自分から、カナダに留学したい！と言い出した息子、けれど英語の成績は赤点・・。行きたいと言う意思だけが強くて留学できました。最初は分からなかった英語も「聞こうとしていないのじゃない？」という先輩のアドバイスでようやく理解でき。その後もギリギリの成績で・・。息子に感じる思いは「クズ！」でしたが、それこそが彼女自身を見せてくれた鏡そのもの。マイナスをそのまま受け入れる事が出来た彼女の世界は変容。
息子は名門中の名門のＵ○Ｌ○へ合格できたのです！
『息子の姿は私そのもの！～子どもは気づきを与えてくれる天使～』
(Yさん 50代女性 三重県在住）
息子に起きた奇跡を書かせて頂きます。
6年前、息子が高校に入るやいなや突然、カナダに留学がしたいと言いだしました。それまで息子は自分から何かやりたいという事を言ったことがありませんでした。
本人が言い出した事とはいえ、留学はそんなに簡単な事ではないと思い、一度は反対したものの、留学したいと今までにない息子の意思を感じ留学する事になりました。
ところがその時点での英語の成績は赤点、留学前までに少しでも役に立つようにと友人から紹介してもらった評判のいい家庭教師をつけても、全然身を入れて勉強をすることもなくカナダ留学に出発しました。
友人の話では最初の3カ月でダメな子は戻ってくるよ。などと聞かされていたので、どうなるのか気が気ではありませんでした。
出発してから4カ月後のお正月に帰国した息子の話では、本当に英語がわからなくて何を言っているかさっぱりわからず、もうダメだと思い、同じ留学生の先輩に相談したところ
「君は相手が何を言っているのか聞こうとしてないんじゃない？」と言われたそうです。
(あっ！そうなんだ。だったら一度聞いてみよう)と思って、その意識で相手の話を聞いてみたら、何となくわかるようになったということでした。
カナダの高校を何とかギリギリで卒業でき、アメリカのカレッジへ進学する事にしましたが、TOEFLの点数もギリギリ足らず、留学のエージェントの先生から「3年間も留学してこんな点数だったら、これからのあなたにとって逆にハンディキャップになりかねないわよ。」と言われる始末でした。
それでもカレッジへの入学は、ESLという英語力を向上させる為に設置されているクラスでの勉強を条件に何とか入学させてもらえる事になり、アメリカのカレッジへ進学しました。
昨年の夏、カレッジから大学への編入に出願する為のエッセイが必要となり、私の出来る限りの協力をし、とても優秀な家庭教師の先生にお願いしてエッセイをみて頂いたり、出願にあたり落ち度がないよう何度もメールでのやり取りをしている中、余りにも不甲斐ない息子の態度をみて噴出した思い。
(本当にクズッ！！)でした・・・。
講演会でのメッセージで「子供はそのままあなたです。」を思い出し・・・
“私、こんなにクズなんだ・・・”
力が抜けて呆然としました。
息子に関しては、やれるだけの事はやったし、どんな結果になろうとも受け入れよう。
「必要な事があれば協力するから、連絡してね。」と伝え、息子に任せました。
そして今年帰国した時、あの息子に彼女ができて楽しそうにしていました。
また電話で「今、僕達に出来る事は、一生懸命勉強していい成績をとる事だから。」とご両親とちょっといざこざがあった彼女にそんな話をしていました。
息子が変わっていました。
そして先日、何と編入でＵ○Ｌ○へ合格できたのです。
今思えば6年前に”留学したい！！︎”その意思そのものが息子の答えでした。
息子は私自身を見せてくれた鏡そのものでした。クズの私が一生懸命に優等生のフリをしていた事を受け取った事で、自分自身を知る事ができ、クズの私をどうにかしなければというエネルギーから外れた事で、息子本来の姿を見る事が出来たのです。
マイナスをそのまま受け入れる事が出来る超バランスの世界、MIROSS。講演会でのメッセージの中で、「あなたが手出をしない時にしか手を貸せれない。」
知らず知らずのうちに自分自身のクズさを嫌い、どうにかしようと莫大なエネルギーを掛けてきた事で反転させ続けてきた現実。そのエネルギーは諦めた時に手放す事ができ、同時に本来のプログラムが発動する。
決して偶然に起こった事ではなく、しっかりと理解できる奇跡、MIROSSの叡智に感謝しかありません。
