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(C・Hさん 30代女性 宮城県在住)

“全ては自分自身の解体”これこそが彼女がミロスに突き進んでいた理由でした。
父の母に対するDVがきっかけで、一家離散の原因となった父のことが亡くなっても尚、許せなかったのに…今では父に対する“恐怖と抵抗感”がガラクタとなって消えました!
と 言い“自らが仕組んだ愛を知るストーリー”を知る為にこの両親を選んだとまで思うほど彼女の人生は、新しい思考様式に塗り変わり、感謝が溢れているようです。


『父に対する抵抗感が消えた!』

ミロスに出会って、様々なカリキュラムを受講して、ミロスに突き進んできたのも、理由はたったひとつ。
“全ては自分自身に向かうため”でした。

特に最近は、ほぼ毎月ミラクル☆カウンセリングを受講しています。
それもひとえに“自分の解体”の為です。
思い起こせば沢山の自分の変化を体験していました。
感謝の気持ちで表現いたします。

3月18日に父が亡くなりました。肺塞栓のため急死でした。父が会う約束をしていた友人によって発見されました。
私の両親は、父の母に対するDVと、借金の問題で離婚をしています。
一家離散の原因となった父親のことが、私は大嫌いで今まで生きてきました。

母は離婚後、一家離散になっていても、父とは連絡を取り合っていたんですが…
実は、私はそのことを知る度にとても恐怖だったのです。
“母が父と一緒にいる!”そのことに対して恐怖しか感じませんでした。
MWMコースを修了してもなお、私は父のことだけは絶対に許せないでいました。

父が亡くなったのは奇しくも兄の誕生日。
兄が喪主で執り行われた葬儀。父は火葬になりました…
しかし私だけは、その場に顔を出すことが出来ずにいたんです。

私は実の父の死に立ち会っているのに、なんと無関心で何も感じるものがないことに一抹の不安も覚えました。
ミロスに出会ったのに…
“ミロスで生きる!”と決めた自分なのに、父を許せていないなんて…。

我に任せて、エゴに負けた自責の念さえありました。
しかし同時に“父を許したい気持ち”があることにも気付けたんです。
講師にそのことを正直に話してみると、次のような返答が返ってきました。
“父を許せなかった自分へのジャッジや、父を許したい自分への拘り。それそのものが必要ないのよ”と…
私は“父を許そう”とすることから同時に“父を許せなかった”自分へジャッジしていることに気付かせてもらえ、同時に、ただただ今ここに在る自分自身に向かうという、とてもシンプルなところに立ち返ったと記憶しています。

それは
“父を許すのではなく、今の自分自身をありのままに認めること。”
実はそれが本当の許しだと初めて知りました。
この瞬間に、いつもの自分の判断やジャッジを手放し始める以外に、することはなかったと思います。
私は“自分自身を知る!”と決めたのです。

葬儀が終わり、そこから色んな気持ちの変化が出てきました。
“色々な片付けがまだ残っている。”そう母と兄から聞かされたときのこと。
“私も一緒に手伝おう!”となりました。
父の死や父に関して、逃げないで向かっていく方向性に自然に身体が動き出したのです。
残っていた葬儀後の片付けに、意識的に参加しました。
どんどん片付いていく父の部屋、49日までの段取り。
私の見ている世界から、『恐怖と抵抗感』がガラクタとなって、見事になくなっていきました。

ミロスがなければそれは出来なかったです。
父に対して無関心だった私が、自分自身の内側を知ることに向かって初めて、
“内なる父性”に関心を持ち始め、初めて関与していくことになったと思います。
残っていた片付けとは、私の中に最後まであったエゴという偽りの自分だったと理解できました。

父は一家離散後、家族とも親戚とも、誰とも連絡を取っていませんでした。
母以外の誰ともです。

父が亡くなるまでの兄と私は、両親の結婚や離婚について話すといつもこう言ってたんです。
“親父が死んでも絶対会わない!”
“1人で死んでほしい!”
“葬儀なんてしない!”と…

しかし実際は、兄と母はずっと父の側から離れず、葬儀には兄達の子供も親戚も沢山の方々が来てくれていました。
それはそれはとても賑やかで楽しい葬儀だったと話してくれました。

この時まで断絶や絶縁を信じ込んできた私でしたが、父の葬儀を通して垣間見た事実に
“そんなものは本当にあるのだろうか?”と疑いさえ出始めた程です。
又葬儀にも出なかった抵抗感一杯の私でしたが、このとき既にふと
“素直ってどういうことを言うのだろう?”と疑問が湧いたんです。

早速講師に問いかけてみると、すぐに答えがやってきました。
それは間違いなく自分自身からの答えでした。
父は最後まで自分のプログラムを一生懸命生きたこと。
そして全てがなんの間違いもなくてパーフェクトだったと言うこと。
全てはこれで良かったのだと知れました。
ずっと、つかえていたものが一気に溶け出しました。

『救いと許し』が同時に訪れ、そして最後には、感謝に変わってしまいました。
その感覚は、思考や我に囚われて、このエゴの自分に関与している間は、とても難しく勇気がいったと思います。
人間の私が父を許すことや、父の死を受け入れていくことは、【努力そのもの】な感じがしました。

しかし“現在”をありのままに認めると、そこには抵抗しがたい事実だけがあって、起こること全てはなにも悪くはない。
全ては自分自身を知るためだから。
そうすると“ひょい!”と心が軽くて、誰か何かを許すとか、受け入れるとか、そう言うのとは全く全然違っていました。
そのまま、ありのままを受け入れていくことは、本当に奇跡でした。

それから数日後のことです。
抵抗を外したのも束の間。
ある日実家に帰ると、私は“ぎょっ!”としました。
それは過去の、あの『恐怖と抵抗感』が又々甦ってくる感じです。
今迄、母の家の中には父の存在の陰りさえもなかったのに、その日はなんと!父の遺影と位牌が家の中にあったのです。

又いつもの私がそこにいました。
“如何にジャッジや判断をしまくっていることか”を嫌というほど思い知らされました。

このときも講師に相談してみると、新しい思考様式に変えていく必要があると理解できました。
それは生と死は同じ。
男と女は同じ。
離婚と結婚は同じと知ることでした。

同じとは到底思えませんでしたし、従来の思考では別々に見えていたものでした。
ずっと結婚と離婚、父と母、男と女が同じとは思えませんでした。
ずっと父と母を分けておきたかった私のエゴは、この時システムを前にして抵抗感はなく
“あ、そうなん。”という理解に変わってしまったのです。

ミロス無くしては越えれなかったことです。
ずっと抵抗してきたことですから、正に自分の乗り越えるべきテーマだったのかも知れません。
とにかく認識が軽く変わってしまったんです。

すると今度はタイミングよく、偶然講師のFacebookの記事が目に留まったではありませんか!そこに思わず震え上がるフレーズを見つけてしまいました。
書かれてあったこと、それは。
【自らが仕組んだ愛を知るストーリー】というフレーズでした。

私はようやく、自分自身が還り着く道を見つけたのです。
そうか!そうだったのか!
元々初めから知っていたのか!
目が覚めた思いです。
過去ずっと両親の結婚を否定し、父を許せなかった頃の私は“父と母が一緒になったらもう終わりだ!”と叫んでいました。

過去のカウンセリングの中で思わず飛び出たあり得ない言葉でしたが、私は自分の存在を完全に全否定していた、その言葉に愕然となったこともあります。

パーフェクトマリッジを求めている私が、実は自分の両親の結婚を否定し、完璧な結婚も完全に全否定していることを知って物凄い大きな矛盾を知った時には、それはそれは驚きました。
今なら笑えますが。(笑)
父の死という体験を通して、自分自身に戻る為に自らが設定したプログラムだった。
システムと新次元思考のお陰で、私はようやく『自分自身の存在に戻る方向性を得る』ことができたのです。

独居でアパート暮らしをしていた父でした。
ある日父の部屋の片付けをしていたときのこと。
父の部屋から私や兄弟の写真、そして孫達の写真が沢山出てきました。
ある時、相続放棄のために、父の戸籍謄本を取りに行ったら、最後に住んでいた地域の役所で“戸籍は存在していないようです”と言われました。
まさかと思い、離婚する前の地域の役所に行ってみると、戸籍は母と離婚する前の家族全員が住んでいたところにあったのです。

このことを観たときに、私の思い込みは完全に消え去ってしまいました。
“父は家族を捨てて1人逃げた。私達兄弟のことは愛していなかった。
私に父親はいない。私達兄弟は可哀想な被害者だ!”という思い込みが一気に外れてしまったのです。

今ではどう変わってしまったかというと。
“父がすぐそばにいる、いつも一緒にいる。ずっとここに在る”です。
それは今までに感じたことのない、だけどとても懐かしい安心感に包まれている様です。

先日突然ピザが食べたくなり、宅配ピザを取ったときのこと。
父の仏前にピザをお供えしたんです。
お供えして直ぐに息子が食べてましたが。(ケチらないでMサイズにすれば良かった…(笑)

こんなひとつひとつに嬉しさや感謝が湧いてくるんです。
今は何をあげても、何を話しても、そこにあるのは遺影に写った父の笑顔。
もう私の中には『恐怖も抵抗感』も一切無くなってしまいました。

“じぃじ、ばぁばのとこに帰ってきて良かったね。”
私の息子が私の母に、そう話しています。
生前の父と私の息子のやりとりを、私達兄弟に楽しそうに話す母も、又とても嬉しそうです。
同時に私も嬉しくなります。
父母の分離を信じ混んできた私でしたが、私の内側で父母は分離なくペアとしてパーフェクトな結婚として存在していました。

父と母のペアが私のところに還ってきて、元々ひとつに戻ってからというもの、職場の雰囲気も変わりました。
目の前に見ていた人間関係のギスギスは、実は私の中の“葛藤”だったなんて。
私がジャッジを発信しなければ、他の誰も発信してはこないのです。

家庭でも職場でも、何時でも何処にいたって。
なんとも穏やかで暖かい私の内側を感じています。

自分自身を知ることは、私の父母のプログラムがパーフェクトになること。
私の中で何時しか不在になってしまった父性が還ってきました。
外側に求めてきたパーフェクトマリッジは、元々私の中にあったのです。

縁で繋がった全ての方々に、ミロスで生きる喜びと感謝を込めて…

 

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