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小学生のいじめは、なぜ起きるのでしょうか?ということについて、こんなことが書かれていて驚きました。《子供を守る》には、いじめの原因から子供を引き離すようにしてください。また、学校を休ませる、学校を変えるなども1つの選択肢だと頭に入れておきましょう。でした。これでは、根本的な意味で、子どもにとっての解決策になるのでしょうか?今回の女性は子どもの頃に、いじめられた経験がありました。そんな女性がある取り組みにかかわったことで、子どもの頃の自分と同じ思いに気づくことで、いじめられた過去の体験が緩み癒されたのです。ご覧ください。

光永 由佳里 さん 50代 女性【長崎県】

女の子の思い込みが外れた!

今回は5・6年生の2学年に入ることになりました。

6年生で印象深かったのは、

「皆の良い所、こうしたらもっと素敵になる!と思うところ」を話していた時の大人しい感じの女の子と男の子の会話でした。

一人の男の子が、その女の子に

「声が小さいから、もう少し大きな声で話してほしい。」というと、その女の子が軽くため息をついたように見えました。

私が、男の子に「どうして声を大きくしてほしいの」と聞くと、「もっと、ちゃんと話を聞きたいから。」と答えてくれました。

それを聞いた女の子は、とてもビックリしていました。

女の子は自分が周りから「あまりよく思われていないから・・・」と話していたので、声が小さいと言われた時も欠点を指摘されたと、思っていたのでした。

それが「ちゃんと話を聞きたい!」と言われたことで、自分が良く思われていないと間違った自己イメージを持っていると感じることが出来たのだと感じました。

私と一致

「私とおなじ」

私も同級生から悪いイメージで記憶されていると思っていたのですが 、このタイミングで、働いている事業所に大学生の実習生が来て、その学生の担当の先生がまさかの私の中学の同級生だったのです!

私は、その人のことは覚えていなかったのですが、きっと向こうは、「あーあの嫌われ者とか思っているんだろうな」と思いながら会話をしていたところ、「全く覚えていない」と言われたのです。

「知らない人がいないくらいに自分は嫌われ者だ」そう認識していた私は、まさかの「知らない」といわれた事に、びっくりしてしまったのです。

同時期に起ったこの時の私と、その女の子の姿が重なって見えました。

その女の子は1回目でその間違った自己イメージから解放されたので、2回目からは、1回目よりしっかりと、自分の思いを話すようになっていました。

私自身、昨年の「薬物乱用防止教室」の体験で、自分の虐めの体験の呪縛が緩んでいたので、今回は学校や先生への抵抗感を持たずに学校に入れていました。

なので、眼の前で一致させることで、同じ傷を持った女の子が緩んでいったのだと体感できました。

あるがままの姿で輝く子ども

2回目・3回目と話をしていく中で、子供たちが家庭の中で素の姿でいられている事が分かり、学校では少し頑張って自分を作っているところがあると言うことをちゃんと自覚出来ていることが分かりました。

小学生ですでに、「自分で頑張っていつもと違う姿を見せている」ことが分かるというのが、凄いと思いました。

こうして自分たちが学校に入っている事、そしてMIROSSで生きている教員や講師が、常に子供たちと触れ合っていることが、傷のない子供たちの考え方の土台を作っている!と感じました。

そしてこのグループにいた先生も明るくフレンドリーで元気な姿をいつも見せていましたが、最後の授業の時には、無理に明るく振舞うことのない素の姿を見せていました。

同じだと一致させるだけで、同時に解放される凄さを感じました。

※(Part 3 )はこちらから

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