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  3. 全体像が見えたとき、人生のパターンから解放されました!

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「自分自身を知る」そんなフレーズを皆さんも一度は耳にしたり、目にしたりしていると思います。ではどうやって知るのでしょうか?
パートナー、仕事、家族、実は目に映る全てに自分を知る情報が隠されているのです。
今回ご紹介する彼女は、そのカラクリをシステムによって発見し、そのパターンから解放されたのです。そして本当の自分自身とはいったい・・・?


 丸山 みゆきさん 30代 女性【兵庫県】

今回、ミロスアカデミーのカリキュラムである“ミロス実践コース”を受講し、自分の人生のパターンをハッキリと理解し、さらなる深い理解へと繋がった感覚になりました。

これまで私は、様々なカリキュラムを受講し、その度に人生を解体してきたつもりでしたが、今回はその総まとめのようなミロス実践コースとなりました。

父のようにはなりたくない!

父は、私が26才の時に自宅で孤独死をしました。

「父のようにはなりたくない」
と思っていた私でしたが、ミロスを知り、根源である父と母を理解していくしか本当の自分がわからないと知り、一つ一つクリアにしてきました。

そんな父の生い立ちは複雑です。
7人兄弟の末っ子として育てられた父は、20歳になったある日、衝撃的な事実を知らされることになります。兄弟から
「お前の本当の母は、一番上の姉だ」と聞かされたそうです。

つまり、父が“両親”だと思っていた人は実は祖父母で、姉と思っていた人が実は母だったと・・・。そしてその実の母(姉と思っていた人)は別の世帯をもち、本当の父はすでに亡くなっていたそうなのです。私の父は、「一生知りたくなかった」と、それまで信頼していた家族、きょうだいみんなに隠し事をされ、とても傷ついたと思います。

両親の離婚

そして、いまの母と出会い、結婚して、ようやく本当の自分の家族ができ、大切にしようと頑張ってきたのでしょう。しかし父は、人間を取り巻く現象の仕組みを知らないため、理想があればあるほどそれは反転していき、徐々に父と母は互いにわかり合えない存在となり、とうとう父は仕事もせず、アルコールに依存し、ついに糖尿病になりました。

母は父が働かない分必死に働いていましたが、最終的には私が高校卒業と同時に、両親は離婚したのです。
私は、大事な試験を控えている時に夫婦喧嘩する両親に対し、
「邪魔されている、大切にされていない」
と感じ、
「愛されていないのでは?」と心のどこかで感じていました。

信頼した人に裏切られる

私は人生のあらゆる場面で、“信頼していた人に裏切られる”という体験をしてきました。

小学生の時に親友に憧れ、親友が欲しくて、当時仲が良かった友達と互いに“親友”と訳も分からず名乗っていたのです。

ところがある日、その親友に
「親友やめようか」と言われたこと。

学生の時に付き合っていた彼氏に突然別れを切り出されたこと。
仲良しだった友人の結婚式に呼んでもらえなかったこと。
夫が浮気をしていたこと。

などなど・・・。事象だけ集め、こうして並べてみるとると
「本当にかわいそうな人生だったな」
と今でこそ笑えますが、当時は相手を恨み、
「こんな私は愛されないし誰からもわかってもらえない」
と、自分を責めるしか出来ませんでした。

コミュニケーションエラーを体験…

しかし、自分の人生のパターンをシステムに当てはめていくと、見えてくるものがあったのです。

それは、私は常に「わかってもらえない・孤独・疎外感・無能」というものを拒絶してきたこと。拒絶し、嫌うがゆえに、目の前には私のことを理解してくれない、または理解できない相手が現れ、そういう人たちとのコミュニケーションエラーの世界を体験してきたのです。

そしてさらに、コミュニケーションエラーの世界を拒絶し、「協調性があり信頼できる有能な人間」になろうとしていました。

周りに適当に合わせて生きよう

しか~し!嫌って抑圧したものは、システム通りに見事に目の前に現れ、挙句の果てに誰も信頼できず、たとえ誰かに褒められたり、認めてもらえたりしたとしても、猜疑心でいっぱいで、決して受け取ることは出来ませんでした。

そうなってくると
「もう人と関わるのが怖くて、本音なんか言ったら嫌われる。周りに適当に合わせて生きよう」
と思うようになり、隠すことでいつしか自分の本当の気持ちもわからなくなるくらい、自分というものが一切無い“空虚な状態”になることも理解できました。

緩和ケアでの職場で

今私が仕事としている医療現場は、感情がとてもうごめく終末期に関わる緩和ケアの仕事なのですが、それを淡々とこなせるのは、こういう感情を切った私だからできるのだと、理解できました。

私のテーマが「本当のコミュニケーション」だからこそ、「人生の全体像を捉え理解していくこと」が重要なのだと理解できました。

それを知ってしまえば、あとは現象をみても仕組みを理解しているので
「あっそうなんだ~」しかないのです。ただただ受け入れていくという実践が始まりました。実践コースで教えていただいた“受け入れるコツ”を日々訓練でやっていくだけです。

毎回感情がでるポイントが自分でも手に取るようにハッキリとわかるようになってくると、「そりゃそうだ~仕方ないやん!システムだし!」と軽く笑えるくらいになりました。

パートナーのことが理解できるように

それから夫との関係性においては、ミロス実践コース中にしっかり見て行こうと意識したため、パートナーがやる事、考える事がこんなにも私と同じなのかと思えることをたくさん発見しました。

そして私は「自分のことを理解してほしい」とばかり思っていて、一切パートナーを理解しようとしてこなかったことを改めて理解できました。

パートナーが「なぜそのような言動、行動をとるのか?」自分の感情をぶつける前にしっかりと向き合い、理解していくと、パートナーが私に返す言葉が変わってきたのです。今までだと、例えばLINEも既読スルーが多かったパートナーでしたが、今ではちゃんと返事が返ってきます。

また、私が仕事上で色々な方を巻き込んでしまったミスをして落ち込んでいた時に、パートナーに相談したら、
「仕事をしてるからミスをするんや。仕事をしてないヤツはミスなんかしない。気にするな!」と言ってくれたのです。

私は思わず
「ほんまやな!」
と納得し、クヨクヨ気にするのがピタリと止まりました!

この話を実践コースで講師や仲間の前で話した時に、
「愛した人が救世主」
なんだと気づかせてもらえました。このフレーズを自分に言ってもらえる日がくるなんて本当に嬉しくて涙が溢れてきました。

信頼できるパートナーに…

このように、私が本音をぶつけても、理解してくれるようになったこの空間は、自分が自分に寛げるし、素の自分を出していけるという、最も私が求めていた世界になりました。

離婚寸前で最も信頼できない存在だったパートナーでしたが、今では最も信頼できる存在に変わってきたなんて、本当に感謝しかありません。

しかも仕事では、新たなステージとして、看護学生の講師にも抜擢され、昨年の秋から授業をさせてもらえることになりました。

自分との本当のコミュニケーションが始まった今、全てが思い通りに動き始めています!

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