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一度絶縁状態になると修復が難しいと言われる家族関係。
しかし、ミロスに出合い離婚寸前の危機から再生した一組の夫婦が、信じられない波及効果を周りにもたらしていきます。長い間、止まっていた家族の時間が今ゆっくりと動き出しました!


樹下 みちよさん 50代 女性【京都府】

先日、夫婦で大井建講師のワンデイコースを受講しました。その直後に私たちに嬉しい体験がありました。9年もの間、絶縁状態にあった夫と兄(義兄)との関係が復活したのです。

夫と義兄の関係性

私の夫は、5歳違いの兄、両親、祖父母、そして叔父、叔母の大家族の中で育ちました。義父は一代で会社を興し、家族の為に仕事に奔走。なので家のことは全て義母任せだったそうです。また、祖母は体が強くなかったので、祖父について農作業に追われながら家族の世話をするのは義母の役割。超多忙な日々を送っていたそうです。

そんな中、夫は未熟児として生まれました。両親は虚弱体質だった夫には過保護になり、あまり構ってもらえなかった兄は、手が付けられないほど荒れて、学校の担任宅に預けられていた時もあったそうです。夫にとっては兄が家族から切り離されたような辛い体験だったそうです。

絶縁された兄

その兄も結婚をして親の会社を継ぎ頑張っていたのですが、上手くいかず全てを失います。再起をかけ10年ほど家族と離れて暮らしていましたが、結果、家族を裏切ることに。そして離婚。その経緯を知った両親は、兄を勘当する決断をしたのです。父80歳、母78歳の時でした。

この頃、私たち夫婦もいつ離婚してもおかしくないほど関係が悪く、何か協力できるような状況ではありませんでした。

夫は両親と兄に対して、体が弱かったせいで迷惑をかけてきたという罪悪感がずっとありました。そのため、特に両親のことは気にかけ、悲しませないよう生きてきました。なので、兄が両親に与えた悲しみを許せなかったのでしょう。兄は夫との繋がりを求めていましたが、夫は一切の連絡を拒み続け、ついには音信不通に。

新しい視点で家族を見ると

しかし、私はミロスに出合いました。夫婦でも実践体験を重ね、システムで紐解くことで、今までとは違う全く新しい視点(ミロスの視点)で目の前の現象を捉えていくことを学びました。そして、離婚寸前だった私たちは再生するまでに変わったのです。

今回、改めて目の前に見ている家族の状況が、まさに我が家のことで、自分自身のプログラムだったと気づいた時に、何年も封印されていた家族の中にあった兄に対する思いが動き出しました。

父が見た夢。夫婦の会話と同じタイミング

事の始まりは、去年の私の誕生日でした。夫がプレゼントに選んでくれた腕時計の話から、二人の間に、ふと「これで家族の止まった時間が動きだすね」というフレーズが出たのです。これが始まりの合図でした。

その翌日、夫の実家に行くと、義母から聞かされた話に驚きました。昨晩、義父は今までにない身体のしんどさに「いよいよかー」と死を覚悟して眠りにつくと、夢で「まだお前はやる事が残っている。生きろ」という声を聞いたのだと言うのです。その時間というのが、まさに私たちが昨日話していた時間と同じ時刻だったのです。

夫の変化と兄との和解

私たちは88歳になる義父のやるべき事は、息子(兄)との和解だ!と直感。話が繋がったように感じると、あんなに頑なだった夫の兄に対する思いに変化が現れたのです。

そんな時、夫婦でワンデイコースを受講するチャンスがやってきました。夫は講義の中で講師の言葉に自分がしたい事がハッキリとわかり、受講後に書く感想の欄に、「兄を許して、親孝行をする」と書いていました。

すると、1週間後には全てが出来過ぎなくらいのタイミングで環境が整い、兄との交流が復活しました。

私たち夫婦がミロスによって再生していくことで、夫の実家も再生に向けて大きく動き出したのがわかります。この幸せのリレーションを多くの方々に広げていきたいです。

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