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人に対してイライラしたり、腹が立つ事も意外とあると思いますが、相手が悪いからだ!!と、相手のせいにしたいものですが。実際には物事をどう捉えたかによって大きく変わるものではないでしょうか。今日紹介する女性は養父との確執があったのですが、相手への捉え方によって全ての関係性までも変化しました。何があったのでしょう?

Nさん 50代 女性 【北海道】

養父は絶対であり、まるで独裁者?

北海道の農家を営む家庭に嫁いで31年になります。
今までは感じることができなかった、あるがままの感覚を取り戻すと同時に、大地も癒されていくことを感謝でお伝えさせていただきます。

私にとって、手強い相手である義父。
農家の主として業績を出しているものの、私には独裁者としか見えませんでした。
有無を言わせない。
義父が言ったことは絶対であり、従うしかない。
支配する側の義父と依存する側の、義母、夫、私、子供たち。
義父は様々な地域貢献もしてきた人で、周りの人達から厚い信頼を得ています。
しかし私は何処かで、義父に寄ってくる周りの人たちは、義父を利用しているだけ、可哀想な人と見下しバカにしていました。

支配 : 依存

牧 寛子講師のカウンセリングにて
この義父のエネルギーは創造を生み出すためにあると聞き、ミロス実践コース受講を決めました。

支配と依存の関係性についてのレクチャーで、自分の思い通りにすることで満足をする側と、もう片側に相手の言うことを聞いて満足する側が存在することに衝撃を受けました。

それは、上手く行かなかった時、自分のせいじゃない!わたしは悪くない!と勝ち誇ることで、相手を支配できたのです!

そしてこれが、心地よい状態であり、自ら支配されに行くと聞いたとき、「そんな??」と、開いた口が塞がりませんでした。

そして私は、誰にも支配的にはなっていないと思っていましたが、私も同じように子供達、愛犬に対しては、支配する側になっていたのです。
それは大切だからこそでした。

働く人のことを考えていたからこそ

それらがみえてくると自然に、今まで見えなかった義父の配慮を1つひとつ感じられるようになっていきました。
自分勝手で支配者としか見えなかったものが、こんなにもみんなのことを思い、守られていたことを感じるのと同時に、スパッと決断する決断力や、揺るぎのない意志力、全体を見通す目を感じることができました。

更には、この規模に対しての働き手が少なく、求人を出すものの、なかなか決まらずにいましたが、その事をカウンセリングで出すと、
どんな意識が止めているのか?を見たら即来ます。とのこと。

どんな意識が止めていたのか……

私は、働き手が必要!!と思いながらも
『義父が厳しすぎるから、どうせすぐにやめてしまう、続かない、そもそもここで働きたい人なんていないに決まってる、誰もいない、無理!』
そんな思いがあることに気が付いたのです。
これが止めている正体!!

厳しいという事に対して、ずっと反面教師としてきた私でした。
相手が嫌な思いをしないようにしなきゃいけない!
優しくなければいけない!としてきました。
しかし厳しく対応するのは、信頼がそこにはあり、だからこそ成立することだと。
また厳しさも、働く人たちのことを一番に考えてのことだったと知りました。

働くことの素晴らしさ

するとその数日後、隣の隣に住む、約20年間引きこもっていた男性が、働かせてくださいと頼みに来たのです。
その男性の父親が入院したため、自分が働いて入院費を生み出さなくてはいけない!と立ち上がったのでした。
約20年も就労せず家にいたため、筋力が衰え農作業ができるかどうか心配でした。
初日には緊張もあったと思いますが、約5キロくらいのものを両手で持つのも手が震え、やっと、なんとか持てている感じでした。
自活しなくては!という責任から、休みをとりつつも、継続して業務をこなし、今では、20キロのものも両手で持てるようになりました。
青白かった肌は日に焼け、小麦色に近い肌になり、みんなと笑い合いながら、彼なりに一生懸命に働いています。

認めていなかったのは自分

更に私に続いて長女が牧 寛子講師のミロス実践コースを受講しました。
受講期間中に
『畑の機械に乗りたい!』
と表現してきました。
実は、長女の夫が跡を継ぐ予定でしたが、残念ながら精神的なことなどの理由で断念し、今は自分で依頼を受けての家具の制作や、古い家のリノベーションをしています。

跡を継ぐのは男性、という概念から私は、跡継ぎとして男の子を出産できなかったことを責めていました。
長女もまた、女の自分じゃダメ!だと思っていたことに気付いたのです。
認めていなかったのは誰でも無い自分だ、と気付いたことにより、機械にも乗りたい!田畑を起こしたりしたい!と、意思を表現することにより、今年は田植え機械を運転して苗を植えることになりました。

そうして新しい風が吹いたように人間関係がガラっと変わっていきました。

若返っていく養父の姿

長女の娘である孫は、
将来何になりたいの?と聞くと
「畑になりたい!」という程、この大地が大好きなあるがままな子。
畑に大豆の芽が出ると
すごーい!昨日まで何もなかったのに!!生まれた!!可愛い〜〜!と、目をキラキラさせて満面の笑みを浮かべて言います。

とにかく機械も大好き!機械に乗る夫の姿を見つけると、乗りたい!乗りたい!とジャンプしながら訴え、五歳にして、道路ではありましたが、田植え機械を運転したり、夫と一緒にパワーショベルも動かしたりしています。

そしてある時は、義父(孫にとっては曾祖父)に、
「お金を出してくれるから、大好き!」
とそのままの思いを表現するのですが、
そのひ孫のあるがままの表現をそのまま曾祖父(義父)は、そうかそうか、いっぱいお金やるからな、と満面の笑みで受け入れています。
牧講師から、そこには支配と依存という関係性がないことを教えて頂きました。

そして、今までしたことがなかった、ひ孫を保育園まで送っていき、また帰りも迎えに行ったりして、その足で田んぼに来て、2人で追いかけっこをする姿に、どんどん若返っていく義父を感じました。

農作業においても、ほとんどが夫や義弟に任せていましたが、今年は義父も機械に乗ることが多く、汗を流す姿が見られます。

共に支え合っていた

また今年は長女の夫も、頼まれていた仕事を、田植えに行くから3週間ほど行けないと表現し、田植えに来てくれて、更に知り合いにも声をかけてくれて、その方もまた、田植えが終わった今も続けて働きに来てくれています。
長女の夫もあらゆる面で支えてくれていたのです。

また、私と夫との関係性も、本当に変わってしまいました。
今までは、守ってくれない、思ってくれないという目でしかみれなかったのですが、

男はベラベラしゃべらないんだ、と表現しない夫だったのが、
田植え期間中など長女に、なにイチャイチャしてんの!と笑われるほど、何を言ったのかは忘れてしまいましたが、表現してくれるようになり、
先日2人で農作業をしている時にポロッと、苦労かけてごめんね、と夫が言いました。

私は涙が溢れると同時にその言葉に疲れも吹っ飛んでいきました。
いつでも夫は私たちを守り、思ってくれていたのでした。
私も夫に、こうやって同じ方向を見て、少しでもあなたの支えになってるなら、嬉しい!本当にしあわせです。と伝えることができました。

大地の豊かさを感じる

一人の女性が癒されるだけで、こんなに一気に男性が癒されていく光景が見られることは、本当に信じられない程、凄くて、全ては、パーフェクトに整っているということを体感しています。

土とは、+と−の融合。
土の中に張り巡らす根っこは、女性そのもの。
女性が土の中で、男性の創造を育むという意識の融合が、盤石な畑を生み出す創造がオンされる。
と牧講師に最初のカウンセリングで聞いていたことを思い出しました。

私は農作業やこの大地に感謝を感じたことがありませんでした…。
お米という神聖なものを扱う事、この大地のエネルギーを毎日感じながら、新鮮な農作物が食べられる事に豊かさ、幸せを感じます。

お米の種は、お米であり、一粒のお米の種から芽を出し、根をも出します。
出た芽は苗になり、稲になる。
その一粒のお米の種から秋の収穫時には約千粒ものお米を生み出すという循環に、本来の豊かささえも感じています。

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