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  3. アルコール依存と家庭内暴力に苦しんだ家族再生ストーリー

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引きこもりや家庭内暴力、依存症など、家族の問題に何十年も苦しんだ末、遂に…という悲しいニュースが近年増えてきたように思います。しかしミロスなら、家族の問題児をどうにかしようとすることもなく、スムーズに解決へと導くことができます。アルコール依存と暴力に苦しんできたMさんの家族再生ストーリーをどうぞ!


 Mさん 50代 女性【岡山県】 

まさか!あの兄の姿が自分を映していた???

現在、私の母親は85歳で62歳の兄がいます。
父親は早くに亡くなり、兄はアルコール依存症を患い、母親に対して家庭内暴力を何十年も繰り返していました。

この家族の事で、私は藁にもすがるような気持ちからミロスに出合い、家族に変化が見られるようになりました。

牧寛子講師のLifeコースを受講し、第2回目に起きた体験です。
母が心不全で救急搬送され、失いたくないという恐怖が湧き、この時、初めて嫌いだったはずの母親が好きだったことを知りました。

そのまま、本格的にミロスを学ぼうとMWMコースを受講することになり
母や兄との関係性や、両親への想いが解けていきました。

中澤講師と松本講師のカウンセリングを受け、両講師のナビゲートにより、閉じ込めていた感情が浮上し、私こそが暴れたいほどの感情を抑えていたことが解りました。
まさかの、家庭内暴力を振るう兄を通して、自分自身を映し見ていたのです。

母を失いたくない!

MWMコースを歓喜で修了し、これで終わったと思っていましたが、まるで試されるかのように、母は2度目の心不全により、またもや救急搬送されました。
今回は医師より覚悟をせまられました。

でも、私は前回とは違って、母を失いたくないという恐怖は全くありませんでした。
目の前に見る生と死の狭間にどちらでもかまわないと、ジャッジなくただ観るだけのミロスの実践ができていることに驚きました。

すると、衰弱した母は活気づき、また奇跡的に回復し、介護は必要ですが退院することができました。
主人に相談すると、我が家に迎えたらいいと言ってくれ、時々兄にも来てもらい、再び往診や訪問看護など支援者の方々と新たな生活が始まりした。

母親はさらに元気になり、兄への「なにしょん!だからあんたはおえんのじゃ!(ダメなんじゃ)」など、小言が復活しました。
私は子どもの頃から、この小言が大嫌いでした。
以前の私なら、それを聴きながら”穏やかなふり”をしていましたが、今回は母と兄に苛立ったり、怒ってみたりと感情や想いを露わにしたのです。

兄が自分の意思で立ち上がった!

辛そうにしている兄に、ミロスカウンセリングの話をしたところ、受けてみたい!と初めて自分の意思でカウンセリングを受けました。

兄は、「生まれて初めて自分の思いを話した。初めて受け入れてもらえた!」
と、初めてづくしの体験にスーっと体が軽くなったようで、安堵の様子が見られました。

その後、母の小言は兄だけでなく、私にまで不満を吐き出すようになりましたが、
「ここにいてもみんな忙しそうで、話も聞いてくれない」
「話したと思えばガタガタうるさいところじゃ」
と言っているその光景に、私は『そっかあ~』と閃いたのです。

母の吐き出す言葉は、私が子どもの頃、1日中家で洋裁をしていた母への不満の言葉であり、私はその不満を直接言えずに、心の奥に追いやっていたのです。
自分と母が一致して観えました。

そして、私が私自身に小言を言い続けていたことに気づき、それと同時に自分の意思を自分が全く認めていなかったことも解ったのです。

母が復活!兄は別人!

すると母は、信じられないくらい、リハビリの効果もありスタスタと坂道を上り、兄のいる自宅へ、とっとと帰りました。

アルコール依存で母親に暴力を振るっていた兄も別人のようになり、
地獄の様な生活が嘘のように、母は兄のことを「よくしてくれるんじゃ~」と誉めています。
母も全く別人です。

関係性を読み解くミロスの視点から、母や兄への思い込みが外れ、私が自分にしていることを家族が映し見せてくれていたことに気づいただけで、
天と地がひっくり返ったように、目の前の景色も変わってしまいました。

このミロスシステムがあることに感謝しています。
ありがとうございました。

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