果、キャパオーバーで無責任に投げだす…』
これこそ私のいつものパターンでした。

私が父の介護や母の世話に、苦しくなればなるほど、父の暴言や暴力は酷さを増し、
愛犬を蹴り上げ、私にまで手をあげるようになり、介護の専門でありながら、在宅介護の限界を感じていました。

父を施設に入れるという選択もありますが、その後は”看取り”が始まるということになり、それはどれくらいの期間であろうとも、確実に父との別れを意味することになります。

「最期まで父を家で看たい!」という希望とは裏腹な現実に、父との別れはイヤ!という抵抗が募るばかりで、苦しみに溺れそうな数日間を経て、広島での”ミロス実践コース”が始まりました。

父と過ごす日々が豊かなのだと感じて

数日間の出来事をお話しすると、講師から、
「美貴子さんの世界は責任、無責任の世界しかないでしょ。それがシステムです。
お父さんが選択する事を受け入れてあげてね」
と言われ、全人生がものの見事に設計図に当てはまったのでした。

父が選択する事、父という存在を受け入れたこと。
どんなことになろうとも、例えそれが死というお別れだとしても完全性だということ。

死という別れがいつか来ることはわかっていても認められませんでしたが、
今は、父が快適に、そして私たち家族が、残された父との時間を穏やかに過ごすことが、豊かな時間なのだと思えたのです。

広島から帰った次の朝、前日の父とは全く別人のように穏やかな表情になり、暴言を吐くことも無くなっていることに驚きました!
そして、諦めていた親友の初盆の集まりに母と2人で出かけることができ、友人達と楽しいひと時を過ごして帰ってきました。

父の親友から、『普通に話ができるし、しっかりしてるやん!どこが認知症なんだ?』
と不思議そうに電話がかかってきました。
本人は出かけた事も記憶には残っていませんが、その日は楽しかったようで、満足そうな穏やかな表情をしていました。

父が認知症になったことで、父のもとに家族が集い、父と出かけたりしています。
認知症だけにフォーカスすると、マイナス的な出来事に思えるかもしれませんが、
我が家にとっては必要な出来事であり、起こるべきして起こっている事だと理解できます。

もし、ミロスを知らなかったら、認知症、介護は家族の大問題として、家族間も殺伐としていたでしょう。
しかし、人生を紐解く知性を持てたことで、介護の問題でさえ、力が抜けプッと笑える。
こんなにも穏やかな日常を過ごせていることに感謝でしかありません。

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