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  3. 『愛への不信感を超えて』【後編】

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子どもの頃の思い出っていくつかあると思いますが、親に怒られた記憶はあっても何に対して怒られたのか忘れて…と言われる方はいると思います。彼女は親の再婚によって捨てられると言う間違った記憶があり、中々本音が言えませんでした。認めてもらいたくて人一倍頑張りましたが、なぜだか「こんな自分じゃダメ!」と思っての行動なので違った結果ばかり。言いたいことが言えると意外な結果が!!

Nさん 30代 女性 【愛知県】

自分の心の扉を開く

一番大きくて重い本当の自分の心の扉を開ける為に中村博美講師のカウンセリングを受けました。
そのカウンセリングで私は、愛されない事への“恐怖と不安”でしか見ていなかった事を感じていたのに認めたくなかった。認めることも怖かったことが分かりました。
そして、いつか捨てられるという認識でいたことが、そのまんまの事が思い通りの現象が起きている事も知りました。
選んでもらえない恐怖、愛したいのに愛せない、愛されたいのに愛されない
私の持っている“恐怖や不安”と、まったく同じものを主人も持っている事。
離婚を言い渡された主人にも、愛されない恐怖と不安で同じ傷がぶつかったこと。
愛さないという罪と悪で復讐し合っていた事。
そして私の中に響いた一番のこの苦しみの正体でした。

自己信頼とは?

こんなにも不安で心配でいつも不信感で苦しかったものは・・・
『自身の愛に対する信頼がない』自己信頼でした。

愛されていても不信感があったのはコレだ!と自分が自分の愛に不信感でいつも不安定で、
愛されなければ離れようとしたり、愛してくれていると感じても、いつまで続くのかと怯えたり。
外側へしか求めずに相手ばかりに気にしすぎて自己への信頼がない。
自分が自分を愛す絆が薄すぎたのです。
愛されてなんぼの私は気づかないうちに自分の価値を低く低くしていたのです。
私はどれだけ自分自身に対して失礼な扱いをしてきたのかと感じ。
愛を受け取ってもらえない私を受け入れてくれないと主人も同じように感じているんだ。
主人と私は一緒だったんだ。
自己不信から、自分を否定する事でバネにして頑張ったり、出来ない事へ罪悪感があったり、全て今まで主人が見せてくれていたんだ。

すでに愛されていた!!

離婚を伝えられても側に居てくれている。そうだ、私は一緒に居られるだけでも幸せだった。
既に愛されていた。私は全く主人にも愛そのものにも感謝が無かった。
そして、私自身が愛そのものであり自己の愛への信頼を知りました。
「存在そのものが愛」この言葉だけで、自分自身への愛おしい気持ち、幸せな気持ち、自信やワクワク。
そして自然と溢れる感謝。
堂々と胸を張って、
「主人が大好きな気持ちを大切にしたい!」と「大好きを主人に伝えたい!」と思いました。
子供の頃の思い込みから、愛されない“恐怖と不安”を抱えて生きてきた私でしたが、
その為にパターンとして、目の前に見ている事をやっとハッキリと認めることが出来、
愛への不信感の塊になっていた事を知りました。

「愛への不信感」「自分が自分を愛す絆が薄すぎた」講師からのこの言葉を聞いた瞬間に
私の中の愛の信頼が覚醒したような感覚からカウンセリング後にしばらくしてからボーッとしてしまい
心が喜んでいる。そんな嬉し涙が出ました。

愛を伝える恐怖や不安の無くなった私は、カウンセリングを受けたその日から毎日夜勤の主人へ「仕事頑張ってね、おやすみなさい」と連絡するようになりました。
「はーい、おやすみ」と何気ない返事が来ています。
毎日、仕事へ出かける前に玄関でいってらっしゃいのハグをするようになりました。
私が両手を広げると迎えてくれる主人がいます。

ある日、おやすみの連絡をしないまま眠ってしまった翌日。
「昨日おやすみの連絡なかったね」と主人に言われてしまいました。
突然始まった私の毎晩の連絡に何気なく何とも思っていないような素振りを見せていた主人でしたが、
実は連絡を気にしていたんだと思うと愛おしく嬉しい気持ちになりました。

素直じゃなくて、口下手で不器用な愛の表現方法だなぁなんて感じましたが、これが私自身かと思ったらさらに愛おしさが増しました。
もう離婚すると固く心に決めた日には、こんなにも主人に感謝と愛が溢れ、かけがえのない存在だと改めてこれまで以上に感じる日が来るなんて思ってもみませんでした。
私のこれまで触れたくても触れられなかった大きな根深い愛への間違った“欠乏感・不信感”をやっと見ることができました。

素晴らしいシステム。新次元思考テクノロジーに感謝です。

本当にありがとうございました。

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