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  3. パートナーの言葉に答えを見つける!~拘りを外すこと~

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食に拘り、自分の食べたいものを我慢している方は意外に多いのではないでしょうか?その上、病気などで食事制限となると、益々好きなものまで食べられなくて楽しみがなくなる!今回、ご紹介する方もそんな方達でした。我慢して食べなくてもあまり体調が優れないのは何故なんだろう?と思った時に、ある事に気付くことで思わぬ変化がありました。

岡部 法子 さん 40代 女性【京都府】

食に拘ってきたけれども…

先日、実家に帰った時に父から

「お前のそういうところが嫌いなんや!」と言われたのです。

それは、どういうことかと言うと
父(80代)は、毎日毎食後にお煎餅やお饅頭を食べるのを、見るに見かねた私が

「お父さん、せめて晩ご飯の後は食べないほうがいいんじゃない?」というと、

父が怒って「お前のそういうところが嫌い!」と、そんな風に言い、部屋を出ていきました。

その後、母から、

父の親友は病気でほとんど食べられずに、死ぬ間際まで“お腹空いた”と言い続けて亡くなったので、私たちは好きなものをちゃんと食べて後悔のないようにしようと言っているとのことでした。

確かに食べている量はほんの少しなのですが、毎食なので身体に悪いのにと思って、

つい言ってしまったのです。

健康志向なのに何故体調が悪い??…

嫌いと言われて「お父さんの身体を思って言ったのになんでそんな言い方するの?」と一瞬私は、ムッとしました。

以前なら怒って、次の朝になったら、さっさと自宅に帰ろうとしたと思います。

でもこれはチャンス!自分のことは絶対自分ではわからない!

「何を見ているんだろう」と思い、パートナーに状況を話しました。

「それはあなたが、そうしたいんやろうね」

と言われ…

「え!そうなん!?」と驚きました。

私は、自然派で健康志向でおやつはなるべく控える。私の価値観や概念では毎食後のおやつはダメ。夜に食べるなんてありえない話しです。

だけど、これだけ健康志向なのに、私はずっと体調が悪くて、数年前にミロスを知って、初めて健康に傾いた時から私の体調不良が始まったと分かりました。

最近はかなり緩んでいたと思っていたのですがまだ強く拘って傾いていたのです。

健康志向に拘ってきた理由…

パートナーの言葉から、まさかと思うことを聞くことができました。

何故、私がそれ程までに、健康志向に拘っていったのかというと、

18年前に甥っ子が生まれた時に、職場の方から借りた本がキッカケで健康志向に走りました。

食べ物も使うものも、この世は危険でいっぱいだと知り、愛しい大切な甥っ子を護らなければ!と姉に、あれもダメこれもダメと押し付けていきました。

姉に「アンタの話を聞いていると、生きていかれへんからもうやめて」と言われるほどでした。

今思うとかなり迷惑な話しだったと思います。

姉に言うのは緩めましたが、その後はマニアックな健康セミナーに参加するようになり、ますます健康志向に磨きがかかっていきました。

そして次は、病気を患っている父に向いたのです。

父に、こういうものを食べると体にいいらしい、これは控えた方がいいと、得た知識を押し付けていきました。

父は病気のこともあり好奇心もあり、いろいろ二人で試していきました。

その頃から二人共いろんなものを我慢していったのだと思います。

父と共有できるものが欲しかった!!

パートナーの言葉を私の内側の言葉として受け取ると決めて聴いた時に、

「そうか!私は好きなときに好きなものが食べたかったのか。」と気付かせてもらえました。

翌朝、目がさめると「今日は父と母の全てを受け取るぞ!」と言葉が出ました。

起きてキッチンに行くと、父は昨日のことは何も無かったかのようにニコニコしていました。

母から聞いたのですが、成人病をいくつも患っている父が最近はすべて調子が良くて、検査をしても数値が今迄では、あり得ないほどの正常値だということ。

父の言動は子供のようですが、年齢に関係なく私に的確なものを見せてくれました。

私も最近はスッカリ元気になっています。

よくよく考えてみれば、私は父と共有できるものが欲しかったんだとわかりました。
健康の話を聞いてくれることや健康食品を試すことで、父が私を受け入れてくれていると思い込んだのです。
父を病気にして、自分の体も壊していってまで、父の愛が欲しかったようです。

自由と健康を取り戻した

父は、子供のいなかった親戚夫婦と養子縁組をして、実の両親から離れて育ちました。

40代で糖尿病を患った時から40年ほど食事制限をしていました。

我慢に我慢を重ねて生きてきた父が、今は自由にやりたかったことを、わがままいっぱいにやっている。もう拘る必要などない。

うれしそうな父の顔。それが私の男性性。

自由と健康を取り戻した!

そして、今まで拒絶して聴くことができなかったパートナーの言葉を、自分のこととして受け取ることができました。

今回の帰省時、母に何度も「あなたも姉家族も、夫婦が仲良くて本当に嬉しい」と言われました。

バランスが整ってきたのを感じ嬉しく思いました。

友人に、この話しをしてみると

「これだけ甥っ子を我が子のように愛する母性がありながら、どうしてあなたが子供を持つことがなかったんだろう」と言われて考えてみました。

母は3才で実の母を亡くしています。

父も実の両親と離れて育つと言う体験もあり、私は親や子供と離れなければならなくなった時の苦しみや悲しさを強く感じて怖がっていたことも分りました。

ミロスが無ければ、そういったことも知ることもなかったのだと思います。

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