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(Yさん 50代女性 広島県在住)

義妹や姪の姿を通して、お母さんに認めてもらいたかった!
抑えていた自分に気づいた事で、やっと母の気持ちにふれる事が出来た。
“自分にだめ出しをして、周りに認めて欲しいと我慢して頑張る”この姿こそが義妹の生家や我が家にも脈々と流れる葛藤だと俯瞰する事が出来、一致させたことで今では家族の愛を感じ笑顔がいっぱいです。


『母娘(おやこ)で気づけた家族の愛』

義妹が姪の行動を通して気づいたこと。
そして、姪の“職場の人間関係”を通しての気づきを表現させていただきます。

(義妹)
この4月から美容院に就職した娘は、最初は楽しそうにお店に出ていました。
しかし、だんだん慣れない仕事に加え、先輩からの攻撃、監視が耐えられない。
自分勝手な同僚が許せない、職場に行きたくない。
という愚痴が止まらず、でも気を取り直しては翌日出勤するという毎日を繰り返していることが、とても気になって仕方ありませんでした。

そんな時、職場から娘が倒れたと連絡がありました。
今までの私なら、心配で胸がはりさけそうになり、変な想像を打ち消すようになるべくポジティブなことを思うようにしていたのですが、ちょうどLifeコース受講中だったこともあり、自分でも不思議な位落ち着いていて、慌てることがありませんでした。

迎えに行くと、娘は眠っているというか、意識がないというか、反応がありませんでした。
救急車で病院に行きましたが検査で異常は見つからず、疲労と心労との診断でした。

意識のない娘の姿は、「今までスルーしてきた色々なもの、嫌なものを味わうぞ!」と決めておきながら、抵抗しては目の前を感じないようにしている私の姿と重なりました。

次の日はちょうどLifeコース最終日。
講師から「娘さん、なぜ頑張ったのかな?」と尋ねられました。
私は、自分が就職したときのことを思い出しました。
あの頃(入社後の研修期間中)仕事が嫌で会社に行きたくなかった。
でも、母にこんなこと言ったら悲しませるのではないかと思い、言ってはいけないと頑張っていた挙句に肝炎になり入院しました。
「娘と、あの時の私の“辞めたい、辛い”という気持ちが同じだ!」と自分と娘が重なりました。

また、小学校の低学年の頃から宗教に熱心だった母は、私のことなど見向きもしてないように感じました。
「お母さんに認めてもらいたかった、私だけをみてほしかった!」ずっと抑えていた気持ちが一気に溢れ出しました。それは娘も同じ。
「娘さんに何と声をかけたいですか?」と聞かれ、
「そのままでいいんよー」と答えていました。
初めて感じられた母の気持ち。私が自分自身に最も伝えたかったことでした。
全ては娘が倒れてくれたおかげ。
「いいもわるいもない、プロセスでしかないんだな」と思いました。

娘も、このおかげで仕事を休むことができ、以前から「ミラクル☆カウンセリングを受けた~い」と言っていたのですが、タイミングよく受けることができました。
そして、「先輩は私そのものだった~何の問題もなかったわ~!」と帰宅してきました。
その晩、あんなにひどかった手荒れがきれいになっていてびっくりしました!

娘のカウンセリングは娘ではなく、私そのもの。親子で同じ葛藤を抱えてたなんて。
そうなると、私の母も私と同じ思いを持ち生きていたのか、と代々続くパターンだとわかりました。

その後、娘が「ミラクル、ミラクル♪」と仕事から帰って来ました。
先輩と二人きりになったとき、
「初めての後輩にちゃんと指導しないと、と考えていたら言い方がひどくなってしまっていたことが今回のことで気付けたよ、ありがとう♪」と思いがけない言葉が…。

今までは私の目の前にはいつも「怒りまくる人、自分勝手な人、平穏をぶち壊す人」が出てきました。
その度に私は顔色を気にしてオロオロし、平穏な毎日のためには私さえ我慢すればいいとやればやるほど苦しくなり、いつも悩んでいました。
しかし、目の前は「バランスを崩しているよ」と教えてくれているだけ。
そう思うと、今まであんなに問題にしていたことが笑えてきました。
あんなに悩んでいたのが今では遠い昔の話のように娘と笑って話しています。

講師をはじめ、Lifeコースの仲間、そして、私のまわりのすべての人のおかげでしかない、全ては感謝でしかありませんでした。ありがとうございました♪

(姪)
私はこの春就職し、先輩と同期との人間関係に悩んでいました。

先輩は、行動するごとにいちいち小言を言ってくる、何でも私のせいにする、自分のミスを絶対に認めない。
いつも監視され、私がトイレに行って電気を消していないことですらも言ってきました。
一方で就業後、自分に用事があるとお客様を早く帰らすよう指示、営業終了間際のお客様には嫌そうに接する、相手によって態度がまるっきり違うのに理不尽さを感じていました。

同期はとにかく仕事をしない、動かない、使えない、嫌な事はしない。
存在そのものが邪魔に思えました。

やりたい仕事でもない、いつ辞めてもいい、とにかくこの状況から抜け出したい!と思い詰めていたある日、職場で倒れてしまいました。
「あ、これで辞められる」と感じていました。

翌日は仕事を休みました。
そしてそんな私を父が寿司屋に連れていってくれました。
「死ぬくらいなら辞めてもいいんだよ。大丈夫、俺や母さん、みんながいるから。でも一つ言っておく。結局職場を変えてもまた同じような人がやってくるからね。」
“辞めるな”と言われると思いましたが、ミロスを知らないはずの父の発言が全く違うのに驚きました。

そして、就職してから月曜しか休みがなくて、受けたくても受けられなかったミラクル☆カウンセリングを休んだおかげで受けることができました!

しかし、最初は話したくないし、涙がでてくる。
でも、講師の言う一言一言を聞いているうちになんか、ピンっときたんです。
「自分のことを認めてくれない、監視される、使えない」は…

あ!これ、いつもこんな自分ではダメだと思っている私自身のことだ!

監視されていると思っていたけれど、実は私も先輩や同期を監視していたし、お客様が一番のふりをして、本当はお客様のことなんて考えていなかったし、仕事もしたくなかった。
先輩の姿は、私が同期にしている態度そのものでした。

母にいつも監視されている、認めてもらえないと感じていたけれど、こんな自分はダメだっていつも自分を監視していたなんて。

ああ、なんだ、そうだったんだ。笑
どっと疲れが出てきました。

次の日、正直行きたくない身体を起こしながら職場に向かいました。
なんと、あの先輩が「大丈夫?心配したんだからね!」って
同期も私が今まで一人でしていたことを手伝ってくれる!…ありえません!

後日、先輩とふたりきりになったとき「初めての後輩でどうしたら成長してくれるのかなって、考えているうちにきつく言ってしまって、ごめんね。」って。
本当はこんなに思われていたとは。

どんな自分でも見守ってくれている父の愛に触れることができ、また先輩の思い、同期に感じていたものの正体を知ることができ、もともと愛されていて、自分を嫌う必要がないとわかり、自分を好きになりました。ありがとうございました。


この二人の体験を通して、私が感じたものですが…
以前、私がホテル開業準備をしていた前職での自分を思い出したのです。
それは、束縛と監視、理不尽な扱いの中、ダメ出しをし続けた自分。
車での帰宅中“このまま突っ込めば楽になる、辞められる”と心身ともに疲れ切って、逃げたいけど逃げることを許せない自分と重なりました。
私は結局開業半年後、職場が落ち着いた頃に退職しました。

しかし、その3か月後、今度は弟も私と同じようにパワハラで突然会社に行けなくなったのです。
自分さえ我慢すればいいと、我慢を重ねての限界だったのです。
義妹からの電話で駆け付けた私が見た弟は、自分を責め“ごめん、ごめん”と、義妹や姪たちに、謝る力のない自分を責め続ける弟の姿でした。
この時、私ごととしてミラクル☆カウンセリングを受け、義妹や姪ともその内容をシェアしたことで、ミラクル☆カウンセリングの数日後にミラクルが起きました。
それは、弟の上司から、弟の功績を認めていること、復帰しやすいよう環境を整える…という連絡で、まもなく復帰し現在に至ります。

“自分にダメ出しをし、周りに認めてほしいと我慢して頑張る”
…義妹の生家にも、我が家にも脈々と流れている葛藤…
今回の姪の出来事もまた同じものだと感じました。

そして義妹も弟も姪も、そして私自身も、自分や家族に起こったことを通して、気づきをシェアし受け取りあいながら、家族の愛を感じ、笑いあえる現在…
本当にミロスとの出逢い、ご縁が繋がったすべての人に感謝しかありません。
本当に有難うございました。

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