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(K・Kさん 40代女性 愛知県在住)

楽しむ事は悪として我慢し、修行のように規律正しく生きる事で“立派な大人になれるんだ!”と教えられました。
その上子供の頃から両親に愛されていないと言う思い込みまであった彼女。
両親に甘えられずに“いい妻、いい母”になろうとし、大きな理想を持ったけれど、もう罪悪感から辛い体験をする事で生きている価値を見いだす人生は終わりました。
“楽しむこと”“愛と歓び”でパーフェクトな存在で生きる!と決めました。


『修行の人生から楽しむ人生に!』

ご縁のある方々が参加するというLifeコース、私の情報が聞けると感じ、共に参加することに決めました。
一回目から、物凄い愛を感じさせて頂きました。
愛する人を守るための愛や怒り、そして愛情を注げなかったという罪悪感。
愛したいからこそ、愛せない状況をつくり出し、自らその体験するということを教えて頂き、だからこそ自分を知ることが本当に大切だと感じさせて頂きました。

私がずっと感じていた、生きていることに対する罪悪感。

罪悪感があるからこそ、キツイ体験だったとも理解出来ました。

私の母はお寺の子供でした。
9人兄弟で貧しく、欲しいものも我慢して育てられたそうです。
人生とは厳しいものだから、楽しむことは悪として我慢し修行のように規律正しく真面目に生きることが当たり前として、私も母から厳しく育てられました。

幼少期の私は、姉に対する遠慮するかたちで、母とは距離をおき、祖父母に甘え依存していしました。
祖父母からは、とても可愛がってもらっていましたが、母と祖母の関係性が悪かったので、私は、祖母の味方になるかたちで、母にとっては敵という形になっていきました。
なので子供の頃はずっと両親からは愛されていないと言う思い込みで生きていました。

今回ご縁のある方々とのLifeコース空間だからこそ、私は安心して一番辛かった体験を話せました。

それはこんなことでした。
私の初産予定日の数日前に、旦那さんはギックリ腰ヘルニアで倒れ、私のお産よりも一カ月間前に入院することになりました。
そのころの私はと言うと、母との関係性が悪くて、産後は実家には帰らないと決めていました。
しかし小型犬もいましたし、陣痛の不安もあり仕方なく実家に帰ることにしました。
とても心細く不安な出産でした。
出産した時には病院に家族がだれもいない…
出産した日なのに父は病院にも来ない…

退院してから実家に行きましたが、あまりにも母が口うるさくてゆっくりと眠ることも出来ず、ついに母と喧嘩になり、2日目にはパジャマでタクシーを呼び自宅に帰りました。
辛かった記憶からか、あまり覚えていませんが、フラフラしながら、洗濯をしていたことを思いだします。

母は毎日来てくれていましたが、顔をあわせれば喧嘩にしかならなくて、おっぱいをあげなきゃいけないのに、母に素直に甘えられなくて、「お弁当でいい」と意地を張って言ったものの、本当にコンビニのお弁当を買ってきた母に怒りしか沸きませんでした。
辛すぎて、ちゃんと食事をしていたのかも記憶にないくらいでした。

この産後の体験のことで、私は、その時の惨めさを感じないように、逃げていることが分かりました。
「何を守っているのか?」と講師に聞かれたことで「母を悪者にしたくない!」ということにも気づかせて頂きました。

ミロスに出合う前は、大嫌いだった母 !!
産後は、母に殺意まで感じるほどの憎しみがありましたが、このLifeコースでやっぱり母を心底愛していたと再確認することが出来ました。
そして父からも、おじいちゃん子になった私に、「寂しさ・辛さ」から感情を消すほどだったことを知り愛してもらっていたこと、私は元々愛されていました。

私は、ずっと両親から愛されていない存在であり、バレないように必死でとり繕って生きてきた人生でした。
愛される存在ではないとずっと思って生きていました。
辛い体験をすることで立派な人になれるとも思っていました。

結婚をしてから
「いい妻・いい母」になろうと大きな理想を持ったこと。
向上心を持つことで「立派な人になれる」とも思っていました。
生きている価値がないからこそ、立派な人になろうとしていました。
だからこそ、両親に愛されていないという状況をつくり、その辛い体験から、
「忍耐力・精神力」を付けることで、立派な人になれると言う変な思い込みがありました。
辛かった初産の一カ月間は、自ら修行を望んだ体験だったと理解出来ました。

今思うと本当は
両親から愛されていないと感じることで、両親の言うことは聞かないで、思いっきり自由に生きていたこと。
両親からは、私の好き勝手自由にさせてもらっていました。
愛されていないと感じたことは、自分自身が存在を卑下していたことで、自分が自分の存在を全く愛していませんでした。

この産後の体験は、産まれた子の為に、必死に生きる体験でした。
誰も助けてくれないと言うそんな思い込みでもありました。

母の父親は幼少期に両親が亡くなり、お寺で育てられたそうです。
この辛かった体験は、生きていく為に甘えることなく、厳しく修行し、必死で生きていた、祖父の気持ちと同じだと感じました。
全てが愛を感じる為の体験だったこと。
そしてその体験を自らが望んできたことだったと全て繋がりました。

私は、修行をするからこそ自分に楽しみを与えてもいいと思っていました。
旅行や美味しい食事をする為には辛い修行をしないといけないと思っていました。
だから理想を掲げて日々修行をしていたんだ…
もう修行は終わります。元々私はパーフェクトな存在でした。
同時に私の中で、生きていることへの罪悪感も終わりました。

本当に楽になりました。
これからは自分が存在であり、楽しむこと、愛と歓びで生きていきます。
パーフェクトな存在で生きる!と決めました。

 

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