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  3. 私が自立を良しとした理由(わけ)【前編】

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人が何かを“選択”するとき、そこには無意識にジャッジをしていることが往々にしてあります。例えば「健康が良い」と選択したその瞬間に「病気は悪い」という、思考・ジャッジが働きます。そして今回の彼女のように「自立が良い」としたその背景には何があるか…もうお分かりですね?そのカラクリを発見した瞬間、彼女は呪縛から解放されたのです。


Mさん 30代 女性【東京都】

自分が自分に言いたい言葉…

「自分自身の人生を紐解きたい!」
そんな思いで、私はミロス実践コースを受講しました。

最近の私の状況はこうです。
一つは「結婚したい!」と思い、彼にハッキリ意思を聞こうと思っても、逃げ腰で取り合う様子もない臆病な彼!
もう一つは、ルームシェアで13年間、仕事も生活も共にした女性との共依存からなかなか抜け出せないことです。
そして私は、この二つが全く別の問題であるという認識でいました。

ですが、実践コースの「個別フォローアップ」の時間では、自分のことより、そのルームシェアをしている彼女が今、恋愛でギクシャクしているという内容を一生懸命喋っている自分がいました。

そしてその時に講師から
「その彼女に、あなたはなんて言ってあげたいの?」
と聞かれたとき、まず初めに出てきた言葉は、
「逃げないでちゃんと見て!向き合って!」
でした。これが今、私が一番イライラする彼女へもっとも言いたい言葉だったのです。
そしてすかさず講師が
「それが、あなたがあなた自身に言いたい言葉なのよ」
と言われドキっとしました。
しかし、いったい私は何から逃げてるのか?何から目を背けているのか?
その時はまったく分かりませんでした。
毎日が辛くて、もう何もしたくない。気づけば仕事の愚痴ばかり。

無理して毎日を過ごして、食べることにも興味がなくなり、挙句の果てにホルモンバランスが乱れ、不正出血が1ヶ月半止まらない状態になりました。
ミロス実践コースの授業が進む毎に、自分のこれまでの人生を設計図に当てはめていき、紐解いていきました。
すると、「依存を悪」「自立を善」とする、頑なな思考パターンが私の中に存在していたいていたことがよく分かりました。
そして語られるミロスの世界、「良いも悪いもないんだ」というノージャッジの感覚。

自立と依存…本当は何もない?

良かれと思って自立したのに、今さら
「依存が悪い訳じゃない!」…なんて言わないで!そんなの絶対受け入れられませんでした。受け入れたら、これまでの私がなくなってしまう!

だってこんなに頑張ってお店まで持つことができ、
「これが私だ」
とやっと自信が持てたから・・・。これがなければ私の価値はないと思ったから!
だから、いくらそう言われても依存を悪にしたかった私がいました。
やっと自立できたこの自分を捨てるなんてできない…。
自分のことはすぐに受け入れられないのです。
でも他の方の話は客観的に見えて、自分のことよりすんなりと入ってきたので、改めて自分に当てはめてみました。

プラスとマイナスは、もともとひとつで、離れてない。
同じものである。

「依存と自立は善でも悪でもない!元々は何もない!」

え!それは困る!
だって、“悪”がないと“善”を感じられないじゃない!?
そう思った時
「そうか・・・私は傾きたかったんだ・・・もともと何もないけど、これを体験したかったんだ!その為に悪と善に分けたのか!」

問題を作ってきた“犯人”は私でした。

後編に続く

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