病気になったことで、多くの方たちはその現実に戸惑い、落ち込み、将来に不安を感じたり、「なぜ自分だけが…」という想いにかられながら生きてしまう方がほとんどなのかもしれません。病気だから、何も出来ないと諦めてみたり…。病気が良くなったら…こんなことをしよう！と普通は思うものですが、今日の男性はそうでなかったのです。「今なら自分に何が出来るのか！」と思った時に「今やりたい事をやる！」と感じられて動きました。すると……。
滄木 寿幸さん 60代 男性【愛知県】
やってみたい事がいっぱい！！
難病を抱えた時、病床で治ったら、こーしよう、あーしようといつも考えていました。
でも、いつ治るのか分からないのに、なんで 今できないと思ってしまったのかなーと不思議でした。
病気になったら治らなければ、楽しめないのか？何も出来ないのか？と思いました。
リモートセミナーを受講するに従って健康が良くて病気が悪いと思っていた事を分かり、
今何か出来ることはないのか？
やれることが有るのではないのか。
今やりたい事がやる時だ！と考え方が変わった時、頭の中は、あれやろう、これやろうと、次々と浮かんできて心がウキウキし、体が自然に動いていて頭の中ではやってみたい事の設計図が鮮明に浮び、いつの間にか楽しくてたまらなくなってました。
こうでなければいけないとかではなく、自分から楽しむ事に、向かっていけば良いんだと思いました。
病気にならなければ思いつかなかったことや、病気だからこそ思いついた事など、全て今まで考えた事のない事ばかりでした。
現在時間を自由に使い、思った通りに事が進み楽しい毎日です。
自然と身体が動いていた
元気な時には思いも付かなかった、花や野菜の栽培。
収穫した野菜や果物を自分で作った装置でドライフルーツや、ドライベジタブルに加工もしています。
そして、いずれは岡崎のMarriage cafeで毎月開催されているマルシェでの販売。
みんなの喜ぶ顔が浮かび楽しくなります。どれも楽しい時間です。
楽しんでいると難なく自然と身体が動いていて、
診察と抗がん剤投薬日に「アレ!? 俺そーいえば病気だったじゃん」と思い出すくらいの日々です。
ミロスを教えて頂かなければ、つまらない刻を過ごすことになっていたでしょう。
楽しむ事すら出来なかったと思います。
男子厨房に入らず
先日、岡崎のマリッジカフェでフリーマーケットが開催されました。
パートナーが、海苔の佃煮と、ポン酢を販売する事になり一緒にやって欲しいとの要望がありました。
結婚後、約38年パートナーと一緒にキッチンに立つことも無かったですし、たとうとも思いませんでした。
子供の頃は父や、母が不在の時は、よく兄の分までつくっていたくらい料理が嫌いでは無かったのですが、
父と母が夕食の支度をしている時に、いつも盛り付け時に成ると声を張り上げ父が怒っているのを耳にしていました。
父は盛り付けまでが料理という考えで、母は盛り付け前までが料理という考えみたいでした。
母は食べ盛りのお腹を空かした兄と私に早く食べさせようとおもっていたのでしょう。
常に喧嘩の絶えない料理タイムで喧嘩が始まるとそろそろご飯だなと思っていたくらいでした。
この事があったからか、私はキッチンに入るのは苦手に思っていました。
しかし、今回フリーマーケットというキッカケによって、パートナーとの共同作業の時間が経つにつれて、だんだん楽しくなり素直にパートナーの言う通りに作業を進めていきました。
するとむかしの父、母のことを思い出し一緒にキッチンに入るのを敬遠していましたけど、まんざらでもないな。
それどころかパートナーとの共同作業の楽しさ、喜びを感じながら準備をしている私がいました。
楽しむことが一番！
どんな事も、自分次第で楽しくも、つまらなくもなるんだな
とにかく物事やる以上楽しく出来るのが一番だなと思いました。
今まで嫌な事、苦手な事などから逃げまくっていたけど、どうしたら楽しく出来るかチャレンジしていきたいです。
今回パートナーの手伝いで、楽しく、夢中にできた事が無茶苦茶良かったです。
二人で楽しみながらお客さんによろこんでいただきたいと作っていたら、最初に決めた販売数が、ありがたい事に予約だけで完売してしまい、急遽増産させていただきました。
今迄は色々な事を、1人でやって来ました。
楽しさ、喜びなど無縁で、ただ、ただ、作業をこなしていた様な気がします。
これではロボットとかわらないですね。
パートナーと一緒にする事で、2人の会話がはずみ、笑いながら楽しく出来たことが、本当に最高の収穫でした。
やって良かったー。マーケットを開催してくれた仲間の皆さんありがとうございました。
ミロスに出会えて本当に最高！感謝です。
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※病気が悪くて健康が良いとかという事ではなくて、病気になったことで、新たな自分に気づかれて、夫婦でこうしてイロイロと創造することで、自由に楽しい時間を過ごさせて頂いていますと彼は毎日を楽しんでいる様子を伝えてくれました。
