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ペットはペットではなく、ますます家族としての認識が高まっている世の中で、愛するペットを失った時の悲しみは想像以上に重くのしかかってきます。でも、これからご紹介する体験はそんな方々の心を癒してくれるのではないでしょうか。長年、自分に寄り添ってくれた愛犬に、感謝と愛で綴った物語です。


 滄木 綾子さん 50代 女性【愛知県】

愛犬がくれた贈り物…

令和が始まって直ぐに愛犬が虹の橋に向かって旅立ちました。
子どものいない私達夫婦にとっては、子どもか、それ以上の存在だったかもしれません。

犬種別寿命だと平均6~7年、8年以上は神様からの贈り物と言われているところ、約14 年もの間、寿命の倍以上も生きて私たちに寄り添ってくれました。

「ありがとうね!」
と言いながら思いを馳せた時、色々あったなぁと…

泥酔状態の夫を噛んでいた愛犬

まだミロスを知る以前、主人はお誘いを受けて飲みに出ると、2時3時は当たり前で、いつ帰って来るかわかりませんでした。

私は、身体を壊さないか、無事に帰って来るだろうかと心配のあまり
「パパ早く帰って来ると良いのにね」
と愛犬に話しかけながら起きて待っていました。

泥酔状態で帰宅する主人は何回か愛犬に噛まれていました。その時は、愛犬を叱りましたが…。

私の怒りを愛犬が表現してくれていた

ミロスを学んでわかったのは、その頃、まだ良い妻を演じていた私の隠しに隠した”怒り”を、愛犬は噛むという行為で表現してくれていた。見事に私の隠した内面を表現し、私に教えてくれていたのです!

「ミロスを実践するのに、わんちゃん、ペットでも良いんですよ」
とお聴きした時は、「エー?」と思っていました。

渦中にいた時は全くわかりませんでしたが、本当にその通りでした。その事が解ってから、愛犬の噛むという行為はなくなりました。

ご縁を繋いでくれる存在

また、他人や他犬に対して全く愛想のない犬でしたが、皆さんに声を掛けていただけ、ご縁を繋いでくれる犬でした。

新興住宅地にある我が家は、ご近所付き合いが全くなく、お付き合いをしなければそれで済んでしまう様な所なのですが、愛犬と歩いていれば、声を掛けて頂いたり、究極は、全く他人の農家さんからお野菜を頂くことになる様な”ご縁”を繋いでくれました。

その方は代替わりで引退されたので、今では年に数える程のお付き合いになってしまっていましたが、それが愛犬が荼毘にふす当日に
「わんちゃん、暫く見てないけど どお?」
とお電話を頂いたのです。

本当にびっくりしました!

事情をお話しさせて頂いたところ、愛犬の大好きだったキャベツを抱えて直ぐに飛んで来てくださいました。
好き嫌いがハッキリしていて、キャベツはその方が作った物しか食べない!というくらい好きだったものです。

愛犬がたくさんのことを教えてくれた

他にも、駆けつけてくれた友人達が持って来てくれた、エピソード付きのおやつやお花、洋服など、欲しい物すべてを抱えて旅立って行きました。(葬儀屋さんのお心遣いで、キャベツ1個丸ごとには笑えましたが…)

この時も、「私の中にこれほど縁を繋ぐものがあったんだ!」と愛犬は教えてくれました。

また、旅立つ直前にわかった脾臓の腫瘍も友人の、
「我慢する、耐える臓器なんだよ」の言葉に、
私の中にある女性性の
「極限まで溜め込み、我慢する生き方」が終わった!
この子が持って行ってくれたんだ!と思いました。

人間、ここまで涙がでるんだというくらい、アホほど涙が出ました。

夫を通して感じた男性性

主人は、すごく愛犬のことを大好きだったのに、ツンデレな愛犬に愛情表現をしきれずにいました。
これも私の中の男性性の愛情表現であり、素直に愛を受け取ることができない女性性だと知りました。

主人も辛い中、いつも通りの仕事をしてくれてありがとう!
夕食時に男泣きをする姿を見て、言葉に出さない、出せない男性性を見ました。

本当に愛犬は、まさかの私をたくさん表現してくれていたのだと受け取るこそが出来た体験でした。

これからは夫婦二人の世界が…

夫婦二人で超えるために、二人で動くために旅立ったんだね。

パパのママを気遣ってくれる思いも最後に見せてくれたね。
パパとママ、これからも仲良しするからね!

ありがとうね!!

泣きはらした後は、脳が入れ替わったというくらい、目の前がクリアに見え、翌日のミロスセミナー内容もスーっと入ってくる感じがしました。

大きなプレゼントを貰った感いっぱいです!

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