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「人生を変えたい!」と思うタイミングは人それぞれだと思います。理想の自分と現状がかけ離れているとか、平凡な毎日に嫌気がさしたとか、自分が生きている理由を考えたとか、他にも恋愛や仕事に疲れたなどと…。ですが具体的にどうすればいいのかわからず、時間が経つと「やっぱり今のままでもいいかも」と現状維持を続ける方が大半だと思います。ですが今回の女性は、苦しい人生を変えたい!と「強い意志」をもって、カリキュラムに向かい続け自分を知って行きました。気づくと周りが全く違う状況になっていたそうです。チャンスを活かすのもダメにするのも自分次第なのだと思います。

Yさん 40代 女性【京都府】

変化する学校

私は2016年にミロスと出合い、この苦しい人生を変えたい!とカリキュラムに向かい続けて来ました。

気付くと、凄まじい暴言・暴力で戦って来た最悪だった父との関係性もすっかり変わり、
今では、父が病気になったときは父を心配し、後悔がわき、死んでほしくない、長生きしてほしいと愛おしくなるほどです。(愛があるから憎しみがわき、後悔がわくと知りました。)

そして、養護教諭として現在の中学校に転勤して5年目。カリキュラムに触れてきたことを通して学校が変わっていることを受け取り、初めてこちらで感謝をお伝えさせて頂きます。

保健室は、常に満員!

転勤当初は、朝から体調不良やけがの生徒が何人も来室し、授業や活動ごとに具合が悪いと訴えてくる生徒、熱中症と思われる生徒、動けなくなる生徒、けがをした生徒がどんどん来る…といった状況。

救急車搬送も年間4~5件呼ばないといけないくらいの事故の多さ。
倒れる生徒も多く、重症な傷病が多かったです。
まるで野戦病院のようでした。

実際、「保健室にぶちこんでおけ」と言っているのを耳にしたこともありました。

それだけでなく、授業に出るのが精神的に辛い生徒や、出なくてもいいと思っている生徒、
高校進学のために出席しておきたいから具合が悪いけど登校して来たという生徒、休みがちの生徒が、毎日何十人も保健室で過ごすといった状況。

他にもリストカット、パニック障害、過呼吸、自律神経失調症等々…。
保健室は常に満員状態で、教員には丸投げされ、病院に引率しても感謝など全くされないように感じていました。

生徒の姿=自分の姿

〇ある時は、連れてこられた生徒が大声で泣き叫び、一緒の保健室にいるこっちの気が狂いそうということがありました。

そういった日常をカウンセリングで、生徒を通した自分へ向かう実践に切り替えることで、
「言葉にできず理不尽な扱いを受ける自分の姿だ」と気付けることがあったり。

〇またある時は、当たり前のように具合の悪さを訴えてくる生徒に対して胸がかきむしられるくらい苦しく、それこそが、“私が甘えたり頼ったりしたい私の抑圧してできなかった姿”だと一致すると、とても驚くことに急に具合は良くなったり。

転勤直後の保健室は、引き継いだ時点では、一見片付いているように見えるけれど、隙間や引き出し、棚の奥には、ゴキブリの死骸やカビ、古い書類や壊れたものなどがたくさんある状態でした。

転勤初日から約2年間に及び、処分や掃除、移動をし続けました。

トラック何台分捨てたことか…。

自分が整う=新しい校舎になる

私の養護教諭という立場は教員とも違う立ち位置で、誰にも分かってもらえず、とにかく一人で苦しかったです。

それが、 私が自分を再生していくOKサインかのように、 “再生整備”といって校舎が新しくなることになり、昨年新しい校舎に変わりました。

一人だと思っていた引っ越し作業に助けも入り、今では新しいきれいな部屋、壁、床、ドア、開けやすい鍵になり、気持ちいい環境で働くことができています。

孤独でしたが、最近は保健室に生徒がいるとフォローに教員が来てくれることがあったり、生徒の特別支援体制など、気付けば変わったと感じることが増えてきました。

先日、校長に呼ばれた時、注意されるのかな?と内心ドキドキすることがありましたが、
お土産をいただき 「いつもありがとう」と感謝を言ってくださいました。

以前は分かり合えなかった校長だったのですが、実践のお陰で、

今の校長は、ことあるごとに「3年生来てる?」 とか、

「朝から保健室に来る人は減ったね。良かった良かった。」

等のコミニュケーションを求めてくださります。

大切に思っていたことに気づく!

先日もう一つ受け取れたことがあります。

管理職に恵まれたり、私自身の呼びかけや、保健室経営の努力など関わって少しずつ変わってきたと思っていましたが、(それもありますが)

「あなたが いるだけで職場(学校)が変わるのね」と、“教師の集まる会”のzoomイベントの中で、お話しされて、私はすごく響きました。

「養護教諭である私は学校にいて、引きこもりや、精神疾患や色々な生徒との一致をして、自分も生徒もお互い救われていくことをやっていけばいいんだな」と思うことができました。

また、この文章を書くことに向き合って気付きましたが、これまで一日中仕事のことを考えているくらい本当に多くの時間を仕事に費やしてきました。

自分が思っていたよりずっと、「学校の安全だったり、生徒を見捨てることはありえない」など当たり前に大切に考えていたんだなと思えてびっくりしました。

実は私は今までずっと表現をして表に出たくないという気持ちがありましたが、苦しいことや抵抗は、その都度見ていけばいいと思うようになれて、感謝がわきこのように書かせていただきました。

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