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(I・Sさん 沖縄県在住 40代女性)

教師生活20年、緊張しないで生徒と話せることって羨ましい!
面白い話の一つも出来ない自分を嫌っていたけれど、ミロスを知って漸く、相手を変える話でもなく、自分で気づくだけで良いなんて肩の力が抜け救われた気持ちになりました。
今では私の周りには生徒達でいっぱいです。


『20年間の苦労がたった一日で…』

ミロスを知ってもうすぐ1年になります。
初めて出会った時の衝撃的な出来事を話します。

高等学校の教師を20年ほどしています。
去年の今頃は「また、2学期が始まったか…」とぐったりしている時期でした。 

その頃の私は、20年近くもこの仕事をしていると思えないほど、月曜日が来るたびに緊張で朝になると決まって下痢をしながら学校に行く状態でした。
「みんなもきっと、同じように苦しいけど頑張って仕事続けてるんだろうな…」と思いながらも、生徒の前でも緊張せずに話している先生をみると羨ましくて仕方なかったです。

ホームルーム担任として、朝のショートホームルームに行く前が特に緊張のピークです。
何が一番嫌だったかというと、連絡事項が終わった後の生徒と向き合う「空白の時間」でした。
きっと「面白い話の一つも出来ない自分」を感じて、それが嫌でしょうがなかったのだと思います。
連絡事項の少ない日は「なんでこんなに連絡が少ないの(怒)」と不機嫌になる始末。

そんな状態ですから、私の側に用もなく寄ってくる生徒なんて一人もいませんでした。
“話しかけにくいオーラ”を出していたのだと思います。
いつも生徒が側に寄ってくる先生っていますよね。私はそんな先生と真逆の人間でした。

そんなある日、娘が小学校から「いじめSTOP」という題の講演会のチラシを持ってきました。
そして、何気なく講師のプロフィールを読んでビックリ!
「なんだこりゃ?」と思い、とにかくこの講演会に行って見ることにしました。

そこで聞く話は、今まで自分が知っている、どの話とも違うものだったのですが、終わったときに何故か
「やっぱりそうなんだ。自分なんだ」と妙に納得したのを覚えています。
そして、自分のクラスの中にあるイジメも、相手を変えるのではなく、自分が気づくだけでいいという話に肩の力が抜け、救われた気持ちになりました。

ご存知のように「いじめ」は学校においては非常にナーバスな問題です。
我々教師は「いじめ」に対しては対応マニュアルがあり、それに基づいて対応しなければ、保護者から裁判を起こされても仕方ないと言われています。 
しかし、「色々な背景をもつ多くの生徒たち全員を理解し、一人ひとりに合わせた対応なんて可能かよ!」とその時の私は内心怒っておりました。
「こんな状態で教師を長くは続けられないだろう」とも感じていました。
しかし、講師の話を聞き、「私が作った世界なんだ」「私が変わればいいのか!」とその時、心から安心出来たのです。
講演会が終わってからアフターがあり、そこでミロスの魅力を更に確認。

そして…
その次の日でした。
朝のショートホームルームが終わり書類を整理していると、私の周りに生徒が一人、二人…訳もなく集まっています。
「?」
「先生昨日のことなんだけどさ~」と一人の生徒は世間話を始めました。
帰りのショートホームルームでは、更に多くの生徒が教卓の周りに集まっています。
「先生、聞いて聞いて!今日○○が…」
何が起こってんの? 私に緊張がないから? その時はシステムの知識もないので何も分からず、ただ
「これは凄い!」と感じていました。

生徒たちとはその後、すっごく仲が良くなり、放課後までおしゃべりが続くこともあります。
クラスで友達同士の喧嘩があるとすぐ私のところへ相談に来る生徒たち…

「ミロスに触れただけでも変化があるよ」と講師はおっしゃってました。
これは、私が最初にミロスに触れた時の出来事です。
でも、その後の大きな変化に繋がる大事なものでした。

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