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  3. vol.1まさか!?“やっかい者”の正体を発見!

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「腐ったミカンの方程式」これは数十年前に放送された、武田鉄矢さん扮する“金八先生”のドラマのタイトル。“やっかい者”扱いされた、不良たちを学校から排除する、つまり「ミカン箱から腐ったミカンだけを放り出す」ことでその場を収めようとする学校の体質を表現したもの。「生徒はミカンじゃないんです!」は名台詞です。今回ご紹介するのは、わが子を“やっかい者”扱いしていたお母さんのお話。しかし、彼女はドラマに出てくる無責任な先生とは違い、システムによってその“やっかい者”の正体を掴んだのです!さてその正体とは・・・?


 Nさん 50 代  女性【愛知県】

理不尽なことばかりで…

私の息子は、生まれた時からどこへ行ってもやっかい者扱いされてきました。
学校では、普通学級はおろか、特別支援学級でも受け入れ拒否。

「ならば特別支援学校へ」と行ってみるも、そちらもでも受け入れを拒否されたのです。
「義務教育なのに、受け入れ先がどこにもないって、あり得ない!!」
このように息子は、いつもそんな扱いばかりを受けてきた。

「なんで!?」と理不尽な思いを度々して来ました。

田坂講師のLifeコースを受講期間中に受けた、ミロス カウンセリングで、「やっかい者」という言葉が、
ふと私の口から出てしまったのです。
「子供の事、やっかい者と思ってますよね?ひいては自分の事もやっかい者だと!」
そう言われた時に、私が封印していた記憶が蘇り始めました。

息子の出産の時、羊水がわずか盃一杯分ほどしか残っていなくて、子供が死ぬところだったという体験が蘇りました。
カラッカラに渇いて欠乏していた私・・・。
愛を求めて暴れていた息子の姿と、欠乏していた私とが一致しました。

「カラッカラだったんだね・・・。」
講師のこの一言で、私のこれまでのとんでもない人生の謎が解けたのです。

一生懸命に頑張ってきたけれど…

カラッカラになるほどの欠乏感、罪悪感、無価値感が、うまく生きられない人生を創り上げ、それをバネに一生懸命に頑張ってきた・・・いや、頑張ってこれたのです。

そんな私を見て周囲からは
「大変だね」
「よくそこまで頑張れるね」
「私なら生きていけないかも」
などと、よく言われたものです。

まさか!それを言われたいが為に、そして言われる事で、無価値だと思っていた自分に価値を付けていたとは、驚きだった。
文字通り、自作自演の人生でした。

とんでもなく悲惨な人生を生きる事。
一つ一つ問題を解決する為に努力をする事。

朝から晩までスケジュール一を杯にして、心も体もボロボロになればなる程、
自分の罪が一つずつ消えていくのだと錯覚していたのです。

今思えば、罪を償う人生を、自分が自分に与えていたという事。
幸せになってはいけない私、豊かになってはいけない私だったのです。

息子にこんなことを言われた事があります。
「お父さんとお母さんと、他人との違いが僕にはよく解らない。」
「こんなにあなたを愛してるのになんで?」
と、その時は、激しい怒りと悲しみで体が震えました。

しかしシステムを知った今では
「そうか!それこそが私だったんだ。愛を受け入れられていないのは私だった!父母から愛されていない、と勝手に思い込み、どれ程の愛を取りこぼしてきただろうか。私が息子を愛している様に、父母もまた私を苦しい程愛してくれていたんだ!」

それは、カラッカラだった私の心が愛で溢れた瞬間でした。まるでオアシスのように。

感情を切って生きていた…

ミロスに出合い、自分が自分の事をこれ程までに拒絶、抵抗、排除してきたという事がやっと理解出来ました。自分がどれほど感情を切って生きてきたのか。感じる事を恐れ、抵抗し、逃げてきたという事も・・・。

また講師から、
「息子さんは、家の電化製品を壊すそうだけど、どんな風に破壊するの?」と聞かれ、
「コードをハサミで切るんです。」
と、私は答えました。

「ハサミで切る?切る・・・。感情を切る!コミュニケーションを断ち切る!はい、終了〜!」

そう言われて絶句。

この話をLifeコースの空間で出した日、息子の就労先から
「息子さんがハサミというハサミ、全てを捨てました。」
との連絡を受けました。ハサミを捨てた。もう必要ない。切らない。終わった!と感じた瞬間でした。

それ以降、息子のハサミによって悪さをする事は一切無くなりました。

講師のナビゲートにより、私は自分の存在を否定して、殺してしまっているから、生きてる感なし。
普通を嫌い、とんでもない大問題を創りだしては、
「見て!見て!こんな事になっちゃた!」と叫んで人の注目を浴びてエゴ大満足。問題は、大きければ、大きい程いい。楽しい。
問題が起こらないと退屈でつまらない!ぎゃーっと叫んでアドレナリン放出させて生きてる感満載!」
3次元のトリックにはまり込み、こんな可笑しな人生を生きていたなんて、本当にもう笑うしかない。

息子から、
「お父さんとお母さん“壊れたロボット”みたい!」と言われるのも無理はない。
でも、これを体験したくて生まれてきた。私は私になるために、父母を選んで生まれてきた。
息子は、私たち夫婦を選んで生まれて来てくれた。
なんて素晴らしい人生なんだろう!

ミロスの叡知を遺伝子に持っている自分の存在に、自信と誇りを持ち、日々実践を深めて行く事を改めて決意しました。

vol.2 に続く

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