「夫婦の3組に1組が離婚する」という世の中において、親に置いてきぼりにされた子どもの“寂しさ”は、大人になっても、簡単に癒えるものではありません。幼い頃に両親が離婚した彼女の夫は、結婚しても妻に感じるものは、母と同じような“身勝手さ”でした。そんな彼が“親の愛”に触れた時、妻への気持ちに変化が起こったのです。
田口 知子さん 30代 女性 【愛知県】
イベントを迎えるまでの約2ヶ月前から、自分をDiscoveryする体験の日々がスタートしました。
(※イベントの件は下記に記載)
昨年は一緒に参加できなかった主人と、「今年こそは一緒にイベントに行きたい!」と思っていました。
そして、一緒に参加できて本当に変わってしまったのです。
妻をもっと愛したい
たくさんの講師のライブを主人と一緒に参加できて、仲間の皆さんと再会できる喜びに、主人も自然と溶け込んでいき一緒に楽しめました。
そして、大井講師の会場全体が震えるような渾身のライブに2人で“愛”を感じました。その後、両親の出演するラジオブースでは、笑いあり涙ありの空間で、“親の愛”を一身に感じたのです。
イベントの帰り、バスで皆さんに感想を聞かせてもらう中で、主人の一言にどよめきが起こりました。それは
「大井講師のライブを聴いていて、妻をもっと愛そうと思いました」
と言ったのです。
更に、二人の時、両親のラジオブースで、両親がどれだけ子どもを愛してるかを感じて
「妻をもっと愛そうと思ったし、自分の母親にも会ってみたくなった」と言うのです。
居場所の分らない実の母親を探す…
実は主人の両親は離婚しています。産みの母親とは小学生の時以来、一度も連絡を取ったことがありません。実母が何処にいるのか、元気にしているのかさえも、全く分からない状況でした。
イベント後、私たちにとって滅多にない連休だったので、
「母親を探すのは今しかない!」と思い、住所を調べるために市役所や区役所を巡りました。
女はみんな自分勝手
役所に向かう道中に主人が「女はみんな自分勝手だ」
と、ふと口にした一言に、私は「ハッ!」としたのです。
それは、いつも主人が私に対して言っている言葉でした。
その事を伝えると、
「そうだよ。でも、僕の女性性だから、僕が観たらみんなそう観えるんだよね」と言いました。
母親との体験で作ったイメージ
主人の母は、当時営業でまだ軌道に乗っていなかった夫(主人の父)のため、フランチャイズでお店を経営していました。母は手先が器用だったので、家事もやりながら、夜は手仕事で作品を作っていて、それをお店で売っていたそうです。
主人からこのようにお母さんの話を聴くのですが、考えてみると、主人が実の母親の話をする時は、実母のことを尊敬の眼差しで話しているのです。
しかし今回、自分や幼い兄妹を置いて出て行った実の母親との体験から「女性は身勝手」というイメージを刷り込んだのだと、2人で話すことで初めて分ったのです。
お互いの女性性が癒された
私もまた、言われれば言われるほど、”自分勝手”という自分の女性性を受け入れられずに嫌っていました。
主人を通してお互いに受け入れられたのだと感じて、本当に私自身が癒された感覚がありました。
それを2人の間にポンっと出せた時に、主人の母も癒された気がしてならなくて、もう会えるんだなという
“安心感とドキドキ”とで、何とも言えない感覚になりました。
戸籍の情報を頼りに、県外まで向かいましたが、そこの区役所で主人の実の母親は、今から18年も前に亡くなっていると分かりました。
主人の不満の原因
今回の出来事を通して、はっきり分かったことがあります。
それは、主人の不満は、私を通して彼が観ていた、“女性は身勝手”という彼の女性性に対して許せなかったのでした。
また、私自身も一方的に受け入れてほしいことばかり求めていました。
主人を通して観ると
“男性性の愛”を全く受け入れることが出来てなかったのです。
外側の相手を愛するのではない
しかし実の母親の元へ向かう車の中で、ミロスのDVDを聞いていた主人がこんなことを感じ取ってくれたのです。
それは、
『お互いが外側の相手を愛そうとするのではなくて、
「内側の男性性・女性性を愛すること」で「外側も変わっていくこと」だと分った。
そしてこの日、初めて今まで見ないように伏せていた母(自分の女性性)に向かうことですっきりした!
この3年間、君がミロスに向かい続けて教えてくれていたんだ。
“僕の求める幸せはまだ表面的なものだった!”』
と感謝を伝えてくれました。
本当の思いを伝えられる夫婦へ
主人の母との体験を通して、女性性が癒され、私の中の男性性が立ち上がったのを感じました。
今、本当に思っていることや伝えたいことを安心して2人の空間にだしていけます。
たくさんのDiscoveryがあり、またここからが、本当の自分を知るためのDiscoveryです。
※ 2019年9月23日(日) 国立京都国際会館イベントホールにて 『Discovery(発見)する1日~悩みには人生を変える大きな“発見”がある!~』 が開催されました。