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誰もが一度は抱える罪悪感。しかし、その原因や解決方法がわからず、一人で悩み続けている人も多いのではないでしょうか。多くの人が自分の人生を深く知りたいと願うと思います。Mさんもその一人でした。家庭環境や親子関係の中で孤独を感じ、長い間、自分を責め続けていました。しかし、過去を振り返り、自分の中に隠れていた本当の気持ちに気づくことで、家族との絆を再び築き上げることができました。この体験を通じて、誰もが抱える孤独や苦悩をどう理解し、乗り越えるかをお伝えいたします。あなたも自分自身と向き合う勇気を持ち、新たな一歩を踏み出すためのきっかけになればと思います。

Mさん 40代 女性【東京都】

家族への罪悪感の発見

自分の人生をもっと深く知りたいと願い、Mさんはミロス実践コースに申し込みました。
「なぜ、自分はいつまでも1人狭い部屋に留まっているのだろう?」という疑問を抱えていました。
人生を振り返る中で、一家離散し実家にいた頃のことが思い出されました。
父がいない状況で家族を支える立場にあった長女のMさんは、自分勝手に家を出てしまったことに深い罪悪感を抱いていたことに気づきました。
第一子として先天的病気を持って生まれたMさんは、兄弟たちの健康なことと自分を比較し、未熟で迷惑をかける存在だと思っていました。
幼少期の心の傷が根深く、病気ゆえに罪悪感を抱えていたことが今なら分かります。

父の裏切りと家族の崩壊

Mさんが小学生の頃、父が会社の吸収合併を機に退職し、ギャンブルにのめり込んで多額の借金を作りました。
借金取りが家に押しかけ、一家は離散状態となりました。
かつて溺愛してくれていた父に裏切られたと感じたMさんは、父を心から憎むようになり、
「父なんか死ねばいいのに」と思うほどでした。母と兄弟との新しい生活が始まりましたが、
父がいないために長女のMさんへの負担と期待はますます大きくなりました。

家出とその後の孤独

当時付き合っていた彼が県外の実家に戻ることになり、何もかも嫌になっていたMさんは彼を追いかけて家を出る決意をしました。
過干渉だった母に猛反対されると思っていましたが、実際には「一人暮らしができるわけがないし、家を出るなら帰ってくるな」と突き放されました。
一人暮らしを始めたMさんは、家を出たことに対する罪悪感には気づかず、ただ家を出られたことに喜びを感じていました。
新しい生活に慣れるために試行錯誤しながらも、一人暮らしを頑張っていました。

母の死と再発見

思考のテクノロジーを知ってすぐに母が亡くなり、Mさんは孤独死させてしまった罪悪感に苛まれました。
しかし、遺品の中から両親の結婚式の写真や父がプレゼントした指輪を見つけ、
母が今でも父を大切に思っていたことを知りました。
母が父を愛していたことを知り、驚きとともに母への理解が深まりました。

父との再会

母の遺産相続手続きの過程で、音信不通だった父が生きていることを知ったMさん。
すでに両親への理解を深めていた彼女は、父に会いたいと思うようになりました。
意を決して父に手紙を書き、数日後に父から電話がありました。
20年ぶりに父と再会し、母のお墓参りにも一緒に行き、幼い頃の思い出が蘇りました。
その後も父との交流が続き、失っていた親子の時間を取り戻していきました。
父の「またお母さんと結婚したい」という言葉に、
愛し合っていた両親の元に生まれたことを実感し、癒されました。

父の突然の死

遠く離れた父との交流を数年楽しんでいたある日、突然父が亡くなりました。
Mさんの誕生日に父から連絡がなく、不安に駆られて翌日警察に連絡すると、
父が数日前に亡くなっていたことが判明しました。
もっと早く連絡していたらという罪悪感に苛まれたMさんですが、思考のテクノロジーを知っている友人たちのの支えによって乗り越えることができました。
父の住んでいた家を訪れたMさんは、家族を大切に思ってくれていた父の気持ちを知りました。
父が住んでいたのは、本家が私たち家族のために建て直してくれた母屋があり、
その離れにある小さな建物でした。
罪悪感から一人で暮らしていたのだと思います。
生前、何度も一緒に住もうと誘っても、父は「ここがいい」と頑なに拒否していました。
父の姿に自分自身を重ね合わせてみると、今の自分と一緒だったのです!
父の居場所は、今のMさんと重なり、家族を置いて自分だけ出てきてしまった【罪悪感】が共通していることに気づきました。

新たな気づきと未来への期待

『結婚したい!引っ越したい!』と言いながらも一人暮らしを続けていたMさんは、罪悪感ゆえに幸せになることを自ら制限していたことにようやく気づきました。
そして母もまた、同じように罪悪感から一人暮らしを選んでいたことを理解し、家族が抱えていた【罪悪感と愛】に気づきました。
罪悪感というテーマが人生の辻褄を合わせ、随所に溢れていた【愛】を実感したMさん。
【自分の人生をもっと深く知りたい】と願い自分に向き合ったことでようやく観えてきました。
これからの人生がどうなっていくのか楽しみで仕方がありません。
彼女の体験を通じて、誰もが自分の心の中を見つめ直し、家族が抱えていた罪悪感を手放し、
新たな一歩を踏み出すきっかけになるのではと感じています。

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