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自他共に認める【優等生】と聞いて、どんなことを連想されますか?何をしても上手くこなせる!困った事など一度もない!などなど…。他人から見たら完璧な人生だと思えても、その人の中にある空虚感は分らないものです。何をどうすればいいのでしょうか?今回の彼は、とても生き辛かったのだそうです。もし「人生の早送りボタンがあれば、押したい!」とまで思うほどでした。そんな彼がミロスに出合い人生が一気に変って「幸せだ!」と言い切れるなんて…。いったい何を知ったのでしょうか?

Hさん  20代 男性【千葉県】

優等生で生きてきて……

なぜ人は生きるのか。

なぜ辛い思いをし、抱えきれない感情をもって生きていくのか。

ミロスを知る前は、生きるということが分からなかった。

小さい頃から、他人の目におびえて生きていた。

自我が芽生えて以降、世間が良しとするものを達成していくことが、正しく生きることだと思っていた。

中高一貫校に行き、6年間学級委員長を、生徒会を、弓道部の部長を、文化祭の実行委員長を、卒業の総代を。

成績はずっとトップの難関大進学コース。

どこから見ても自他共に認める優等生だった。

他人の評価がなくなると…

でも何も満たされなかった。
むしろ他人から評価されなければ自分の価値すら分からない。

人が望むものを手にすることだけが、人生のやりがいになっていた。

人が羨む大学で学び、留学に行き、政府機関に就職をした。
毎月のように海外出張に行き、お金を稼ぎ生きてきた。

ただ社会人になると、若い頃のように定期試験や部活、受験、就職のような短期的な目標はなく、毎日が色あせていった。

他人からの評価がなくなると、自分を見失った。

自分は何が好き?どんなことがしたい?どんな夢を描いている?
今まで感じたことがないくらい、自分が空っぽの人間に見えた。
したいこともない、やりたいこともない。

そんな何もない毎日で、自分を責め続ける日が続いた。
人生なんて早く終わってほしい。

自分の嫌いな所が許せない

早送りができるなら、いますぐ終わらせてしまいたい。
通勤電車を待つホームで、あと1歩踏み出してしまえば楽になれると何度も思った。

空虚な自分なんて、いなければ。
なにも評価されない自分なんて必要ない。

苦しくて、分からなくて、何もできない自分が嫌いだった。
通勤のときはとにかく頭がいっぱいで、毎日めまいがした。

会社では何度も嘔吐した。

自分の嫌いなところが、許せないところが、逆噴射のように襲ってきた。
もう限界だと思っていたときに、両親に連れられてミロスに出会った。

最初の頃は正直よく理解できなかった。

ただ心が求めるままに、セミナーに行くようになった。
ミロスを通じて、やっと生きるということが分かった。

間違った思いこみのせいで……

両親の愛が分かった。
先祖と共にあるという意味も理解ができた。
話を聞かず、自分の言い分だけを通す理不尽な父親の気持ちも、働いてみて感じられた。

家族を守るために、昼夜必死に働いてくれたことを。
誰よりも家族が壊れないように頑張る繊細さも、会社での苦しみこらえて、家族のために頑張ってくれたことも。

本当は2人の息子の成長を誰よりも喜んでくれていたことを。

親の面倒を見なくていい、好きなことだけして生きていきなさいと母は幼い頃から言った。
まるで自分の居場所など、ここにないと思ってしまった。
ただそれは、厳格な家庭で育った母がしてくれた、最大の愛だった。

子供にだけは幸せになってもらいたい。

この悲しみと生き辛さは、自分だけで終わればいい。
ただ健康に、幸せに生きてほしい。
そんな慈しみの心に触れることができた。

人生で初めて心から涙を流せた。

苦しみしか見つめることのできない自分が、もう片側の世界を見ることができた。

自分のテーマ通りの両親を選び、「〇〇〇」という名を決めて生まれてきた。

“弱み”を見せてもいい…

生きるとは、
自分の決めたテーマを感じること
先祖から続くやり残しを終わらせること
自分という命を見つめて理解すること
そして毎日たくさんの思いに触れ、自分と周りの人に感謝をすること
自分が笑っただけで、世界が笑顔に包まれた日を知っている。

悲しいときは手を伸ばしてくれる優しさも、そばに一緒にいてくれる温かみも。

大人になるにつれ、良しとするものが増えていく。
大金を稼ぎ、いい車に乗って、タワマンに住んで、クールにかっこよく生きることが良いこと。
貧乏なこと、ダメな自分でいること、人に弱みを見せるような惨めな生き方なんて、潰すようにして生きてきた。

《できることが良くて、できないのはダメ

《颯爽と生きることが良くて、惨めさはダメ》

数えきれないほどの良し悪しをもっている。

でも悪しとしたものを思い切って見てみると、あっという間に楽になれた。

“恋愛と結婚に興味がなかったけれども……

どうせ自分のことにしか頭にないと思っていた男性性も、
傷ついて感情ばかりぶつけてくるように見えた女性性も
全部、自分が作った世界だった。

そしてどっちも自分にあって、どっちも本当の自分じゃなかった。

今は両親から、先祖からもらった遺伝子が愛おしく、そして誇りに思える。

人生で一番興味がなかったのは、“恋愛と結婚”

だって自分で稼いで、東京タワーの見えるタワマンに住む方が幸せと思っていたから(笑)

2020年、ぐちゃぐちゃの自分が真っ白になった気がした。
これからの新しい時代、自分が誰に出逢い、なにを感じるか、楽しみになった。

新しい人生のスタート

どんな人と結婚し、どんな家族になるのか。
どこに住んで、どんな生活をしていくのか。

全部、自分の中にある素敵な情報。
大切な方から頂いたピアノは、自分と同い年の1994年製だったり、
今日はどんな自分を知れるのか、どんな世界を見つめるのか。

明日起きるのが楽しみになる、自分のことを好きになる、
そんな日が来るなんて思ってもいなかった。

“命”を教えてくれてありがとうございます。

田坂講師とLifeコースに一緒に参加した皆様、かけがえのない気づきをありがとうございます。

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