正当な評価を受けていない!と八つ当たりをしてくる息子に対して、できなかったことを誰かのせいにする姿が許せませんでした。
息子の言葉を、自分に向けてみたときに、自分に対して無駄な存在であり「無価値な自分」と思っていたことに気付き驚いた!思い起こせば理不尽なことを言われた記憶まで出てきて、それこそ自分の無意識では「自分を認めてほしい」というものがあった。
思い込みで作った世界は何処までも続く、自分を認めると、目の前は認められるものしか見えない、これからどんな創造の世界が待っているのか楽しみです。
『人生に無駄なものなんてない!~まさかのカラクリ~』
(Fさん 40代女性 兵庫県在住)
牧講師のLifeコースを受講中に起きた出来事です。
昨年、12月に入って急に「ミロスのカリキュラムを受けたい!!」という思いが沸き起こり、気づけば牧講師のLifeコースに申し込んでいる自分がいました。
今までは、誰かに誘われたから申し込むというパターンでしたが、今回は違いました。
牧講師のことは、お声すら聞いたことのない状態でしたが、とても感じるものがあり受講を決めました。申し込み後、訳もなく身体が喜んでいて、わくわく感を感じながらの受講となりました。
Lifeコース受講中は、皆さんの話しに引き込まれて、うなずいてはうなってばかりでした。
「そうそう!私!私」
講師を含め10名のお仲間の体験は、どれも私のそのまんまで、もしかしてどこかにカメラが仕込まれていてるんではないかと思うことばかりでした。
そしてそんな中、私にも体験がやってきました。
塾から帰宅するなり息子が、
「模試の結果は良かったのにクラス替えで、下のクラスに落とされた」
と泣きわめき
「(友達の○○君)より俺の方が点数を取って頑張ったのに、正当な評価を受けていない!おかしい!
俺の方が成績良かったのに友達は下のクラスに行かず、おれだけ不当な扱いや!あんなに頑張ったのにやったことは無駄やった」
と普段はクールでおとなしい息子とは真逆の姿を目撃しました。
その時は、私に八つ当たりをしてくる息子を受け入れられず、ましてや受け止めてもやれず
「あんたのがんばりが足りんかったんやから仕方ない」
と冷たい口調でいい返し、そんなことより、できんかったことを誰かのせいにする姿が許せませんでした。
息子は怒るとよく
「僕の今までの努力は無駄やったな。時間も全部無駄やった!いつも俺だけ理不尽やねん!」
と言う言葉がきかれ、その度に私はいつもカチンカチンときていました。
翌朝、いつになくすっきりしている自分がいて、ふと今までの問題から逃げていた自分とはもう、「サヨナラしたい!」今回はじっくり見てみようという気が起こりました。
その時、Lifeコースで教わった「マイナスの中に神秘があるよ!」という講師の声が思い浮かびました。
「マイナスの中にシ・ン・ピ?ねえ・・・」
昨日の息子が表現した場面を感じながら・・・
どうせやっても無駄(価値なし)⇔正当な扱いを受けること(価値あり)意味のない無駄なこと⇔効率的にきっちりすることは正しいこと。
(意味のあること=価値のあること)
が出たときに・・・
Lifeコース中に受けた牧講師の個人カウンセリングでまさかの
「自分は価値のない人と思っている。認められたかった」
のフレーズを思い出したのです!
そして、昨日の息子の言葉を自分に返してみたら
☆※…※☆*****△□○!!!
あ~~~!私、自分に対して無駄な奴や!て思ってたのか~?!
私は価値がないから無駄な奴や!って自分に言い聞かしてたんやあ。
昨日の息子の叫びは、あれ私やったんや~~~!!
無駄な奴(物、時間、場所・・・)はいらんって・・・
自分のことを、さんざん無駄な存在と認め、自分は価値がないと思っていたなんて・・・
まさに青天の霹靂。
まさかの自分がそんなこと思っていたとは・・・
だって、自分は価値があるって信じて疑っていなかったから・・・
私の人生はいつも理不尽なことばかりだと感じていましたが、自分が自分に対して今まで、理不尽な事を散々しときながら、
「理不尽やあ。理不尽やあ。」と叫び怒り・・・
「だれも私の事なんてわかってくれないんやわ。」
となだめすかし問題を強制終了させてきました。
げげっ・・・認めてないのは私やん!
一瞬こけそうでした。ぷぷっ。笑える・・・
だから、親戚のおばさんに妹と比較されていじわるな事を言われた事も、近所のMちゃんに、のけものにされていじめられて帰ってきても、親に助けてもらえなかった事も、今までの理不尽な出来事は、すべてこの思い込みの目でみてたからやったんかあ。
まさかこれらも全部私が作っていたとは?!
その瞬間、蘇った記憶がありました。
あれは、たしか私がまだ小1ぐらいだったと思います。
父が妹ばかりを可愛がっていた(ように見えた)事にすねて、家出をしようとしたことがありました。
「お父さんは妹のほうが好きで私のことなんて嫌いなんやわ。私なんていらんねんやわ!」
と父に叫んだことを思い出しました。
父は
「子供が嫌いな親なんかおるか!」
と言ってくれましたが、全く聞く耳も持たず・・・その場は、なだめすかされ家出は実行できずに終わりました。
あの時、私は自分のことを役立たずの無駄なものとして見ていたんやあ・・・
振り返ったら恐ろしいくらいに、すべて(人、物、空間、時間・・・)を『無駄かそうでないか』で判断して人生を作っていました。
そして、人生においてたびたびおこる私の理不尽な出来事の“からくり”がすべて理解できました。
“無駄=価値がない”と思ってたので、
◆無駄なものが入っていない自然食。(価値あるもの)
◆薬(西洋医学)は毒(無駄なもの)と思ったから、東洋医学を勉強する。
◆今まで太りたくても太れなかったのは、脂肪は無駄だと思ったからだったとは・・・笑
◆整理整頓をすることは良く、きれいに片づける。(不要なものは置かない。)
◆時間は余らせたら無駄なので、手帳にはびっしり計画をたてるのが好き。
etc・・・
だから、子供が無駄に泣いているのを見るのは腹がたったし、話が無駄に長い人にはイライラして簡潔にさっぱり話すことがよいと思っていました。
恐るべし・・・無意識。
でも、無駄なことって本当はなかったんですよね。
すべて、私の認めてくれ~~から始まった人生劇場。
無駄を一切排除したことで同じだけの価値があることを切ろうとしていた・・・
まさに、自分が自分に対して理不尽なことをしていたことに気づけました!
あ~爽快です!!!
そして、後日、学校から帰ってきた息子の野球ノートをみると
(野球ノートとは、日々野球(部活)をしていく中で気づいたこと、反省などを書いて顧問の先生がコメントをくれるノートのことです)
いつも怖くて口調も厳しくめったに褒めない顧問の先生からこんなコメントが書かれてありました。
週末にあった強いチームとの対戦した日のことについて、先生からのコメント欄には、
「2年生の先輩がたまたま休んでいたから投手として起用したわけでなく、初めからお前と決めていた。
それくらいお前の力量は上がっている。
今回のチームはB市の優勝チーム、しかも○○大会に出ているチーム相手にこのピッチングやで!自信を持っていいよ!
(中略)
ノーヒットで抑えた、お前の力を素直に認めてるよ。
みんなに感謝してやれることを一生懸命にやってる!
だから先輩たちもそんなお前の力を認めてるんよ。」
と書かれていました。
『認めてる』が2回も!(泣)
私がやっと自分を認められたんですね。顧問の先生の言葉は、まさに父からのメッセージでした。
父に褒められたことがないと思っていたけれど、そんなことはなかった。
すべてからすでに認められていた。
そして、私は愛されていたんですね。(大泣)
私は本当の価値を知っている人!
これでよかった!すべてパーフェクトでした!
そして、Lifeコース中、勧められるままに受講したミラクル☆ヒヤリングで「MWMコースに行きたい!」と感じ出させていただきました。
感じるままに動く!
その今現在の感覚でMWMコースの受講も即決め、2018年1月よりLifeコースのお仲間たちと一緒に受講することになりました。
私が自分を認め、OKをだせました。これからどんな創造の世界が待っているのか楽しみで仕方ありません。
長年、理不尽がテーマだと分かりながら、そこから踏み込めていけず、モヤモヤしていたことが、一気に芋づる式に引き出され、私の目の前の視界はカラフルになりました。