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同じ家で生まれ、同じ性に生まれ、同じ時間を共有し常に近い存在の姉妹。親からのちょっとした扱いの差にも「なんで私ばっかり!」と敏感になる方も多いのではありませんか。見た目における相違が気になったり、嫉妬してみたり。成績などにも劣等感を抱えてしまうのは、自然なことかもしれません。「年上なんだから!」などと理不尽な理由で言いくるめられたりしたこともあるかも。今回の女性は、自分の思いを長い間、封印して見ないようにしてきました。ですがミロスを知って自分の感情の奥を感じて見ることで、比べることに意味のないことや妹の思いを知ることで癒されたのです。

三井 純子 さん 50代 女性 【東京都】

妹に勝てるところがない!

私には2歳年下の妹がいます。
可愛くて明るくて、優しくて穏やかで、誰からも好かれる妹。誇れる自慢の妹です。

私達は子供の頃はよく喧嘩しましたが、大人になってからは喧嘩することもなくなり、何かと助け合える仲の良い姉妹です。

一方で、私は妹に勝てるところが一つもない、とこれまでの人生、ものすごい劣等感を持って生きてきました。

それでも、妹に対しては、かわいい存在という思いしか湧かず、片側しかないのはあり得ないとは知りつつも、ネガティブな感情は感じられないのでした。

感情の蓋が開いたことで

今回、牧寛子講師のカリキュラムを受け、その際に言われた
「人間は本当は自分が一番になりたいもの」
「妹さんを付加価値にして生きてきた」という言葉。
これらの言葉から、ジワジワと今まで見えていなかった心の奥の感情の蓋が開いてきました。

私は小さい頃から、妹を友達に見せびらかすようなことをしていました。
こんなにかわいい妹がいる私は価値ある人間でしょ?って。
逆に、妹がいてくれなければ私は全く価値のない人間だったのです。

思えば、その後の人生でも、友達の中に、パートナーに、私の付加価値になる人を置こうとしていました。

それほどまでに自分を無価値だと思い込んで生きてきたのですね。隣に価値ある人を置いておかないと生きてこられなかった。

その割には、しばらくするとその人のことが疎ましくなって人間関係を切る、ということもしていました。

その人は付加価値だけではいてくれなかった、必ず、どこかで私に負けを感じさせる疎ましい存在になっていったからです。

感情をすり替えていた?!

この、負けを感じさせる疎ましい存在、この存在を突き詰めていくと、「妹」なのです。
妹がいるお陰で、私は陰の存在になり、無価値な人間になってしまっていました。

しかし一方で妹を私の付加価値としていた為、その存在を否定したら、その付加価値によって生きてる私ごと否定することになる。

私に劣等感や負けを感じさせる、本当だったら疎ましいはずの妹に対して嫌いという感情が湧いてこないのは、私の付加価値にしていたからなのか!

だから「妹はかわいい存在!」で蓋をして、惨めさも嫉妬も閉じ込め何もかもわからないようにしてしまった。

この複雑な感情がやっと紐解けた感じがしました。

『人間は感情をすり替える』とはこういうことなのですね。
なんと苦しいことをしていたことか。
本当の感情に気づくと不思議と癒されます。

妹の思いに気づける!

それがわかった後、仲間とのシェアで、妹の立場側の思いを知る機会があり、妹にも私と同じような無価値感や劣等感があったんじゃないかって思いました。

妹は妹で、私に対してどこか敵わないという思いがあったのではないかと。
同じ苦しみを持ちながら、お互いを自分の付加価値にし生きてきた姉妹だったのではないかと。

そして、お互いに自分の本当の価値を取り戻すために、共に越える約束をして生まれてきたんじゃないかって、今はそんな気がしています。

そんな風に思うと、今までのかわいさとは別の一層深い思いが湧き上がってきます。

このミロスの空間では、普通では触れられない心の奥の奥に触れられることが、すごいことだなと感じます。

 

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