自己矛盾の私に気づいた(Sさん 女性)
母に怒りをぶつけていた父、私が嫌っていた父が“無意識の自分”。そして、私は、父に何も言い返さない母を嫌悪していましたが、その『我慢が美徳』の母も、“無意識の自分”でした。
「我慢ができる自分に価値をおいていたなんて!」まさかのまさかを知ることができました。
また、夫との過去の出来事から、夫婦揃って『言えないプログラム』だったことを知りました。自分の気持ちを「言う・通す」ということは、「我慢ができない」ことになる。だから、”してはいけない”と思っていたんだと知って、とても驚きました。
そしてカウンセリング後には、
「自分の気持ちを言えない、権利を奪わせてしまう夫」を「弱くて情けない・頼りない人」だと思っていましたが、それもまさかの自分だったと気づいて驚きました。
我慢ができる自分に価値をおいていたのに、そんな自分を弱くて情けない、頼りないと嫌っていた!? もの凄い自己矛盾で、母を観る目そのもの。
『あるがままでは愛されない』と、自分の気持ちを否定して、抑圧して生きてきたことを、改めて感じられました。そして、夫と一致したことで緩んで、気持ちが軽くなりました。これからも、自分を知っていく実践を、コツコツ続けていきたいと思います。