強烈な自己犠牲(Tさん 女性)
自分で自分のことをわかっているつもりでしたが、何もわかっていなかったことに驚きました。私はやりたくないことはやってこなかったと思うし、嫌なことは嫌だと言ってきたつもりでしたが、実はその裏で強烈な“自己犠牲”があったことに気がつきました。
何か恥ずかしいことや、失敗した時は、いつももう1人の自分に”死ね”と言い続けてきました。そうすれば段々と心が落ち着いてくるからです。ダメだとわかっていながらも止められませんでした。私には、“死ね”と言い続けてきた、もう1人の自分の正体がわかりませんでした。
でも牧講師のカウンセリングで正体がわかって本当にびっくりしました。それは、小さい頃から嫌っていた祖母で、死ねと言い続けてきた自分でした。それを知ることで、祖母からどれほどの愛が注がれていたか、というのに気がつくことができました。祖母は不器用だったんだな、と受け取ることができたのです。
今まで自分に”死ね”と言い続けてきて、「自分が我慢すれば、周りがうまくいくならそれでいい」と思いながら生きてきました。だから、自分がどれほど我慢して、苦しんできたかを理解して解放しなければならないと思います。我慢することに麻痺して慣れてしまっている自分がいました。
そんな自分がいることに、牧講師のカウンセリングで気がつくことができました。私が本当の私を取り戻していく感覚を少し掴むことができました。ありがとうございます。