いつの間にかバラバラだったはずの家族が愉快な家族に変わっている!
こう話してくださった今回の女性、今まで間違った思いこみが創る世界で翻弄されて生きてきたけれども、ミロステクノロジーを学んで本来持っている自分の記憶を解除し、遺伝子を信頼するだけだった!と分かり、次々起こる魔法のような世界が今目の前に拡がっています!
水上 裕子 さん 60代女性 【福岡県】
自分の評価が低い
私はピアニストです。
そんな私の心には長い間自分でも気づかない小さい石ころのようなエゴが潜んでいました。
どんなに評論家に良い評価を頂いても、お客様が喜んでくださっても、賞を頂いても、満足いく演奏ができても、嬉しいものの私の心は「私はそこそこの演奏家。それ以上にはなれない」と自信もあるけれど同時に同じパワーで卑下もしていました。
私の娘二人も褒めて育てたハズなのに、全く私と同じでした。
2人ともとても多才でしたが自分を「そこそこ」と評価し、挑戦しようとしないことにおいては私より重症でした。しかしまさしく私のミラーであることは間違いなく、
その娘たちを見て自分のエゴにきづいたのでした。
自分を信じることは最高
両親から口癖のように言われたことがあります。
それは
「上手くいっても決して調子に乗らないようにね」
「才能があっても所詮そこそこ。大きな夢は持ってはだめ」
という教えがしっかり心の隅っこに住み着いていたのです。
あらためてこうして書いてみると驚きです。
そのことを岸本講師に明かすと「何言ってるの。ドンドン調子に乗りなさい!」と言われて、
思わず嬉しさで飛び上がりました!
もともと私は有頂天でお調子者。
やったー、私、「もともと」に戻っていいんだ。
ドンドン調子にのっていいんだ!!
そして講師がミロス集中講座で1000パーセント信じるという表現をされたとき、ピーンときました。
1000パーセント信じている。
これだ!私が講師に抱いている、ミロスに抱いている信頼は!
1000パーセント!
1000パーセントの信頼で跳び跳ねる!
記憶=音楽で世界をつなぐ
ミロスの旅は私のスケールの記憶をよみがえらせてくれる旅。
こんなに深く、こんなに広大で。
私たちのスケールは無限だった。
有頂天で跳び跳ねる。
何でもできる無限のスケール。
「そこそこ」という、心に住み着いていた小さいけれど固い石ころがポイと一瞬で転がって出ていった。
先月、「ウクライナの大勝利をコンサートで祝いましょう」というメッセージを送ってきたリトアニア公演主宰者と口論になり、4月のリトアニア公演が破談となりました。
ロシアは私を育んだ国。
だからどちらのサイドにも立たない、政治的プロパガンダに利用されたくないと主張した私に対して「国際テロリストを招くつもりはない」という返信が来たのです。
ショックでした。
しかし岸本講師は「平和のテロリストになって各地でドンドン“闘いを破壊するテロ”をおこしたらいいのよ」といつものように速攻のアンサー!
「闘いを破壊する平和のテロ!素敵…」ショックが一転、驚きと嬉しさで泣きそうでした。
鋭いナイフのような“テロリスト”という言葉に、いきなり金粉がキラキラふってきたかのよう。
私の記憶は世界中で平和のテロをおこして音楽で世界を繋ぐことだった!心の奥深く眠る記憶がムクムクと目を覚ましました。
リトアニア公演が破棄になったとたん、以前から行きたかったハンガリーで公演のオファーがあり、もちろんトントン拍子に話が進み、5月に公演が行われることになりました。
有頂天バンザイ!
調子にのった私はハンガリーを皮切りにワールドツアーを開始しました。
1000パーセントの信頼で1000パーセントの愛を放ちます!
ハンガリー公演は超満席
ハンガリー公演出発前、演奏予定の曲を軽くさらいながら、ふと目をやった先に大事な方が書かれた書籍がありました。
「開いてみて」と私に語りかけてると感じました。パッと開いたそのページは「宇宙で最もロマンティックなテクノロジー」
そうだそこに身体ごと飛び込もう!
スーツケースと比例して私の身体と心はいとも軽々と解放され、いざ出発。
今回の演奏旅行もミラクルの連続。
ブダペストには今回の主催者が迎えに来てくれていたのですが、彼女が長い間膝を痛めていて歩くのも辛く、現在手術を待っている状態だということを知りました。
しかし、翌朝彼女が突然「あっ!足が治った」とスイスイ歩き始めたのです。彼女の喜び様に私の心もスイスイ。
そしてコンサートのチケットが売れてるかどうかもお互い忘れていて夢中でお喋りしていたら、彼女の携帯がピコン!と鳴りホールから連絡が。
「チケット予約がいっぱいです!」
主催者「私、何もしてない(笑)勝手に売れてます」
天気予報もハンガリー到着後二日間は何とか天気はもつけれど後は全て雨で気温も低いということでした。
結果は七日間の滞在、毎日が目に染みるほどの青空が広がる見事な快晴でした。
そしてコンサートはほぼ満席から超満席に。
市長も参加され、1曲目から拍手が鳴りやまず、強引に次の曲を弾かないとコンサートが進められないほどでした。
スタンディングオベーションも最後は全員になり大歓声に沸き上がりました。
アンコールは私が手を見せて「もう無理です」のジェスチャーをするまで続き、準備していた2曲が6曲へ。
舞台を降りた時間を見ると休憩なしで約2時間半弱という長いコンサートになっていました。
来年もハンガリー公演を企画!
最後のサインを求める列が終わった時は空腹でフラフラでしたが最後まで残っていた女性5人から「何でも、どんなことでもいいので一言、人生のアドバイスがほしい」
と言われたので、ミラーの話をしました。
翌日、翌々日の音楽学校での演奏にもその内の1人が「ミロスの話の続きを聞きたい」と来られるほどでした。
今回のコンサートにはチェコやポーランドからもお客さまがたくさん来られていてチェコ、ポーランドにもぜひ来てほしいと招待を頂きました。
「ドボルジャークは好きですか?」
と聞かれ「ドボルジャークとシューベルトは私の魂そのものです」と答えました。
私の心そのもののドボルジャークをチェコで演奏できる日がくるのでしょうか。(くるのでしょう!(笑))
もちろん、ここハンガリーも街を歩けば次のコンサートはいつ?と聞かれ来年も企画してくれるということになりました。
音楽を通した伝道者でありたい!
滞在していたホテルもどんなご褒美?というほど素晴らしいホテルで、ホテル地下の洞窟でのセラピーで長年の鼻づまりが治り、スパ、プール、飲み水は温泉水、豪華食事で健康な身体が益々健康になりました。
最終日、私たちがホテルを発つという時間にやっと雨が降りだしました(笑)
最終日は滞在していたホテルからブダペストに移動。
ブダペストのホテルまで乗り換え3回、列車で3時間もかかります。
出発しようとした瞬間、ミロスの話をした彼女から連絡が入りました。
「夕方になりますが、たまたま今日ブダペスト まで行くので車でホテルまでお送りしますよ。途中美しい景観をお見せしますので楽しんでください」
彼女が迎えに来るまで、ホテルの方は夕方までお部屋は自由に使ってくださいとのこと。ゆっくり洞窟セラピーをし、お昼寝、そしてツール.ド.ハンガリーもキャーキャー騒ぎながら楽しみました。
私もそうですが、私の追っかけファンの一人がハンガリーまで着いてきていたのですが、彼女は目をまん丸にしてあまりのタイミングに「魔法みたい」と、最後まで驚いていました。
私はずっと表現者であると同時に音楽を通した伝道者でありたいと思っていました。
ミロスの実践をしながら気がついたらミッションのカーペットを歩かせて頂いていることを喜んでいます。
理想の家とは?
今度は家族の話しになります。
「ミロスの結婚」の話を岸本講師からうかがい、「いいなあー!そんな穏やかなパートナーとの時空を経験してみたいなあ」と思ったら、私でなく長女がパートナーと出会いました(笑)
「恋愛特有のドキドキや高揚はあまりないけれどとにかく穏やかにいられる」と長女は言い、「ふむふむ、ミロスの結婚はどうもそうらしい」とクリア。
彼はすでにオーストラリアに新居を借りていて、その新居は私が若い頃から「ずっとこんなとこに住みたいなあ~」と青写真を描いていた理想の家。
オーシャンビュー、ガラス張りのガーデンテラス、プール、ジムにテニスコートまでついている。
私はそこに遊びに行かせてもらうという未来の記憶だったのでしょうか(笑)
バラバラだった家族が愉快な家族に!
娘(長女)の就職先のバレエ団とバレエ教室の段取りまでつけてくれていて、これ以上なくありがたいと思うものの、孫を海外に送ることに寂しさを感じる私は、結婚に賛成の次女、私の感情に揺れ動く長女の3人で家庭内法廷を開きました。
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■私(調停委員)・ 長女(原告) ・次女(長女の弁護士)
次女は幼い頃から討論者で、私は「我が家の弁護士」と呼んでいました(笑)
■私『原告の長男は小学校に入学したばかりで新しい環境になじもうとしている、よって数年は日本にいて日本の学力をつけた後、渡豪するのが無難である。海外生活を甘くみてはいけない』
■次女(長女の弁護士)『意義あり!調停委員の意見はまだ起きてもいない未来の不安に基づいてのものであり、その不安は原告一家を意味なく支配し、そして海外生活は上手くいかないという思い込みを強要するものだ。以上』
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「あれ??」
いつの間にか次女にミロスが伝わってる!
次女の言葉に私も長女も大きく頷いた瞬間でした。
私の元夫はオーストラリアで今、
夢中で「Thought of Technology 」を読んでいます。
離婚してバラバラになったはずの家族、国も地域もそれぞれ違うところに住む私たちがお互いをミラーとすることでまた1つになり、形は違うけれど笑い合える愉快な家族になりました。