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今では離婚や再婚は特別珍しいことではありません。子連れ再婚をして自分の子どものように可愛がる方も多いと思います。ですが、残念なことに再度離婚してしまったり、相手の方から子どもが嫌がらせにあったりと、「再婚して後悔している」などとお聞きすることもあります。今回の女性も両親の再婚により、継母との関わりに苦労してきました。両親を恨むこと、それをバネにして生きていました。ですが、本当の継母の思いにふれた時に、感謝と愛おしさが溢れたようです。どんな気づきがあったのでしょうか?

Tさん 40代 女性【愛知県】

二人の母がいる私

私には産みの母と育ての母が2人います。
父と母(産みの母)は、私が生後4ヶ月の時に離婚したのですが、親権の問題で私が乳飲み子だったにもかかわらず、警察も巻き込んで私を取り合って、母は泣く泣く私を手放したと聞いてます。それから大人になるまで母とは会うことはありませんでした。
そして、私が2歳になり父と再婚して継母が来て育ててくれたのです。

物心ついたころから継母のことは好きではありませんでした。妹2人が生まれて、更に私にだけ冷たいと差を感じるようになりました。

常に継母から愛されてないと感じ、どうしたら愛されるんだろうといつも考えてた幼少期でした。

そんな私が小学6年の時の授業で母子手帳を見る機会があり、母の名前の欄に別の名前が書いてありました。 

祖母にこの人は誰?と聞くと
「あなたの本当のお母さんだよ」とあっさり言われ、子供ながらに、私にはもう一人お母さんがいるんだ!

とすごく嬉しかったのとホッとしたのを覚えています。

継母から愛されないと思い込んだのと同時に産みの母の存在が私の心の支えとなりました。

それでも愛されたいと思えば思うほど、愛されないものばかりを見る。さらに愛されたい、認められたいと頑張ってきましたが、うまくいかないことがあると「両親のせいで私は不幸になった」と継母を恨むことで継母より幸せになってやる!が

私のバネであり

それがプログラムでした。

両親を知る

以前、カウンセリングで、こんなことを感じれたこともありました。
それは両親のことについてです。

父親は暴力的で、継母には冷たさしか感じられませんでしたが、祖父、祖母は可愛がってくれました。大人になっても私は両親に心を開くことはなく、頼ることも甘えることも出来ず、なんでも自分でやってきました。そのせいで周りと比べては嫉妬し、心の中は憎しみしかなく、いつも両親が悪いから私は幸せになれない!と、何かにつけて両親のせいにしてきました。
講師のカウンセリングで「両親を頼れない!」が「頼りにならない!」を私が作ってて、

「頼りになりたい!」「認められたい!」に傾き、私が問題ばかりを作って問題解決をしてきたことを教えて頂きました。えーーー!そうなのー!?すべて自分が作ってきたんだ。

そっか、これがプログラムなんだ!!!とはっきり認識しました。ミロスのシステムやカウンセリングのお陰で、長年苦しんできたパターンがわかり、認識が変わったことで、抵抗感しかなかった父親と母親をやっと私の内側なんだ!と受け入れることができた体験でした。

私は元々愛されていた!

そして今回、完全に継母に愛されていたことを体験しました。

先日、Marriage  cafeで仲間のご主人のお母様の話をお聞きしました。

私と同じように血が繋がっていないことで辛い思いをしてきたそうです。

その中の一つのエピソードを聞いた時、

ご主人のお母様は

《愛してたからその行動だったんじゃない⁈》と思った瞬間。

私の継母がそうだったんだ!!!

いつも私のことを心配してたんだ!!

愛されてたんだ!

とハッとなり、今までしがみついてた継母への恨みがスーッと溶け、全身の力が抜けてフラフラになりました。

どんな時でも愛してくれてたんだ!

同じ境遇の継母の思いとは?

継母も私と全く同じ境遇でした。

産みの母と育ての母が2人いて、継母から冷たくされたと聞きました。

そんな継母が私の父と出会い、幼い私がいることにどんな思いを思ったんだろう?

私なら同じ境遇の子を絶対に辛い思いをさせないようにする。

愛そうとする。と思った瞬間。

それが継母が私に思った思いだったんだ!と感じてしまったんです。

継母も愛そうとすればするほど愛せなかった。私も愛されようとするが愛されなかった。

プログラム故に苦しんだんだ!とわかったら感謝と愛おしさが溢れてきました。

写真に写る両親の姿

するとその日の夜、主人の弟から17年ぶりにBBQをすることとなり、会うことだけでも奇跡なことなのに、私の継母にも会いたいから誘ってほしいと言ってくれ、継母も参加することになったのです。

弟と継母が会うのは、なんと19年ぶりになります。

なにがどうなってるの⁈と思うくらい

嬉しさと驚きでした。

BBQの当日、継母を迎えに行くと、昔の写真を出してきたんです。

私と継母2人だけが写ってる小学校入学式の写真と父と継母と3人で写ってる私の結婚式の写真。

その写真を見た時、あれ?

愛されてた!!!

大事にされてた!!!

見るものがはっきりと変わり涙をこらえるのに必死でした。

それからは愛されていないという色眼鏡が外れたかのように、何を見ても誰にあっても愛されてると感じてしまうことばかりで毎回泣けるほどの感謝が溢れています。

過去が変わっていた!

そしてお世話になっている講師から

「お母さん2人いていいやん」といつも言って頂いていましたが、

本当に2人もいてラッキーです!!!

本当によかったです!!!

とはっきり思えるくらい変化してることに凄く嬉しいです。

過去が変わると教えて頂いてきましたが、ドミノ倒しのように過去が変わっている感覚に!!
こんな日がくるなんて……。

そして私が私のことを愛せたことに喜びを感じています。

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