（S･Yさん 40代女性 兵庫県在住）
どうしても娘には俯瞰力が弱い自分。
見守るだけで良いはずなのに…エゴの親心から動いてしまうのは、自分のように傷ついて欲しくないからだ。
娘にも“テーマがあり、プログラムがある”自分にＯＫ出せると娘に対して、捉え方が大きく変わり、不安も期待も消え安心してゆだねられました。
もう思考が作り出したバーチャルな世界は終わりです。
『自分にOKを出せたら…』
ミロスの講演会を受講したことで、自分の中の大きな変化があったので表現させて頂きます。
自分のテーマが、ミロスシステムに出合うまで、そのテーマが反転した世界を生きていたことを知りました。
システムに出合い…
それまでの人生の反物質を知り、過去に遡ってすべてが愛と感謝の経験に変わってしまったこと。
今、自分にとって、すべてのご縁と経験が必要だったということ。
その受講中に、本当に自分のテーマ通りに完璧なプログラムになっていたことを実感しました。
これまで言葉にしてきた「テーマ」、「プログラム」というものを、今回は、更に高次な次元から俯瞰して見ることができ、自分のすべてに、OKを出すことができました。
そして、自分にOKがだせたことで、 “娘”のことについても、捉え方が大きく変わりました。
私は子どもの事に関しては、どうしても俯瞰力が弱く、こんな言い方は失礼ですが、特に娘が小学校に上がってからは、まるでミロスを知らない親のように、子どもに接している自分がいました。
他の子どもと、つい比べてしまう、何かができなければなんとかしようと動き、わが子の方が優れていれば安心感、優越感を感じている。
娘のことも、娘を取り巻く環境についても、自分とは分離した外側の世界になっていました。
いつも笑っていられるように、心配し、“良い人生を歩んで欲しい！”と願い、いろいろと動いてしまう。
それが親のエゴであり、自分の傷や不安、劣等感、欠乏感がわが子に映っていることを知っていながら、やめられない。
「こんなのはミロスとは違うんだけどなあ…」と、いつも頭の中でつぶやいていました。
そして、その偏った想いはいつも反転し、さらに私のエゴが膨れ上がるような状況をつくり出していました。
でも、受講中に「人生のテーマ通りに完璧なプログラムを生きている」ことがはっきりと理解できた時、ハッとしたのです。
なぜ子どものためにと動いてしまうのか？
それは自分の人生にＯＫを出せていないからでした。
“自分のように傷ついて欲しくない、遠回りしてほしくない”
良い人生を送ってもらいたいと思うから、いろんなものを与えようとしていました。
しかし、これこそが自分にＯＫを出せていない証拠でした。
ミロスに出合い、親との確執も溶け、思い込みでつくりあげた過去もなくなり、親の愛も受け取り、すっかりＯＫを出せていると思っていただけに衝撃でした。
確かに人生いろいろあったけれど、その反転した世界も自分が選んだテーマに添ったものであり、思考がつくり出したバーチャルであることもわかった。
そして、今こうして本当に求めた人生を歩んでいる。
受講中にどんどん安心感に包まれ、終盤では「今の自分にOKがだせる！」と万歳している自分がいて、それと同時に、娘に対する不安も、期待も消え、彼女のプログラムに安心してゆだねられたのです。
娘にもテーマがあり、プログラムがあり、システムを知っている私たち夫婦を選んで生まれてきている。
それを見守るだけでいい。
今まで私のエゴの親心が、彼女のプログラムを邪魔していたのだとはっきりしました。
嬉しくて家に帰り夫に話すと、その様子を見ていた娘が嬉しそうに笑っていました。
そして、夫に話した後、娘を見ると、すごく大人びて見えたのです。
どちらかというと幼い振る舞いをする子だったのですが、行動も発言も大人っぽくしっかりした子に変わっていました。
私がこれまで見ていた娘も、思考のトリックの中で見ていたバーチャルだったのだと思いました。
ちょうど、そのすぐ後に9歳の誕生日を迎えた娘に、
「9年間生きてきてどうですか？」と夫が聞くと、
「生まれてきてよかった。こんなに優しい家族で、選んできてよかった」と言ってくれました。
そういえば、３歳の頃に「どうしてここに生まれてきたの？」と聞いたときも、
「パパとママが大好きだから。お空から見つけたから」と言ってくれたことを思いだし、本当に自ら決めたプログラムがあることを深いところで感じました。
ミロスは、子どもを持つ親に知ってもらいたい。
自分でもその必要性は感じていましたが、今回の体験を通して、親が自分自身にＯＫを出すことで、子どもは自ら選んできたプログラムを、素直に体験していくことができるのだと実感しました。
