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(K・Kさん 20代女性 東京都在住)

「男の人が、私だけを見てくれるなんてあり得ない!」と信じて疑わなかった彼女。
強烈にマイナスを嫌い、別れることで悲しい思いをするくらいなら恋愛なんてしなければいいと思っていたけれど、プラスさえも遠ざけていたことに気づきました。
「今まで楽しくなかった。恋愛したかった!」とやっと言えて、彼女の呪縛が取れた瞬間となりました。


『傷つくのが怖かった!』

私には3歳上に姉がいます。
ミロスに出合うまで姉と楽しく話せたと感じたことがありませんでした。
姉に感じる強烈な劣等感があり「学歴、容姿」といった外見的なことは全て負けていたと思っていた分、私は知らず知らずのうちに、中身で負けないように、人格者であろうとし続けてきました。
しかし、その劣等感からくる「お姉ちゃんに負けたくない」の裏にあったのは、姉に対する大きな「憧れ」でした。
それが確かにあったことに気付いたとき、憧れを抱いていた自分が何だか可愛く思えたのと同時に、何年間もこびり付いていた姉に対する嫌な思いが一瞬で消えてしまいました。
考えたら、高校受験も姉が進んだ学校を目指し、大学受験も姉が合格した大学を目指していました。
大学に入学したとしても、学年的には1年しかかぶらないのに、「姉と同じ大学でキャンパスライフを送りたい」という単純な理由だったことを思い出しました。
それが「憧れ」だったと気付くと、何の抵抗もなく姉妹で一緒にショッピングに行く日が来て、物心ついた頃から仲の悪かった私達にとってまさに凄いことでした!

今回、姉に対して感じていた「遠慮していた」ということも何故遠慮するのかを考えてみました。
「私の方が母と深いところで繋がっているから、それを姉に感じさせて寂しい思いをさせたくない」と思っていた。
だから、私は母に対して無愛想な態度をとって、母が姉と仲良くさえしていてくれたら良いと思っていた。
私はいいから、姉に寂しい思いはさせたくない。
母の一番の理解者になることに遠慮していた。

でもそれも、愛情の奪い合いだった。
私は、まともに喋らないのに母とは精神的なところで深く繋がっていることを強烈にプラスとしていた。
直接的にコミュニケーションをとることよりも、精神的なところでの繋がりをプラスだと考えていた。
それが私の「愛」の形になっていた。

なので、恋愛も全く同じだった。
お付き合いはしなくていいから、想っているだけでいい!
付き合えたら付き合えたでいいし、付き合えなかったら付き合えなかったでもいい。これが私の口癖だった。
中学生の頃から思っていたことは、こんな感じでした。
いつか人は別れて悲しい思いをするんだから、そもそも付き合わなければいいやんと…。
せっかく好きになるくらい気の合う人に出会えたのに、付き合ったせいで、いつか別れて気まずくなるなんて嫌だ!と…。
そうなるくらいなら、ずっと気の合う友達のままがいいと…。

そんな私がLifeコースに参加しました。
そこで、講師からこんな質問がされました。「なぜ結婚したくないか?」でした。

そもそも、私はこんなことを1mmも考えたことがなかったのです。
まだ結婚する実感を持つ歳じゃないと、当然のように思っているし、
そもそも結婚したいか?したくないか? なら「結婚したいんだ」と当たり前に思っていました。
それなのに「なぜ結婚したくないか?」と考えてみると…
次から次へと結婚したくない理由が噴き出てきました。
その中でも一番根幹にあったのは「男の人がずっと私を好きでい続けてくれるわけがないしありえない!絶対飽きられる」という恐怖だった。
自堕落でテキトーな自分に、いつか絶対幻滅される。
男ウケする中身じゃないし、女らしくて魅力的な人なんて、この世にごまんといる。
そんな中で私一人だけを見ていてくれるなんて絶対にありえない、と信じて疑わなかった。
どうせ別れてしまうに決まっているんだから、付き合いたくなんてないと…
悲しい思いをするくらいなら、はなから恋愛なんてしなければいいと…
結論は同じだった。「だから結婚したくないんだ!」

自分には当たり前の思考すぎて気づかなかったが、強烈にマイナスを嫌っていたのだ。
だから、プラスも味わえなかった。
恋愛の楽しさなんて味わえなかった。
マイナスを避けた分、プラスも遠ざけたのだ。
マイナスがあってもいいじゃなく、マイナスがなければプラスもない。
「マイナスがあるからプラスを感じられる!」
どうしてこんなこと、気づかなかったんだろう。
思いっきり恋愛をしたら楽しいんだろうなとは分かっていた。
でもそれ以上に、マイナスを味わうことが怖かった。

これまで「恋愛したい!」だった。
どうあがいても「~したい」の位置から抜け出せなかった。
でも、システムを知り自分の頑なな思考が外れたときに初めて「あ、やっと恋愛できる」という安心が心の底から湧いてきた。
この安堵に身を委ねていたらいいと思えた。

相手なんていなくても、1人で楽しめる自分が好きだった。
でもマイナスを嫌ってきた分、プラスも味わえなかったんだと気づいたお陰で、
それが勘違いだったんだと知った。

「これまで全然楽しくなかったです。恋愛したかった」

この言葉が反射的に口からポロっと出た瞬間、涙が止まらなくなった。やっと呪縛が解けた気がした。
「恋愛してる未来が用意されたんだね。おめでとう」という講師の言葉を素直に受け取れる自分がいた。

ミロスに触れなかったら、一生この頑なな思考に憑りつかれていたはずです。
本当に本当に、ここから出していただき良かったです。

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