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家族

父を憎んでいたはずなのに…。愛に溢れた“私”を取り戻す

皆さんは、両親との関係性は良好ですか?険悪ですか?。両親との関係性が、あなたの人生の根幹に大きな影響を与えています。


Mさん  30代 女性【埼玉県】

矛盾した気持ち:父を憎んでいたはずなのに

始まりは、母からの電話でした。
父が病気で、治療法はなく死を待つだけだと。

私は歓喜するはずでした。
これまで、幾度となく
「父さえいなくなれば、父が生きている限り“私の人生”はない」
そう思って生きてきたからです。

しかし私は「そう。わかった」と何ごともなかったように母からの電話を切ったその瞬間、溢れてきたのは嗚咽に満ちた涙でした。
私は、自分に何が起きているのか理解できませんでした。

あんなに願っていたはずの“父の死”がようやく現実になろうとしているのに、なぜ、こんなに悲しみ、こんなに恐れているのか?

「まさか、父を愛していた…?」

突如突きつけられた自己矛盾に耐え切れず、私はミロスアカデミーの門を叩きました。

両親をみる目…

父は厳格な人でした。
「男とは、女とは」に始まり、あまたの“こうあるべき”を錦の御旗として掲げ、それに従って生きることを、自らと私たち家族に課しました。

母は慈愛の人でした。
己の人生を全て父に預け、自分のことは常に後回しにして、父と私たち子供のために尽くし、それこそを生きる目的としていました。

そんな母でさえも、父が理想とする女性像には程遠く、父はことあるごとに罵声を浴びせました。

「抜けている・判断が甘い・頭を使え・何をやらせてもダメだ・ロクなことをしない」

数々の罵声には必ず「女は・・・」という枕詞がついており、父が母を罵るたびに、同じ女性である私はまるで自分が罵られているかのように感じました。

父を憎むように

母の悲しみと悔しさはいつしか私のものとなり「女には価値がない」と言わんばかりの父を心から憎むようになりました。

「この人は自分以外誰も愛していない、誰も愛することができないのだ。」

それはつまり、私は父から愛されていない、愛されることはないのだ、と、心に刻んだ瞬間でもありました。

「男性に頼らずとも生きていける力をつけなければ。男性に虐げられてなるものか。」

私は父の“こうあるべき”という檻を出て、ひたすら自立の道を突き進みました。

人を愛せない自分に絶望

父から離れ、私にも結婚しようと言ってくれる男性が現れました。
優しくユーモアに溢れ、私の意思を尊重してくれる、父とはまるで正反対の人です。

でも、お付き合いを重ねていくうちに、私は彼を罵るようになったのです。
「あんなに憎み、恨んだ父と同じことをしている…私も人を愛することができないのか?」私はゾッとしました。

愛されることもないし、愛することもできない…
私は自分に絶望し、女性としての幸せを求めてはいけない、求める資格がないのだ、と、思いました。

その後は、結婚できそうにもない人を好きになり、お付き合いしては嫌気がさして別れる、ということを何度か繰り返し、最後には人を好きになることもやめました。

一人で生きる覚悟を新たにしていたころ、父の病気と死は告げられたのです。

ミロスシステムの学び

ミロスアカデミーに駆け込んだものの、当初はミロスを学ぶことがとても怖かったです。

真理を知ることで何かを失う、見たくないものを見ることになる。
なぜか確信めいた予感があり、私の心はかき乱されました。

真理を知ることへの渇望と恐怖のせめぎ合いを抱えたまま、いつも手に汗を握りながら講義を受けていました。

両親の愛を知る

ミロスを通して最初に見えてきたのは、父と母の「夫婦の愛」でした。

罵られ虐げられ、誰よりも父を憎んでいたはずの母が、これまで以上に甲斐甲斐しく父の世話をし、父の病気について調べ、自分にできることを探し、父が入院して家にいないことを寂しい、心細いと言って泣くのです。

そして家庭のことなど一切顧みることのなかった父が、一人残す母が心配だからと、家を次々と修繕し、これまで苦労をかけてきた母にせめてものプレゼントだ、これで自分が死んでも安心して暮らせるだろうと、冗談めかしながら嬉しそうに話すのです。

父の私への愛:凍りついた心が溶け出す

次に見えてきたのは、「父の私への愛」でした。

死を待つのみと知った父が入院中の病室で
「娘に申し訳ないことをした。娘のことだけが心残りだ。悔やんでいる」
と、泣きながら母に告げたというのです。
少年時代、誤って鎌でスネを切った時しか泣いたことのないはずの父がです。

母は父を愛していた、父も母を愛していた。
私は父を愛していた、父も私を愛していた。

愛し、愛されていたなんて…。

そう気づいた瞬間、癒しに満ちた涙が溢れて止まりませんでした。「私に愛などない、私は愛することも愛されることもない」と、絶望と諦めで固く、固く凍りついていた心が、癒しの涙に包まれ溶けていきました。

私を愛していなかったのは“私自身”だった

MWMコースを修了した今、私に嘘をつき、私を信じず、私を愛していなかったのは、他の誰でもない私自身だったのだと改めて感じています。

自分を偽り、疑い、憎んだ私は、父に“こうあるべき”という檻を作らせ「その檻によって、父によって、可能性の翼を折られてしまっているから」という最強の防御線を張ったのです。

物事がうまくいけば「翼を折られているのにここまでやれた!」と、勝ち誇ることができ、うまくいかなければ「翼を折られていなければあそこまでやれた!」
と、責任逃れができる。

そんな私のために父は悪役を演じ続け、私の憎しみを受けとめ続けてくれていたのです。

私を束縛する悪魔の檻は、私を守る騎士の盾でもありました。
罪に対する罰だと思っていたものは、無償の愛の証だったのです。

ミロスに出会えなければ、こんなにも屈折した不器用過ぎる父の愛に気付くことは到底できなかったと思います。

愛に溢れた“私”に出会う

父は急死の危機を回避し、ゆっくりと死に向かっていく日々を過ごしています。
私たち家族のために、父の死を受けとめる覚悟と準備をする時間を与えてくれているのだと思います。

遺影にする父の笑顔の写真を撮ろうと、初めての家族旅行に行ったときのことです。
結婚して10年以上子供ができなかった兄夫婦から妊娠の知らせが入り、死に向かって少しずつ弱っていく日々の中にも優しい奇跡は起こっています。

兄夫婦の妊娠が分かった時、まだ生まれてもいないその子との未来を喜んだり心配したり、家族の誰もが激しく感情を動かされる様子を見て、子供の誕生とはこんなにも人の心を幸福にし、捉えて揺さぶるのか、と感心しました。

「誰もが愛されて生まれてきた」と教えて頂きましたが、本当にその通りでした。こうして私も愛されて、祝福されて生まれてきたのだな、兄夫婦に起こった奇跡の妊娠は私の未来の情報なのだなと、これからの展開が楽しみです。

ミロスとの出会いによって、私は“私”を取り戻しつつあります。愛に溢れた私に出会わせてくれたミロスに感謝しています。

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