【電話カウンセリング】
怖くて眠れなかった娘が…(Mさん 女性)
特に大きな問題もないし…と思いながら、毎月のメンテナンスのために中村博美講師のカウンセリングを受けました。
何となく今の自分の状況を話していったのですが、「成長しないことの怖れ、出来ないことの怖れ、遅れをとることの怖れ」が出てきました。
子どもの頃に母に言われた「ほめたら成長が止まるからほめない」という言葉が強烈に残っていて、それがベースになり、努力して努力して見捨てられないように生きてきたことと繋がり、親はもう目の前にいないのにその思考を引き継いでいたことに気づかされました。
そして母も同じ恐れを持って生きてきて、人として成長しないことの恐れ、親として責任を果たさないと、という恐れを持ちながら子育てをしていたということも分かりました。
「引っ掛かりは、その傷が疼いていたんだね~、ほめてほしいよ~!って叫んでるんだね」と講師に言われ、自分ではそんなに大したこととは思っていなかったけど、ちょっとした引っ掛かりからそこまで紐解けてしまうんだ~!と驚きでした。些細な心の動きも大事にしようと思いました。
そして、「夜になると怖くなってくる。怖くて怖くて眠れない!世の中のすべてが怖い!怖くて仕方ない!」と訴える娘を通して、怖さを見るのが怖くて、あることさえ認められていなかった自分がいることを受け取れました。
私は別に怖いなんて感じないし、と思っていたのですが、講師と話していくうちに毎晩毎晩訴えてくる娘が私と一致し、子どものころからずーっと置き去りにしてきて「怖い怖い」と怖がっている小さな自分がスーッと癒されていきました。
カウンセリングが終わった後も、「そんなに怖かったんだね。そっかそっか、可哀そうに、大丈夫だよ」と自分に声をかけてあげました。
その後、娘は「怖い!」と訴えてこなくなり、私と手を繋いだり、体に触れながら、静かに寝るようになりました。
「怖いのはどうなった?」と聞いてみると、「まだ怖いけど前みたいな大きさではなくて少し小さくなって、お母さんに触れて寝るだけで安心になって眠れるようになった」と話してくれました。
これから、日常の中でも怖さを無視せず、しっかり見ていこうと思います。
特に問題という問題もないけど、と思いながら受講したカウンセリングなのに、感想を書いてみると深く深く染み入って、たくさんたくさん癒されて…あぁ~私、よくやってきたな~と涙が溢れてきました。
ありがとうございます。