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嫉妬(ジェラシー)
この感情を抱いたことがない…という人はいないのではないか?と言えるくらい、誰もが一度は抱くであろう感情【嫉妬】
その度合はそれぞれ個人差はあるものの、ひとたびこの感情に支配されてしまうと、ともすれば世間で報道されている事件に発展してしまうほど、“厄介な”感情なのです。今回ご紹介する女性は、自分の中にあったまさかの【嫉妬】を発見し、ミロスシステムによってこの感情の正体を突き止め、そこから解放されました!いったい彼女はどうやって【嫉妬】から解放されたのでしょうか?
そして正体や、いかに…?

Yさん 30代 女性【東京都】

諦めかけていた私

私はここ数年間、好きな人が出来たことがありません。

たとえ一時的に
「良いな!」
と思うことはあっても、大体は表面的な魅力や外見に惹かれるだけで、その人を深く知る前に勝手に面倒になったり、ガッカリしたり、いつも自分から終わりにしてしまっていました。
【恋愛】というものからはまさに無縁。
このように、気になる人に出会ってもそこからの進展はなかなかなく、ずっと一人で過ごしてきました。

“恋愛”も“夢”も、何もかも諦めて
「これからの人生どうしよう?」
と悩んでいたそんな時に、私はミロスに出合いました。

ミロスアカデミーの講師とたまたま知り合う機会があり、元々心理学やスピリチュアルが好きだった私は、その講師にミロスの仕組みを教えてもらうにつれ、
「こんな私でもパートナーって存在するのかな?」
と、ほんの少しの興味から始まり、その後様々なカリキュラムを受けるようになりました。
【ミロス体感講座】、【ミロス カウンセリング】、【Lifeコース】、【ミロス実践コース】などを受け、さらに深くミロスの仕組みを理解して行くたびに、自分がどんどん解放されていくのが目に見えてわかるようになりました。
過去の自分とは比べ物にならないくらい変容しています。
特に、全てにおいて他人の顔色ばかりを見て行動するという【他者基準】だった私が、今では自分自身へ興味を持っていることが何よりも驚きです。

“蛙化現象”ってなに?

そんなある日、友人と話をしていたときのことです。
「あまり恋愛に乗り気じゃない」
「お互いの良いところしか見たくない」
「自分の嫌な部分をさらけ出せない」
ということを、私が友人に言ったとき

『あなたって“蛙化現象”なんじゃないの?』
と彼女にそう言われたのです。

“蛙化現象“とは、グリム童話の『カエルの王様』というストーリーが由来とされていて、童話に出てくる王女様が嫌っていたカエルが、素敵な王子様に変わり二人が恋に落ちる…という物語です。この童話では「好き」という気持ちに変わりますが、“蛙化現象”はそれとは逆で、好きな男性を気持ち悪いと思う現象なのです。

私はいつも、恋愛より一人でいる楽しさを優先してしまい、他人との距離が近くなりすぎるとストレスを感じるのです。そして、男性から好意を持たれていると分かると、途端に嫌悪感すら抱いてしまうほど、人との距離感をある程度保ってしまうというのが、私の無意識の行動パターンでした。

人に対しては、期待や思い込み、理想を抱きがちで、男性への理想が高すぎて、夢を見ているんだろうなと自覚しているところもありましたが、それに気付いても一向に恋愛する気にはならず、
「パートナーとやらが、きっとどこかには居てくれているだろうけども、果たして私は本当に出会えるのだろうか?」
と疑心暗鬼の日々でした。

まさか私が嫉妬していたなんて!

その友人は『カエルの王様』の童話が昔から大好きだったようで、あらすじを簡単に私に説明してくれました。
実は私は、以前からこの友人の女性らしい言動や、その在り方にとても嫉妬していました。
その“嫉妬”という感情を、見下しや苛立ちにすり替えていましたが、結局のところ、『あるがままの自分』を肯定している友人に嫉妬していたのです。

なのでこの『カエルの王様』の話も、私からすると、
「なんて都合の良いお姫様なのだろう!」
と、まったくもって共感が出来ない内容だったのです。

ところが友人は、同じ物語なのに

「このお姫様って、なんにも努力もしてないし、なんにも取り繕ったり、頑張ったりしてないのに、そのままの姿で王子様に愛してもらっているでしょ!めちゃくちゃ良いお話じゃない?」
と、その物語を絶賛するのです。

そう。その友人こそ、いつも男性にわざとらしく【ダメな自分】を見せたり、わざとわがままを言ってみたりして、それでも好きだと言ってくれる男性を選んでいるのです。
そんな姿は、私にとっては絶対にあり得ないことでした。

「ダメな自分でも好きって言ってくれる人を選ぶなんて、どんだけ【自己肯定感】高いんだよ!こいつ!」
と、彼女のその態度や堂々さに、実は毎回嫉妬していたのです。
私は常に相手に良く思われたいし、男性には良い自分を見せ、気に入ってもらう努力をして振る舞うのがマナーだ…と。そう思っていたくらいでした。
なので相手にも同様、私に良く思われたい態度を取ってくれない男性は、私のことを女として見てくれてないの?とまで思うくらいでした(笑)

その友人には、仕事での頑張りようも、外見も、在り方も、振る舞いも、なにもかも負けたくないし、負けているなんて思っていないのに何故か毎回嫉妬してしまうのです。
「負けたくない、負けたくない」
という思いは止まりません。

自分を好きになるって…

極め付けに、その友人に言われた言葉
「この“蛙化現象“を克服する1番の対策は、自分を好きになることらしいよ」
と言われ、ハッとしました。
「私、自分のことを好きでいられる人に猛烈に嫉妬していたんだ!」
そう気づいたのです。

ミロスシステムから見たとき、「自分のことを好きになれない」私が、どんなに外見を磨いてみても、どんなに仕事や気配りや人柄を良くしようと頑張ってみても、一向に自分を肯定することが出来なかった…というのは、まさしく仕組み通りだったわけです。

堂々と自分のことを好きで居られる友人や色々な人に、私はものすごく嫉妬していたのです。

これまで色々な感情を受け取ってきましたが、この友人に対する最大の感情はまさに【嫉妬】でした。

それに気付いたことで、目の前の世界が特に大きく何が変わったわけではありませんが、感じ方は確実に変わってきています。

変わっていく感覚

例えば、ある女優さんの”信じること”への発言が話題になり、そのニュースを見たときでした。

「『信じる』とは、自分が理想とするその人の人物像に期待していることなのかな。だから(それと違うと)人は『裏切られた』とか『期待していたのに……』とか言うけど、それはその人が裏切ったわけではなく、その人の見えなかった部分が見えただけ。見えなかった部分が見えたとき、それもその人と受け止められる、揺るがない自分がいるのが信じられることかなと思います」

嫉妬を受け取った直後に、このニュースを見て、女優さんのこの言葉が私に静かに響きました。

「見えている部分も、見えない部分も受け止められる揺るがない自分を信じる。」
「どっちもあっていい。どっちもある。」

それ以降、私は少しずつ、一つずつ、本当にゆっくりかもしれないけれど、この世界にもう少しだけ飾らない自由や、嘘のない自分の気持ちを言葉や行動に出していこうって思います。

良いカッコしない。
良い人ぶらない。
等身大の自分で生きる。

簡単なようですが、長年の癖がある私…。でもそれを、どんどん緩めていきたいと思います。

まだ見ぬパートナーという存在

“常識”や “正義感”というものに、あれほど縛られていた私ですが、今目の前のあらゆる【鏡】を通して、どんな相手も「まさかの自分なんだと」受け入れている毎日です。

それでも時に、大きな変化や体験が来ないと
「物足りないなぁ」
とか
「私全然変われてないなぁ」
って、自分についついジャッジして、モヤモヤし出すこともあり、抵抗感が沸いたり、相手を自分だと受け取れないことも多々あります。

でも、「恋愛なんてどうでもいい」なんて思っていた私が、今はもう一人の自分であるパートナーに出会いたい!と思うようになりました。
自分に対しても、恋愛に対しても、まったく興味がなかった【あの私】がです。
この変容は私にとって奇跡です!

そして、好きになった相手には今までなら『良い自分でいよう』と思っていたけれど、今度もし本当に向き合いたいと思える人に出会えたなら、怖がらずにただありのままの等身大の自分で向き合い、ぶつかってみたいと思います。

いつかもう一人の私に出会える日を楽しみに、力を抜いて、寛いで、今をただただ楽しみ生きようと思います。
まだ見ぬパートナーに、一歩近づいた感じです。

(終わり)

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